概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
津部 (つべ)
下町の大平荘で自堕落な下宿生活を送る貸本漫画家。ランボウという喫茶店の福子に思いを寄せる。友人の伊守に誘われ、池袋の商店PR誌・池袋百点の美術担当となる。
伊守 (いもり)
太宰治にかぶれる文学青年。無職。ランボウという喫茶店の福子と同棲している。津部や営業マン・須山らを集めて、池袋の商店PR誌・池袋百点を発刊しようとするが、須山に準備金を持ち逃げされ、津部の下宿に福子と二人で転がり込む。
福子 (ふくこ)
ランボウという喫茶店で働く。文学青年・伊守と同棲していたが、トラブルに遭い、津部の下宿に伊守と二人で居候する。
須山 (すやま)
池袋の商店PR誌・池袋百点を発刊するために伊守が出した新聞の募集広告でやってくる。外交一筋20年という営業マン。妻に逃げられて息子と二人暮らしをしている。池袋百点発刊のために準備金を集め、それを持ち逃げする。
場所
ランボウ
『池袋百点会』に登場する池袋の喫茶店。主人公・津部が伊守と出会い、仲良くなった場所。津部が好意を寄せる福子というウエイトレスが働く。
大平荘 (おおひらそう)
『池袋百点会』で、主人公・津部が下宿する下町のアパート。Oちゃんという名のお手伝いさんがいる。
その他キーワード
池袋百点
『池袋百点会』で主人公・津部たちが刊行しようとした企画した商店PR誌の名前。銀座の一流店百軒がスポンサーの「銀座百点」を模したもの。思ったようにスポンサーが集まらず、計画はとん挫する。