ランウェイで笑って

身長に恵まれなかったモデル志望の美少女が、同級生のデザイナー男子と共に業界のトップに上りつめていく様を描く物語。「週刊少年マガジン」2017年26号から連載の作品。2020年1月テレビアニメ化。

正式名称
ランウェイで笑って
ふりがな
らんうぇいでわらって
作者
ジャンル
モデル
レーベル
講談社コミックス(講談社)
巻数
既刊22巻
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概要・あらすじ

藤戸千雪は高校3年生。父親はモデル事務所を経営しており、小さな頃からパリ・コレクションに出られるようなスーパーモデルを目指していた。しかし、10歳の時点で身長が158cmあった千雪だが、背はその後1cmも伸びることはなく、高校3年生を迎えてしまう。ショーモデルは身長の世界とも言われ、彼女の身長でパリコレを目指すのは、まさに無謀とも言えた。

所属していた父親の会社ミルネージュから2年前に解雇されていたにも関わらず、何度もかつての会社のオーディションを受け続ける千雪。そんな中、彼女は手芸部に所属する同級生・都村育人と親しくなる。育人はデザイナー志望であったが、家庭の事情で進学を諦めていた。進学ができずデザイナーへの道が閉ざされようとしている育人と、身長が低いゆえにショーモデルへの道が閉ざされようとしている千雪。

千雪には、彼と自分の姿が重なって見えた。その後、千雪は大手芸能事務所のオーディションに合格するが、やはり自分の目指すべき道は、父親の事務所に所属し、パリで活躍するハイパーモデルでになることであると再確認。自分が一番魅力的に着られる服の制作を、育人に依頼する。

育人の手掛けた服を着てオーディションに挑む千雪だが、彼の服をまとうと独特のオーラを放ち、審査員である元パリ・コレクション・モデルのの心を揺り動かす。こうして、千雪は再びミルネージュの所属モデルの座についた。その一方で、千雪はこのオーディションに向かう途中、ファッション誌の取材で街角スナップを撮られていた。

この時、つい見栄を張って、来ている服をミルネージュのものと言ってしまった千雪。この写真は人気モデルのセイラによってSNSで拡散され、全国に広まってしまう。ミルネージュには服の問い合わせが殺到し、このことから千雪の父親である藤戸研二社長は育人の存在を知る。藤戸社長は、育人から服のデザインの買い取りを申し出て、彼をデザイナーとして起用しようとする。

しかし、育人が高校生であり、デザイナーとして正規の教育を受けていないことが判明すると、無常にも雇用の提案を取り下げてしまう。しかし、それでもデザイナーへの道をあきらめない育人に、藤戸社長は新進気鋭のデザイナー柳田一を紹介。育人は柳田のもとで働いて、デザイナーとしての第一歩を踏み出していく。

テレビアニメ

2020年1月10日からMBS・TBSなどで放送。藤戸千雪を花守ゆみり、都村育人を花江夏樹が演じた。

登場人物・キャラクター

藤戸 千雪 (ふじと ちゆき)

パリで活躍するハイパーモデルとなることを目指す高校3年生の女子。子供の頃から、父親が経営するモデル事務所ミルネージュに所属し、モデルとして活躍してきた。顔も可愛く、スタイルも抜群で、大手芸能事務所のオーディションにも一発で受かるほどの逸材である。しかし、小学4年生からまったく背が伸びず、身長は158㎝止まり。 それでもパリ・コレクションのモデルになることに固執したため、父親である藤戸研二社長から2年前に事務所を解雇されてしまった。だが、ショーモデルの道をあきらめない千雪は、その後何度もミルネージュのオーディションを受け続ける。その後、同級生のデザイナー志望の男子・都村育人と出会い、彼に服の制作を依頼したことから、彼女の運は開き始める。 育人の服を身にまとって独特のオーラを放った彼女は、見事ミルネージュのオーディションに受かり、再びショーモデルへの道へ歩みだすこととなる。

都村 育人 (つむら いくと)

藤戸千雪の同級生。高校3年生の男子。オカッパ頭の大人しい男の子で、手芸部に所属。妹が3人いて、その面倒を献身的に見ている。デザイナーになることが将来の夢だったが、家庭の経済的な事情で進学をあきらめようとしていた。そんな中、育人は千雪と出会い、彼女が一番魅力的に着られる服の制作を依頼される。彼の服は千雪の要望に見事に応え、彼女はモデル会社ミルネージュのオーディションに合格した。 この時彼が作った服の写真がファッション誌に掲載されて人気を博し、育人はミルネージュの専属デザイナーとして誘われる。しかし、彼が高校生であり、デザイナーとして正式な教育を受けていないことが判明すると、この申し出はなかったことにされてしまう。あきらめきれない育人は、ミルネージュの社長・藤戸研二に新進気鋭のデザイナー柳田一を紹介され、彼のもとでアルバイトとして働いて、デザイナーとしての第一歩を踏み出し始める。

藤戸 研二 (ふじと けんじ)

藤戸千雪の父親。モデル事務所であり、ファッションブランドも手掛ける会社・ミルネージュの社長。子供の頃から、娘の千雪をモデルとして自分の会社に所属させてきたが、身長が低いにも関わらずパリ・コレクションに固執する千雪を一時解雇していた。一度は都村育人を会社のデザイナーとして迎え入れる提案を行ったが、彼が高校生であることを知ると、その提案を取り下げた。 その後、育人に新進気鋭のデザイナー柳田一を紹介した。

(しずく)

かつてパリ・コレクションで活躍した女性モデル。藤戸千雪の憧れの存在。千雪の父親・藤戸研二が経営するモデル事務所ミルネージュに所属するモデルだったが、早々に引退し、今は後進の指導にあたっている。パリ・コレクションに固執する千雪をオーディションで何度も落としてきたが、都村育人の手がけた服をまとった千雪に可能性を見出し、彼女を再びミルネージュに迎え入れた。

セイラ

TV番組にも出演する売れっ子女性モデル。SNSのフォロワー数は391万3965。ファッション誌に載った藤戸千雪の服を可愛いと思い、SNSでその写真を拡散させた。その結果、都村育人を服飾デザイナーへの道へいざなう契機となった。

柳田 一 (やなぎだ はじめ)

新進気鋭の男性ファッションデザイナー。日本で一番由緒あるコンテストでグランプリを獲得。独立前から有名人に指名されて衣装デザインするなど、センスと実力には定評がある。その一方で性格が悪いことでも知られている。独立して独自のブランド「HAZIME YANAGIDA」を立ち上げた。そのコンセプトは「強い女」で、自立した女性が恰好良く歩ける服を作るブランドとして展開している。 藤戸研二社長に紹介されてやってきた都村育人に厳しい態度で接するが、それでもなお食い下がる育人を、「使いっぱしり」として受け入れる。

森山 (もりやま)

業界注目の若手デザイナー柳田一のアシスタントの女子大生。柳田の出身大学の後輩。柳田の才能に惹かれ、無茶苦茶コキ使われながらも、彼のもとを去らず、アシスタントとして支え続けている。デザイン専門で服が縫えない柳田のため、裁縫を担当していたが、東京コレクションの現場で疲労のため倒れてしまう。

新沼 文世 (にいぬま ふみよ)

ファッション誌『MODE JAPAN』編集部の新人編集者。ショートボブの髪型に眼鏡の女性。ファッション初心者で、服は「しもむら」でしか買ったことがないにも関わらず、ファッション誌に配属されて戸惑っている。元々は文芸誌の編集者志望だった。先輩に連れられ、柳田一の東京コレクションでの発表の取材にやって来るが、モードに対して否定的な考えを持っていた。

集団・組織

ミルネージュ

藤戸千雪の父親・藤戸研二が経営する会社。モデル事務所とファッション・ブランドの2部門が会社の柱。千雪が生まれた年に立ち上げられた。事務所名は、フランス語で「Mille neige」。その意味は「千の雪」。藤戸研二社長の人生で一番大切なものを名前にした。

その他キーワード

ハイパーモデル

藤戸千雪が目指すスーパーモデルを超える存在。彼女にとって、パリ・コレクションに出るようなモデルがスーパーモデルであり、ハイパーモデルは父親の事務所ミルネージュに所属してパリで大活躍するモデル、という認識となっている。

書誌情報

ランウェイで笑って 22巻 講談社〈講談社コミックス〉

第2巻

(2017-11-17発行、 978-4065103708)

第18巻

(2020-11-17発行、 978-4065210178)

第19巻

(2021-01-15発行、 978-4065219591)

第20巻

(2021-03-17発行、 978-4065225189)

第21巻

(2021-05-17発行、 978-4065231449)

第22巻

(2021-08-17発行、 978-4065240267)

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