概要・あらすじ
「女性はみんなお姫様」という企業理念を持つ大手化粧品メーカー「株式会社HIMELIA」には、一握りの人間しか存在を知らない「王子課」と呼ばれる部署があった。それは、顧客の中から抽選で選ばれた女性を「姫」として扱い、彼女たちの望みを何でも叶えようとする王子たちが集まる部署だった。王子課に所属する皇木ミカドは入社して2か月の新人王子。やる気はあるが、お調子者であることと、仕事の経験の少なさから、同僚からもあまり信頼されていない。行動が空回りすることも多く、失敗続きのミカドだったが、そんな彼も徐々に経験を積み、一人前の王子へと近づいていくのだった。