概要・あらすじ
イッシュ地方での冒険から帰ったサトシは休む間もなくピカチュウと共に、ポケモンルポライターのパンジーの案内でカロス地方に向かう。そこで新たな仲間、新たなポケモンと出会い、カロスリーグに挑戦するための準備を整えていく。
そして最大の謎である「メガシンカ」の秘密に迫る。
登場人物・キャラクター
サトシ
世界一のポケモンマスターになるのを夢見る、マサラタウン出身の10歳の少年。単純で熱くなりやすく、また調子に乗りやすい。考えるより実際に行動するほうが多く、それで失敗することもあるが、成功することも多い。 基本的に純粋で優しい性格をしており、仲間のことを一番に考えているので、特にポケモンにはよく懐かれている。対人関係においても同様で、最初は対立していても、ポケモンバトルなどを通じて心を通わせると過去を一切気にせず、すぐに友達になれる。 かなりの正義感の持ち主で、悪いやつらを徹底的にこらしめようとする。口癖は、ポケモンやアイテムを入手したときに発する「~、ゲットだぜ! 」。
ピカチュウ
サトシがマサラタウンを旅立つ時、オーキド博士から譲られた最初のポケモン。当初は気難しくサトシに慣れなかったが、すぐにサトシと仲良しになり、サトシの最高のパートナーとして各地の旅に同行する。 モンスターボールに入るのを嫌い、移動時でも常にサトシの側で行動している。
セレナ
カロス地方にあるアサメタウン出身の優しく穏やかな少女。過去にサトシに助けられた経験があり、サトシに好意を寄せていた。一緒に旅をするうちにドンドン惹かれていくものの、鈍感なサトシは気付いておらず、ヤキモキする毎日を送っている。 当初は特に目的もなく旅をしていたが、旅の途中で見たポケモンパフォーマーに感動し、ポケモンパフォーマーを目指すことになる。
シトロン
カロス地方のミアレシティ出身のジムリーダーで、大きな丸メガネが特徴の少年。優れたポケモントレーナーであり、同時に若き発明家でもあるなど、多彩な才能を持つが運動は苦手。常に敬語で話し、物腰柔らかで穏やかな少年だが、バトル時や発明品の披露に関しては興奮しやすい。 背負っているリュックは自身の発明品で、「エイパムアーム」という秘密兵器が内蔵されている。
ユリーカ
シトロンの妹で、兄であるシトロンについて旅を続けている。ポケモン大好き少女で、ポケモントレーナーになれない分、シトロンやサトシのポケモンに愛情を注いでいる。また、シトロンのお嫁さん探しと称して、可愛い女の子を見つけては「キープ! 」と叫んでシトロンを困らせている。明るく無邪気な少女で、旅のムードメーカー的な存在となって可愛がられている。
デデンネ
旅の途中で出会ったポケモン。シトロンがゲットしたもののモンスターボールには入らず、ユリーカのポシェットの中で面倒を見てもらっている。同じでんきタイプのピカチュウとは気が合うらしい。
プラターヌ博士 (ぷらたーぬはかせ)
カロス地方のミアレシティで暮らすポケモン研究者。細身で長髪、無精ヒゲが特徴。主にポケモンの進化の研究をしており、自宅の研究所には多数のポケモンが暮らしている。最近は最新の進化形態「メガシンカ」について詳しく研究しており、実際にガブリアスをメガガブリアスにメガシンカさせるなど着実に成果を出している。
ムサシ
ロケット団に所属する25歳の女性団員。非常にプライドと気が強く、またワガママな女性。元々はエリートだったが、失敗を重ねてエリートコースから外れてしまう。オバサン呼ばわりを最も嫌っている。 どくタイプのポケモンを使う傾向があるものの、ポケモンの知識自体はそれほどないため、いまだ修行中の身である。
コジロウ
ロケット団に所属する25歳の男性団員で、ムサシとニャースのパートナー。世界有数の大財閥の御曹司ながら家出して現在に至る。やたらとキザでナルシストな面があるものの、基本的に優しく常識人で、ゲットしたポケモンにも愛情を込めて接している。 くさタイプのポケモンを好んで使用している。
ニャース
個人のポケモンになることを拒み、あくまでパートナーとしてムサシとコジロウと行動を共にするポケモン。ちなみに性別はオス。人間の言葉を理解している珍しいポケモンだが、その代わり進化ができなくなった。 基本的に明るく快活な性格でムードメーカー的な役割を持つ。またピカチュウに嫌われている。