概要・あらすじ
ある日、オーキド博士にポケモン図鑑を渡された主人公のレッド。ポケモン図鑑の完成を頼まれるが、レッドにポケモンの知識は皆無。右も左も分からないまま、レッドは図鑑の完成を進めるが、当然ながら遅々として進むはずもない。
しかし、持ち前の負けず嫌いな性格が幸いし、次第にポケモンの知識を吸収しながらポケモン図鑑を完成に近づけていく。また、実際にポケモンに接するうちに、ポケモンの奥深さ、素晴らしさを理解していく。
登場人物・キャラクター
レッド
ポケモンの知識をまったく持っていなかったが、オーキド博士からポケモン図鑑を託されたことがきっかけで、ポケモン図鑑の完成を目標に、ヒトカゲと一緒に冒険の旅に出る。ポケモンの知識がないせいで当初はバトルにも勝てず散々な結果に終わるものの、持ち前の負けず嫌いな性格と根性で、次第にポケモンの知識を吸収し、不器用ながらもバトルで勝てるようになっていく。 そしてライバルであるグリーンやジムリーダーのタケシとのバトルを経て、ついにはポケモンリーグのチャンピオンにまで成長する。 また、ミュウツーの捕獲にも成功、ポケモン図鑑も150種すべて集めて完成させるものの、ミュウを捕獲していなかったことに最後に気付いてしまう。
グリーン
オーキド博士の孫であり、レッドの幼馴染であり最大のライバル。レッドよりポケモンの知識も豊富で、バトルに関しても相当な実力差がある。しかし自信家で嫌味っぽく、当初はレッドを見下した発言もしていた。 実際にパートナーであるゼニガメでレッドを圧倒するなど、その実力差を存分に見せつけていた。しかし、最終的には着実に実力を上げていったレッドに完敗することになる。
オーキド博士 (おーきどはかせ)
ポケモンの研究に関しては右に出る者はいないとされる、ポケモン研究の第一人者。レッドとグリーンにポケモン図鑑を渡し、完成させることで2人の成長を期待していた。
タケシ
ニビジムのジムリーダー。相当な実力を誇る、いわタイプのポケモンの使い手。レッドのバトルを見て基礎ができていないことを見抜き、ジムでレッドを徹底的に鍛え上げる。最終的にレッドはタケシに勝利できるまでに成長するなど、レッドに貴重な経験を積ませている。
サカキ
じめんタイプのポケモンを使うトキワシティのジムリーダーで、ロケット団のボスでもある。ポケモンを仕事道具としか見ておらず、愛情などは一切持っていない冷血漢。そのため、ポケモンとの友情を大切にするレッドとは水と油の関係だったが、レッドとの熱いバトルを繰り返すうちに改心し、正々堂々のバトルでレッドに完敗する。
フジ老人 (ふじろうじん)
かつてはポケモンの研究では最高の権威と言われていた研究者。しかし、ミュウを発見してから遺伝子操作によって強いポケモンを生み出す研究を始め、次第に学会から姿を消していった。現在はシオンタウンにあるポケモンハウスで、ひっそりとポケモンの世話をしながら暮らしている。