概要・あらすじ
下宿生活をする若い二人の漫画家の交流を通じて、生活に流され、毎日を無自覚に生きる若者の姿を描く。つげ義春が初めて一般商業誌に描いた作品。
登場人物・キャラクター
津部 (つべ)
漫画家。錦糸町の運河沿いにある下宿に住む。友人の円堂が10歳年上のオバサンと世帯を持ったと聞き、円堂の部屋に遊びに行く。
円堂 (えんどう)
主人公である津部の友人。漫画家。自分の下宿のオバサンに夜這いをかけた結果、二人で世帯を持つことになる。オバサンからはマアちゃんと呼ばれる。
オバサン
円堂が下宿していたアパートを姉と二人で経営していた未亡人。九州出身。円堂と関係を持ち、二人で駆け落ちする。