概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
森川 愛子 (もりかわ あいこ)
長い黒髪の女子高生。自分の美貌こそが第一と考えていて、毎朝鏡に映った自分に「わたしは美しい」と言い聞かせ、美しくなるおまじないを欠かさない。力も根性もいらず、色気一つが財産という考えの持ち主。島高志や万年富士男からは「ラブちゃん」と呼ばれている。よく痴漢に襲われるのが悩み。
つぼみ
森川愛子の妹で小学6年生。ショートカットで左右のこめかみのあたりに小さなリボンを付けているが、男の子のような見た目で、言動も男っぽい。自宅であるマンションのベランダで、上半身裸でカンフーの演武をするほどワンパク。一人称は「おれ」で、ウジウジしたやつを見ると、イライラが頂点に達する。空手は黒帯。
パパさん
森川愛子とつぼみの父親。メガネをかけ、七三分けの気の弱そうな常識人。家族4人でマンションで暮らしていたが、念願の一戸建てマイホームを購入した。
ママさん
森川愛子とつぼみの母親。黒髪のショートカット。毎朝、娘2人と夫を送り出しているが、朝食をパンかご飯のどちらかに統一して欲しいと思っている。娘2人のことは「愛子ちゃん」「つぼみちゃん」と呼ぶ。
島 高志 (しま たかし)
森川愛子(ラブちゃん)にゾッコンの大学生。長髪でハンサム。ロマンチックな性格で、ラブちゃんのためなら死ねると豪語し、ラブちゃんラブちゃんと騒々しい。ラブちゃんが作ってくれた牛丼を勝手に食べてしまった大学の先輩を、怒りのあまり首を絞めて殺しかけた。
万年 富士男 (まんねん ふじお)
森川愛子(ラブちゃん)の家の近くにある雷屋酒店の息子。太っていて髭の剃り跡が残る、熊のような外見だが、乙女のように気が弱く、よくつぼみをイラつかせている。ラブちゃんに好意を寄せている。
波勢里 (ぱせり)
つぼみのクラスメイトの女の子。黒いショートカットのツンツンヘアーで、ルージュを塗ったような唇の派手系の可愛い子。バレンタインデーでつぼみが女子からもらった大量のチョコを叩き売って、儲けを山分けしようと提案するちゃっかりとした性格。
武見 (たけみ)
森川愛子(ラブちゃん)の家の近くに住む医者。スケベな老人で、ラブちゃんにピンクのネクリジェで待っていると言われると、バイクを飛ばして普段は受けない往診にも応じる。自称、医者歴25年のベテランだが、アルコールが切れると注射する手が震えるという危ない医者。