概要・あらすじ
昭和末期、バブル時代の直前、日本経済は岐路に立たされていた。貿易摩擦や円高問題などで外国から様々な干渉を受ける中、経済一人勝ち状態であった往年の日本で、経済人や政治家たちは未来に向けた奮闘を続けていく。
登場人物・キャラクター
岡田 宏 (おかだ ひろし)
『マンガ日本経済入門』の主人公のひとり。五洋銀行企画室勤務。銀行の将来を見すえた新規業務の立案を担当する。国立T大学、ハーバード・ビジネス・スクール卒のエリート。30歳。
松本 佐和子 (まつもと さわこ)
『マンガ日本経済入門』の主人公のひとり。国立K大学を卒業した後、米国ハーバード・ビジネス・スクールへ留学。米国最大の銀行のひとつマンハンタン・トラストに入行し、キャリアを重ねて極東担当として日本に戻ってきた。29歳。
本間 建夫 (ほんま たてお)
大蔵省大臣官房調査課課長。国の果たすべき役割と財政上の制約に板挟みとなり苦慮する。松本佐和子のゼミの先輩。45歳。
舟岡 宗一郎 (ふなおか そういちろう)
K大経済研究所所長。岡田宏、松本佐和子、本間建夫を指導した過去がある。役所の縄張り争いや政治家の利権運動に嫌気がさし、京都嵐山に引きこもって研究の日々を送っている。62歳。