あらすじ
谷口、入部(第1巻)
墨谷高校野球部の練習を毎日のように見学している少年・谷口タカオは、中学時代に野球をしていたが試合中の無理がたたって指を骨折し、野球を断念していた。野球部のキャプテン田所は毎日のように見学に来る谷口に野球部への入部を勧めるが、谷口はその申し出を拒否してサッカー部へと入部する。サッカーでも独特のセンスを発揮する谷口はたちまち中心選手になるが、それでも彼にはまだ野球への情熱がくすぶっていた。谷口の野球に対する気持ちを知ったサッカー部のキャプテンは、谷口に野球部に入るように説得する。その説得を受け入れた谷口は改めて田所に相談し、野球部へと入部するのだった。
予選はじまる(第2巻~第4巻)
谷口タカオが加わった墨谷高校野球部は、夏の甲子園出場を目指す予選へと臨む。墨谷高校の一回戦の相手は京成高校だが、一回戦敗退が続いている墨谷高校はまるで勝とうという意識がない。だが谷口は事前に京成高校を偵察し、その弱点を突いた戦略を墨谷高校ナインに授ける事で見事に勝利へと導く。さらに続く二回戦では城東高校と対戦、この試合でも谷口は効果的な作戦を立案し、墨谷高校は三回戦へと進出する。しかし三回戦の相手は、甲子園出場の常連校である強豪・東都実業高校だった。
東都実業高校との対戦(第4巻~第7巻)
東都実業高校との試合の前日、谷口タカオは骨折で曲がってしまった指でボールを投げると、フォークボールになる事に気づく。翌日の試合において、谷口は先発をエースの中山に任せるが、中山は東都実業高校打線につかまり大量失点を喫してしまう。それを受けて谷口はリリーフとして登板し、前日に身につけたフォークボールで東都実業高校打線を抑え込む。それに応えて墨谷高校打線も東都実業高校のピッチャーを攻略し、点差を少しずつ縮めながら東都実業高校にプレッシャーをかけていく。粘る墨谷高校は9回に2点差にまで追い上げるが一歩及ばず試合は負けてしまう。これまで一回戦敗退が常だった墨谷高校は三回戦進出という大躍進の結果を受けて、地元からは来年に向けて大きな期待が寄せられるようになる。
新チーム始動(第7巻~第8巻)
夏の甲子園出場の予選は三回戦で敗退したものの、墨谷高校野球部は来年に向けての練習を開始していた。そんな中、練習中に肩を痛めた谷口タカオは、キャプテン田所の紹介で病院で診察を受ける。そして谷口は医師から中学時代に骨折のために曲がってしまった指を診てもらい、真っ直ぐに治してもらう。指が完治した事で心おきなく野球に打ち込めるようになった谷口は、田所から新チームのキャプテンに指名される。上級生を差し置いてキャプテンになる事に驚く谷口だったが、その上級生達は快く新キャプテンの谷口を受け入れ、こうして墨谷高校は新チームが発足する。しかし、3年生が抜けて部員が減ってしまった野球部はまともな練習ができなかった。そこで谷口は来年の春を待たずに新入部員を募集する事にする。その結果、中学時代のライバルだった倉橋をはじめ多くの部員が入部する事となり、改めて墨谷高校の新チームは来年の甲子園出場を目指して始動する。
新入部員の台頭(第9巻~第12巻)
倉橋をはじめとした新入部員が加わった墨谷高校野球部は、その倉橋の提案で川北商業高校との練習試合を行う事になった。何度か甲子園にも出場した事もある川北商業高校は全国レベルの実力があり、墨谷高校は序盤に大量失点を奪われ、そのうえ相手投手には完全に抑えられてしまう。しかし、谷口タカオの活躍もありそれ以降は失点もなく、9回の攻撃ではついに初得点をあげる事に成功する。さらに追加点を狙う墨谷高校だったが、大量の点差を追いつく事はできず敗北を喫する。しかし谷口と倉橋は、終盤の追い上げに新チームの手応えをつかむのだった。春になり、新1年生が墨谷高校に入学して来る。その中には倉橋の後輩の松川や、かつて墨谷二中で谷口と共に野球部で活躍したメンバーもいた。新たなメンバーが加わった墨谷高校野球部は、城東高校との練習試合に臨み見事に勝利、そのままの勢いで夏の甲子園予選に挑む。
墨谷高校快進撃(第12巻~第15巻)
夏の甲子園出場を目指す予選が始まった。谷口タカオ率いる墨谷高校野球部は、初戦の言問高校をコールドで下し、続く大島工業高校にも勝利を収める。三回戦に進出した墨谷高校の相手は、シード校の強豪校・聖陵高校。墨谷高校の先発として登板した松川は、序盤に聖陵高校の攻撃で3点を失い、さらに中盤にも2点を奪われてしまう。5点もの差をつけられた墨谷高校だったが、回を追うごとに少しずつ聖陵高校の投手を捉え始める。リードしているものの、粘り強いバッティングを見せる墨谷高校の選手達に追い詰められていく聖陵高校は、味方のエラーなどミスが相次ぐようになる。そして平常心を失った聖陵高校のエースは、墨谷高校の攻撃を抑える事ができずに試合は墨谷高校が逆転勝利を収める。
強敵・専修館高校(第16巻~第18巻)
ついに予選の五回戦にまで駒を進めた墨谷高校野球部の次の相手は、強力打線と抜群の投手力を誇る専修館高校。これまでの専修館高校の試合を見てきた谷口タカオは、専修館高校対策として至近距離でのノックや打撃練習を始める。さらに試合前にライバル校の一つである東都実業高校の選手から専修館高校の研究メモを渡された谷口は、そのメモをもとに専修館高校との試合に臨む。優勝候補の一角として数えられる専修館高校は、前評判通りの実力を見せつけ墨谷高校から早々と先取点を奪うが、墨谷高校もまた後続を断ち白熱の投手戦となる。試合は接戦のまま9回までもつれ込み、数少ないチャンスをものにした墨谷高校が専修館高校に勝利を収める。こうして墨谷高校は準々決勝へと進出するが、ここまで進めると思っていなかった墨谷高校のナインはその実感のないまま試合に臨み、対戦相手の明善高校に為す術なく敗れてしまう。
墨谷ナイン新編成(第19巻)
夏の予選は準々決勝で敗れ、3年生が引退した墨谷高校野球部の部員は試合ができるギリギリの9人になってしまう。そんな中、中学時代に谷口タカオの後輩だった丸井が編入して来る。中学で谷口の後輩としてプレイしていた丸井は、尊敬する谷口と共に野球を続けるために墨谷高校の編入試験を受けていたのだ。早速野球部に加わった丸井は、その守備力の高さを見せつけ早々とセカンドのレギュラーとなる。それでも人数が1人増えただけで、選手層が薄い事に変わりはない墨谷高校野球部だったが、ムードメーカーの丸井の加入で野球部そのものの空気も変わっていく。そんな野球部の状況を見た田所ら墨谷高校のOBは、近所にある河川敷のグラウンドを野球部の練習に使えないかと交渉し、1年間借りる事に成功する。学校のグラウンドだけでなく河川敷のグラウンドでも練習できる事になった墨谷高校野球部は、さらに練習に励み新チームにとって初めての公式戦となる秋季大会へと臨む。
甲子園への道(第20巻~第22巻)
秋季大会のブロック予選が始まった。順調に勝ち進んだ墨谷高校野球部はブロック予選の決勝戦で東都実業高校と対戦する。接戦の末にブロック予選に優勝した墨谷高校は、秋季大会の本大会でもベスト8へと躍進する。今や押しも押されもせぬ強豪校の仲間入りを果たした墨谷高校だったが、その状況に野球部部長の教師は勉強が疎かになっていないかと、谷口タカオに苦言を呈する。学生の本分は勉強であるという教師の言葉を受け入れた谷口は、なんとか野球と勉強との両立をさせようと考える。そんなある日、墨谷高校野球部OBの田所は、中学生ながら素質ある投手の井口を見つける。中学時代にその井口と対戦した事のある丸井は、井口が優れた投手である事を語り、田所はそんな井口を墨谷高校へとスカウトする。春になり、その井口が墨谷高校へと入学、さらに谷口や丸井の中学時代の後輩だったイガラシも加わり、谷口は甲子園への決意を新たにするのだった。
登場人物・キャラクター
谷口タカオ (たにぐち たかお)
墨谷高校野球部部員。ポジションは三塁手・投手。中学生時代、キャプテンを務めた墨谷二中野球部で全国制覇を遂げたが、その際に怪我を押して投げ続けたため、後遺症で指が曲がったままとなり、球をまともに投げられなくなる。高校は地元の墨谷高校に進学。サッカー部に勧誘されて入部し、持ち前のガッツでレギュラー候補となるも、野球への思いが断ちきれず、あらためて野球部に入部する。 一塁への送球をゴロで行うことで守備の問題を解決するが、その過程で、投げた球がナチュラルなフォークボールとなることを発見し急遽投手へ抜擢される。地区予選3回戦の東都実業戦では、ふらふらになりながらも、あと一歩のところまで追い詰める。 2年生になると下級生ながらキャプテンに抜擢され、同時に手術によって指も治り、エースで4番として墨谷高校野球部を引っ張っていく存在となる。
田所 (たどころ)
墨谷高校野球部部員。ポジションは捕手。谷口タカオの2年先輩。タカオが1年生の時のキャプテン。面倒見が良い性格だが、野球に対してはさほど熱心ではなく、東都実業戦を前に練習を増やすべきだというタカオに対し、学業優先を主張した。卒業後は家業の電器店を継ぎ、OBとしてちょくちょく野球部に顔を見せている。
倉橋 豊 (くらはし ゆたか)
墨谷高校野球部部員。ポジションは捕手。谷口タカオと同学年。野球部に入部したものの、やる気のなさに見切りをつけ3日で退部。その後は草野球チームなどを転々としていたが、タカオに勧誘されて再入部を果たした。言いたいことをずけずけという性格で、相手の反感を買うことも多い。捕手としてだけでなく、打者としてのスキルも高く、タカオとともにチームを支える存在。
中山 (なかやま)
墨谷高校野球部部員。ポジションは投手。谷口タカオの1年先輩。タカオが入部するまではチーム唯一の投手。コントロールは良いが、球速・球威ともに平凡。精神的に弱く、緊張するとコントロールが甘くなる。打者としては優秀で、専修館戦ではサヨナラヒットを放った。
山本 (やまもと)
墨谷高校野球部部員。ポジションは右翼手・一塁手。谷口タカオの1年先輩。最初は右翼手だったが、タカオがライトを守った際に一塁に入り、そのまま一塁手となる。専修館戦では、ダブルプレーを焦ったエラーで墨谷高校を大ピンチに追い込んでしまうが、直後にエラーを帳消しにする大ファインプレーを見せている。
太田 (おおた)
墨谷高校野球部部員。ポジションは遊撃手・中堅手。谷口タカオの1年先輩。100mを12秒台で走る俊足の持ち主。守備範囲が広く、肩も強いことから3年生の時はタカオの勧めでセンターにコンバートした。
山口 (やまぐち)
墨谷高校野球部部員。ポジションは左翼手。谷口タカオの1年先輩。長打力が持ち味で、打順は5番に入り、倉橋、谷口と墨谷高校のクリーンナップを形成している。聖陵戦ではサヨナラホームランを放った。
村松 (むらまつ)
墨谷高校野球部部員。ポジションは中堅手。谷口タカオの2年先輩。調子に乗りやすいところがあり、京成戦ではバントのサインを無視してヒッティングに出たりしている。
横井 (よこい)
墨谷高校野球部部員。ポジションは二塁手・遊撃手。谷口タカオと同級生。2年生の時はセカンドを守っていたが、3年生になるとショートにコンバートした。その他、メンバーによってはレフトやサードを守るなどのユーティリティプレーヤーぶりを見せた。
半田 (はんだ)
墨谷高校野球部部員。ポジションは右翼手控え。谷口タカオと同級生。分析能力が高く、対戦相手のデータ収集で活躍する。専修館戦では、東実からもらった専修館に関するメモ書きから、敵ピッチャーの弱点を見抜いてチームに貢献した。
鈴木 (すずき)
墨谷高校野球部部員。ポジションは右翼手控え。当初はダイエットのために入部したため、練習についていくのがやっとだったが、徐々にうまくなっていき、半田と右翼手の座を争う。後に二塁手に転向するが、丸井にポジションを奪われ、再び右翼手控えに回る。
戸室 裕之 (とむろ ひろゆき)
墨谷高校野球部部員。ポジションは左翼手。谷口タカオと同級生。打順は下位に入ることが多いが、ミートはうまい。肩が弱いということもあり、先発メンバーによっては、控えに回らされることも多い。
島田 (しまだ)
墨谷高校野球部部員。ポジションは右翼手・中堅手。谷口タカオの1年後輩。墨谷二中で地区大会優勝を果たした時のメンバー。1年生の時から右翼手のレギュラーを獲得。2年生になるとセンターにコンバートしている。
加藤 (かとう)
墨谷高校野球部部員。ポジションは一塁手。谷口タカオの1年後輩。墨谷二中が地区優勝した時のメンバー。島田とともに墨谷高校野球部に入部するが、島田に比べて出遅れ気味で、レギュラーになったのは2年生になってからだった。
松川 (まつかわ)
墨谷高校野球部部員。ポジションは二塁手・投手・三塁手。谷口タカオの1年後輩。中学時代は倉橋とバッテリーを組んでいた。タカオが投げる時はセカンドに入るが、投手として先発登板することもある。丸井が入部した後はサードを守るようになった。
丸井 (まるい)
墨谷高校野球部部員。ポジションは二塁手。谷口タカオの1年後輩。墨谷二中が地区大会で優勝した時のキャプテン。高校進学時に墨谷高校を受験するも不合格。朝日高校に通っていたが、1年の秋に編入試験を受けて墨谷高校に入学する。
五十嵐 (いがらし)
墨谷高校野球部部員。ポジションは遊撃手。谷口タカオの2年後輩。墨谷二中が全国制覇した時のキャプテン。中学時代には投手と野手を兼任していたが、墨谷高校野球部では、内野手の補強をしたいというタカオの考えから野手に専念する。
井口 源次 (いぐち げんじ)
墨谷高校野球部部員。ポジションは投手。谷口タカオの2年後輩。中学時代は江田川中のエースとして、五十嵐率いる墨谷二中の前に立ちはだかった。足が遅いのが弱点で、タカオにウェイトを絞るように言われた。野手としても優秀で、谷原高校との練習試合では中堅手として守備についている。 カッとなりやすい性格で、切れると相手かまわず突っかかってしまう。
部長 (ぶちょう)
墨谷高校の教員で野球部の顧問(部長)。名前は不詳。甲子園を知らないなど、野球に関してはまったくの素人だが、野球部員たちの成績を案じており、練習後に勉強会を開くなどして部活動と学業の両立をサポートしている。
藤井 (ふじい)
城東高校野球部部員。ポジションは投手。谷口タカオの1年先輩。タカオが1年生の時、夏の大会の2回戦で対戦して敗北している。その後、墨谷高校との練習試合では松下の後を受けて登板しているが、滅多打ちに遭う。
松下 (まつした)
城東高校野球部部員。ポジションは投手控え。谷口タカオと墨谷二中時代のチームメイト。タカオの実力をよく知っており、十分に注意するよう野球部の先輩たちに進言した。墨谷高校との練習試合では先発。ドロップを覚えるなど、進化した一面を見せたが、墨谷高校には通じず1回でノックアウトされた。
中尾 (なかお)
東都実業高校野球部部員。ポジションは投手。谷口タカオが1年生の時の同校のエース。バッターとしても優秀で4番を打つ。夏の大会では墨谷高校に攻略されるも9回を投げきり、勝利投手となっている。
佐野 (さの)
東都実業高校野球部部員。ポジションは投手。谷口タカオの1年後輩。元青葉学院のエースで、丸井率いる墨谷二中と地区大会決勝で激闘を繰り広げた。東都実業進学後、1年生の秋季大会で墨谷高校と対戦。アンダースローの速球派だったが、球速にさらに磨きをかけている。
西田 (にしだ)
星陵高校野球部部員。ポジションは捕手。キャプテンで4番を務める。夏の大会の4回戦で墨谷高校と対戦した時、走者の邪魔になるよう、走塁線上にキャッチャーマスクを置くという、ルールすれすれの妨害技を仕掛けたりしている。
百瀬 (ももせ)
専修館高校野球部部員。同校のエース。快速球と大きく曲がるスローカーブが武器で、墨谷高校を苦しめる。タカオが東実からもらったメモから攻略法を見いだされ、試合終盤では墨谷高校の攻勢を受ける。
相木 (あいき)
墨谷高校サッカー部主将。高校進学後、部活に入らずに野球部の練習ばかり見ている谷口タカオを見かねてサッカー部に誘った。サッカーに対しても一生懸命なタカオをレギュラーにしようとも考えたが、野球への思いが断ち切れていないことを見抜き、あえてサッカー部からの退部を命じて、野球部入部へのきっかけを作った、。
集団・組織
墨谷高校野球部 (すみやこうこうやきゅうぶ)
『プレイボール』に登場する野球部。地区予選で5年連続1回戦負けという弱小チームで、毎年、3年生が引退すると定員割れしてしまう。キャプテンの田所をはじめとした部員たちも野球への意識が低かったが、谷口タカオが入部してきたことで、部員の意欲も技術も向上。タカオが1年生の時は3回戦、2年生の時にはベスト8まで駒を進めるほどになった。
東都事業高校野球部 (とうとじつぎょうこうこうやきゅうぶ)
『プレイボール』に登場する高校の野球部。谷口タカオが1年生の時の夏の地区予選で対戦したシード校。2年生の時は夏の大会では明善高校に敗退。秋季大会で墨谷高校と同じブロックになり、翌年のシード権をかけて決勝で対戦した。
専修館高校野球部 (せんしゅうかんこうこうやきゅうぶ)
『プレイボール』に登場する高校の野球部。谷口タカオが2年生の時の夏、地区大会の5回戦で墨谷高校と対戦した。優勝候補の一校と目されるほどの強豪校で、強力打線に加え、快速球のエースを擁して墨谷高校を苦しめる。
谷原高校野球部 (やはらこうこうやきゅうぶ)
『プレイボール』に登場する高校の野球部。谷口タカオが3年生の時の春の選抜出場校。全寮制。墨谷高校と練習試合を行い、2軍メンバーが出場していた序盤こそ押されていたが、1軍と総入れ替えした後は墨谷高校を圧倒。大差で勝利して力の差を見せつけた。
前作
続編
プレイボール2 (ぷれいぼーるつー)
ちばあきおの『プレイボール』の完結から38年を経て、コージィ城倉がちばあきおそっくりのタッチで描く続編。3年生キャプテンの谷口タカオと彼を中心とした、墨谷高校野球部の活躍を描く青春野球漫画。前作の最終... 関連ページ:プレイボール2
キャプテン2 (きゃぷてんつー)
ちばあきおの青春野球漫画『キャプテン』の続編を、コージィ城倉がちばあきおの絵のタッチに近づけ、世界観を崩さないように描いた作品。『キャプテン2』では、墨谷二中の近藤茂一が野球部キャプテンとなり、夏の全... 関連ページ:キャプテン2