ワールドエンブリオ

ワールドエンブリオ

イラストレーターとしても活躍する森山大輔の長期連載作品。舞台は一見平穏ながら、その裏では人知れず「棺守」と呼ばれる怪物の脅威がせまっている現代日本。男子高校生・天海陸が行方不明となった叔母の行方を捜す中で、棺守を巡る陰謀に巻き込まれていく学園SFアクション。ウソをつくことで他人と距離を置こうとしている陸が、惨劇と別れを告げ、新たな出会いを経て成長していく姿が緻密な画力で描かれている。少年画報社「ヤングキングアワーズ」2005年6月号から2014年7月号にかけて連載された作品。2013年5月に刊行されたコミックス第10巻と第11巻の特装版にはドラマCDが付属されており、リク(天海陸)を皆川純子、ネーネを斎藤千和が演じている。

正式名称
ワールドエンブリオ
ふりがな
わーるどえんぶりお
作者
ジャンル
アクション
 
異能力・超能力
レーベル
コミック(少年画報社)
巻数
既刊11巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

天海 陸 (あまみ りく)

私立八坂台高校に通う男子。年齢は16歳。幼い頃に母親が亡くなり、継母の天海静流とその妹である笹森天音と暮らしていた。天音は義理の叔母ながら、年が近かったために姉弟同然の関係で育った。複雑な家庭環境で育ったため、よくウソをつく悪癖があるが、悪意を持って騙すことは少なく、一種の処世術として使うことが多い。天性のウソつきの素質を持っているため、そのさまは「狼少年」に例えられることもある。天音が幼い頃、入院していた風間病院を背景に撮った自撮り写真を送り付けられたのを最後に失踪したため、天音の行方を追っている。そんな中、火事によって廃墟となった風間病院を訪れた際、そこで未知の化け物「棺守」と遭遇して危機に陥るが、棺守と戦う「刃旗使い」にして、幼なじみの武部洋平に助けられる。そこで謎の繭を拾って持ち帰ったところ、天音そっくりの赤ん坊・ネーネが誕生。それ以来、自分を父と慕うネーネを育てることとなる。

ネーネ

天海陸が拾った繭から誕生した謎の赤ん坊。生まれた当初は人間でいうと2歳くらいの姿をしていた。しかし急速に成長し、陸の義理の叔母である笹森天音そっくりの容姿となった。陸と天海静流はその不思議な出生を目の当たりにし、天音に何か関係があるのではないかと考え、ネーネを育てている。陸を「パーパ」と呼び、彼によく懐いている。不思議な力を持ち、自我を失って暴れるだけの棺守たちが、徒党を組んで奪いに来るほどの特別な存在。

書誌情報

ワールドエンブリオ 11巻 少年画報社〈コミック〉

12 (ネガイ)

(2014-10-01発行、978-4785953911)

13 (ソノ ニガクテ ヤサシイ ウソ ノ セカイ)

(2014-10-01発行、978-4785953928)

第1巻

(2006-05-01発行、978-4785926298)

第2巻

(2006-12-01発行、978-4785927172)

第3巻

(2007-09-01発行、978-4785928308)

第4巻

(2008-05-01発行、978-4785929510)

第5巻

(2009-02-01発行、978-4785930998)

第6巻

(2010-01-01発行、978-4785932879)

第7巻

(2010-09-01発行、978-4785934606)

第8巻

(2011-06-01発行、978-4785936341)

第9巻

(2012-03-01発行、978-4785937997)

第10巻

(2013-06-01発行、978-4785950194)

第10巻

(2013-06-01発行、978-4785950583)

第11巻

(2013-06-01発行、978-4785950200)

第11巻

(2013-06-01発行、978-4785950590)

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