上京花日 花田貫太郎の単身赴任・東京

上京花日 花田貫太郎の単身赴任・東京

いわしげ孝が、『単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島』の次に連載を開始した作品。作者死去のため絶筆となった。東京郊外のM市にある書店が舞台。「ブックスサンフラワー」鹿児島店店長、花田貫太郎46歳は、新店舗を助けるために鹿児島から単身赴任してくる。無神経で乱暴に見える田舎の中年男が、次々起きるトラブルを解決していく人間ドラマ。貫太郎の初恋や結婚生活、バイトの女子大生、佐藤花と両親の関係ほか、登場人物の悲喜こもごもが描かれる。小学館「ビッグコミック」2008年第13号から連載。2010年5月に作者が体調を崩し長期休載となるが、2011年第18号より連載を再開。2012年第4号より再び休載することとなり、未完のまま最後の作品となった。

正式名称
上京花日 花田貫太郎の単身赴任・東京
ふりがな
じょうきょうはなび はなだかんたろうのたんしんふにん とうきょう
作者
ジャンル
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ヒューマンドラマ
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

花田 貫太郎 (はなだ かんたろう)

「ブックスサンフラワー」鹿児島店店長を務める男性。短髪、太い眉毛、あごひげが特徴の46歳で、無神経でおせっかいだが、やさしく熱い男。新店舗を手伝うために単身赴任で上京する。妻は鹿児島市の天文館という繁華街で小さなクラブを経営する美人ママの美月。中学時代の初恋の女性と交際し、大学時代は一緒に東京にいたこともあるが、自分に自信が持てずに別れてしまった。

佐藤 花 (さとう はな)

20歳の大学生の女性。東京郊外M市にある「ブックスサンフラワー」で書店員のアルバイトをしている。ポニーテールが特徴の明るく元気な女性。前時代的な花田貫太郎に拒否反応を示していたが、次第に貫太郎の魅力に気づき仲良くなっていく。両親は幼い頃に離婚しており、母親と二人暮らしをしている。じつは、貫太郎とは意外な縁がある。

前作

単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島 (たんしんはなび さくらぎしゅんのたんしんふにん かごしま)

『ぼっけもん』『花マル伝』などで知られる、いわしげ孝による長編作品。現代の鹿児島県が主な舞台。住宅会社の営業マンの桜木舜は、ある日、鹿児島支店への転勤を命じられる。少年期を過ごした鹿児島に単身赴任した... 関連ページ:単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島

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