概要・あらすじ
ある日、高校生の少年兜甲児は、唯一の肉親であった祖父が何者かによって殺されてしまう。その後、兜甲児は祖父の弟子であった弓教授のいる光子力研究所に身を寄せると、祖父が残した地上最強の巨大超合金ロボットマジンガーZに乗り込み、祖父の命を奪ったDr.ヘル率いる悪の軍団に戦いを挑む。
登場人物・キャラクター
兜 甲児 (かぶと こうじ)
『マジンガーZ』の主人公である高校生の少年。科学者だった祖父、兜十蔵が殺されたのを機に、祖父の弟子であった弓教授のいる光子力研究所に身を寄せる。祖父が残した巨大超合金ロボット、マジンガーZに乗り込んで、祖父の命を奪い世界制覇を企むDr.ヘル率いる悪の軍団と戦う。 血の気は多いが運動神経は抜群で、バイクの運転で鍛えた腕を生かしてマジンガーZを自在に操る。
弓 さやか (ゆみ さやか)
光子力研究所に居を構える弓教授の一人娘。女性型ロボットのアフロダイAに乗り込み、主人公の兜甲児とともにDr.ヘル率いる悪の軍団と戦う。血の気が多い兜甲児とは度々喧嘩する。
弓 弦之助 (ゆみ げんのすけ)
光子力研究所の最高責任者で、主人公兜甲児の祖父、兜十蔵の元弟子であった科学者。娘のさやかが操る女性型ロボットのアフロダイAやダイアナンAを開発するとともに、兜甲児が乗り込むマジンガーZをパワーアップさせる改造なども行っている。
兜 シロー (かぶと しろー)
『マジンガーZ』の主人公である高校生の少年、兜甲児の弟。やんちゃな性格の持ち主で、いつも半袖半ズボン姿をしている。祖父の兜十蔵が殺されたのを機に、祖父の弟子であった弓教授のいる光子力研究所に身を寄せている。
Dr.ヘル (どくたーへる)
主人公の兜甲児の祖父を殺害し、世界征服を企む悪の組織の親玉である天才科学者。全身紫色の肌をしており、古代ミケーネの遺跡で発見したロボットの技術を利用し、機械獣と呼ばれるロボット軍団を作り上げる。
あしゅら男爵 (あしゅらだんしゃく)
世界征服を企む悪の組織の親玉、Dr.ヘルに仕える幹部。体の右半分が女性、左半分が男性で、それぞれ異なる声色で会話をするという、雌雄同体型のユニークなキャラクター。
ブロッケン伯爵 (ぶろっけんはくしゃく)
世界征服を企む悪の組織の親玉、Dr.ヘルに仕える幹部。元ナチスの幹部で、Dr.ヘルの手によってサイボーグ化されている。同じ配下のあしゅら男爵とは仲が悪く、作戦の是非を巡って度々衝突してしまう。 いつもサーベルと銃を携帯している。
ボス
『マジンガーZ』の登場人物で、主人公の兜甲児の喧嘩仲間。大柄で学校では番長的な存在で、喧嘩が強いことだけが取り柄。後にマジンガーZを操る兜甲児に対抗すべく、三博士を脅して自分用のロボット、ボスボロットを作らせて自らも戦闘に参加すようになる。 弓さやかに思いを寄せる。語尾に「○○だわよ。」とつけてしゃべることがある。
ヌケ
主人公の兜甲児の喧嘩仲間であるボスの子分。戦闘時はボスとともにロボット、ボスボロットに乗り込む。どんぐり眼で、いつも鼻水を垂らしている。
ムチャ
主人公の兜甲児の喧嘩仲間であるボスの子分。戦闘時はボスとともにロボット、ボスボロットに乗り込む。いつも首にマフラーを巻いている。
機械獣 (きかいじゅう)
『マジンガーZ』に登場する、悪の軍団が作り上げた巨大ロボットの総称。各話で異なる種類が登場し、主人公の兜甲児が操るマジンガーZと対決する。
三博士 (さんはかせ)
『マジンガーZ』に登場する、光子力研究所に勤めるもりもり、のっそり、せわしの3人の科学者の総称。元々は主人公の兜甲児の祖父、兜十蔵の弟子であった。
場所
光子力研究所 (こうしりょくけんきゅうしょ)
『マジンガーZ』に登場する科学研究施設。主人公の兜甲児がここに身を寄せ、最高責任者である弓教授によって巨大超合金ロボットマジンガーZやアフロダイAの開発や改造が行われている。所在地は富士山麓の青木ヶ原周辺。
その他キーワード
マジンガーZ (まじんがーぜっと)
『マジンガーZ』に登場する、主人公の兜甲児が乗り込む地上最強の巨大超合金ロボット。Dr.ヘル率いる悪の軍団によって殺された科学者で兜甲児の祖父、兜十蔵によって開発された。
クレジット
原作
マジンガーZ (まじんがーぜっと)
全身が超兵器の集合体である巨大ロボットマジンガーZと世界征服を目論むドクター・地獄配下の機械獣軍団との戦いを描いた作品。「人間が直接搭乗して操縦する巨大ロボット」をヒーローに据えた最初の作品である。ま... 関連ページ:マジンガーZ