概要・あらすじ
マサラタウンで暮らす主人公のサトシは10歳になり、ポケモンマスターになるべく、パートナーとなったピカチュウと共に全国に旅立つ。旅の途中で心強い仲間たちと出会い、一緒に旅を続けるうちに、サトシは徐々に人間として大きくなり、そしてパートナーであるピカチュウとの絆を強めていく。
登場人物・キャラクター
サトシ
世界一のポケモンマスターになるのを夢見る、マサラタウン出身の10歳の少年。単純で熱くなりやすく、また調子に乗りやすい。考えるよりまず行動することが多く、それが元で失敗を招くこともある。基本的に純粋で優しい性格をしており、仲間のことを一番に考えているため、仲間のポケモンたちにはよく懐かれている。 対人関係においても同様で、最初は対立していても、ポケモンバトルなどを通じて心を通わせると相手の過去などを一切気にせず、すぐに友達になれる。 かなりの正義感の持ち主で、悪いやつらを徹底的にこらしめようとする。口癖は、ポケモンやアイテムを入手したときに発する「ゲットだぜ! 」。
ピカチュウ
サトシがマサラタウンを旅立つ時、オーキド博士から譲られた最初のポケモン。当初は気難しくサトシに慣れなかったが、すぐにサトシと仲良しになり、サトシの最高のパートナーとして各地の旅に同行する。 モンスターボールに入るのを嫌い、移動時でも常にサトシの側で行動している。
カスミ
ハナダジムの4姉妹の末っ子。明るく快活な10歳の少女だが我が強く、かなりのお転婆娘。短気で負けず嫌いであり、サトシとは旅の途中でよくケンカもしている。ポケモンバトルでは、みずタイプのポケモンを好んで使い、みずポケモンマスターになるという夢を持っている。 また、むしポケモンを苦手としている。
タケシ
世界一のポケモンブリーダーを目指す15歳の少年。優しく穏やかで真面目な性格が特徴で、また年齢が高いせいか仲間の面倒をよく見ている。サトシの旅に長く同行しており、現在はサトシの親友であり兄貴分でもある。 いわポケモンを好んで使うが、後に他のタイプのポケモンを積極的に使うようになる。
ムサシ
ロケット団に所属する25歳の女性団員。非常にプライドと気が強く、またワガママな女性。元々はエリートだったが、失敗を重ねてエリートコースから外れてしまう。オバサン呼ばわりを最も嫌っている。 どくタイプのポケモンを使う傾向があるものの、ポケモンの知識自体はそれほどないため、いまだ修行中の身である。
コジロウ
ロケット団に所属する25歳の男性団員で、ムサシとニャースのパートナー。世界有数の大財閥の御曹司ながら家出して現在に至る。やたらとキザでナルシストな面があるものの、基本的に優しく常識人で、ゲットしたポケモンにも愛情を込めて接している。 くさタイプのポケモンを好んで使用している。
ニャース
個人のポケモンになることを拒み、あくまでパートナーとしてムサシとコジロウと行動を共にするポケモン。ちなみに性別はオス。人間の言葉を理解している珍しいポケモンだが、その代わり進化ができなくなった。 基本的に明るく快活な性格でムードメーカー的な役割を持つ。またピカチュウに嫌われている。
ケンジ
サトシが旅の途中で出会った少年で、ポケモンウォッチャーとして各地を旅していた。優しく面倒見がいいものの、少し空気の読めない点が欠点。珍しいポケモンに目がなく、ポケモンを発見すると周囲の目も気にせず観察を始めるクセがある。 オーキド博士を心から尊敬しており、後に助手となる。
オーキド博士 (おーきどはかせ)
マサラタウンにある「オーキド研究所」でポケモンの研究を続けている。ポケモン研究の第一人者で、全国各地のポケモン研究者から尊敬されている。明るく穏やかで親しみやすい性格で、若いトレーナーにも優しく助言を繰り返している。 サトシが旅に出る時にピカチュウを預けた。
シゲル
オーキド博士の10歳の孫。サトシとは幼馴染であり最大のライバル。非常にキザでプライドが高く、他のポケモントレーナーを見下すなど嫌味な性格が強い。しかし能力は天才的で、長い期間ほぼ無敗で過ごしている。 サトシとはポケモンバトルを繰り返し、嫌味ではあるが最大のライバルと認めている。