世界一初恋 〜小野寺律の場合〜

世界一初恋 〜小野寺律の場合〜

出版社で働く人々のリアルな日常を描きながら、新人少女漫画編集者小野寺律と、口の悪い上司高野政宗の性別を超えた恋の行方を綴った、ボーイズラブ漫画。

正式名称
世界一初恋 〜小野寺律の場合〜
作者
ジャンル
BL
レーベル
あすかコミックス CL-DX(角川書店)
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概要・あらすじ

小野寺出版の御曹司、小野寺律は親のコネで憧れの文芸担当編集者として働いていたが、親の七光りだと後ろ指を差される日々に嫌気が差し、自分の実力で見返してやろうと一念発起し丸川書店に転職する。しかし、配属されたのは希望していた文芸部ではなく、縁もゆかりもない少女漫画担当部署、エメラルド編集部だった。

口が悪く傲慢なムカつく上司高野政宗の下で、少女漫画の新人編集として慌ただしい日々を過ごす。しかしある時、が高校時代に恋をしていた男性「嵯峨先輩」と政宗が同一人物だということが判明する。予想外の出来事に混乱する、そして政宗もまた、かつて恋人であったに積極的にアプローチするようになるのだった。

凄腕の編集者として、を厳しく指導する傍ら、プライベートでは問答無用に関係を求めてくる政宗の強引さに戸惑いながらも、もまた、政宗の魅力に惹かれていくのであった。

登場人物・キャラクター

小野寺 律

25歳の男性。小野寺出版の御曹司であり、大学卒業後コネ入社で小野寺出版に勤め、文芸部門で新人としては優秀な業績を収めるが、父親の親の七光りだと後ろ指をさされる日々に嫌気がさし、丸川書店に転職する。しかし、希望していた文芸部門ではなく、少女漫画部門に配属され、少女漫画どころか漫画自体ほとんど読んだことのない律は、慣れない仕事・職場に悪戦苦闘する。 口の悪い上司、高野政宗への第一印象は「最悪」で、必ず見返してやると心に誓う。しかし、政宗の旧姓が嵯峨であり、律が10年前に告白した嵯峨先輩その人だったことが判明してからは、単なる上司部下の関係を超えた存在となっていく。

高野 政宗

エメラルド編集部の編集長。男性。新人編集者である小野寺律を厳しく指導する。一見すると冷徹で癇にさわる上司だが、彼の出す指示やアドバイスは至極まっとうで的確なものであり、律を着実に後押ししている。また、編集長就任後、廃刊寸前だった月刊エメラルドをたった1年で人気雑誌へと立て直した凄腕の編集者でもある。 しかし、その他人に迎合しない態度が問題を起こすことも多く、それが原因で前の会社を辞めることになった。営業部長の横澤隆史とは大学時代の同期である。親が離婚したため、苗字が変わっているが、旧姓は嵯峨であり、律が10年前に恋をした嵯峨先輩その人である。

横澤 隆史

丸川書店の営業部に勤めている、鋭い目つきの男性。別名「暴れグマ」。高野政宗とは大学時代の同期であり、作品の発行部数についていがみ合うことも多々あるが、基本的に仲はよく、隆史に対しては政宗も時折笑顔を見せる。飼い猫のソラ太を可愛がっている。政宗と同じマンションに住んでおり、その関係も単なる友人を超えたものとなっている。 本来は面倒見のよい性格だが、何かと政宗に可愛がられている小野寺律に対しては激しい嫉妬心を抱き、政宗から律を遠ざけようとする。

木佐 翔太

エメラルド編集部員の男性。歳は30代であるが、童顔のため年齢よりかなり若く見られることが多い。編集者としての誇りや目標はあるものの、高野政宗のような本当に優秀な人間を目の当たりにし、自分があくまで普通の人間にしか過ぎないことを自覚している。生まれてこの方、男しか好きになったことがない。 そのうえ面食いで、今まで関係が長引くことは少なく、相手を取っ替え引っ替えしていた。ブックスまりもの書店員雪名皇に一目惚れをしてからは、ブックスまりもに足繁く通うようになる。

雪名 皇

端正な顔立ちの21歳の男性。金髪にピアスなど少々派手な見た目をしている。美術大学の学生であるとともに、ブックスまりもの書店員としてアルバイトをしている。少女漫画の棚を担当しており、木佐翔太の担当作品の売上に大きく貢献している。翔太が自分に向ける視線に気づいており、自分もまた木佐翔太に惹かれている。 その王子様のような容姿や振る舞いから、女性からの人気は高いが、現在は翔太一筋である。

小日向 杏

腰まで伸ばしたロングヘアが特徴の女性。小野寺律の幼なじみであり、許嫁。子供っぽくわがままな性格だが、律との仲は良好。律に好意を寄せており、以前告白をしたことがあるがフラレてしまう。しかし、未だに諦めてはいない。

吉野 千秋

吉川千春の名で知られる人気漫画家で、累計売上は一千万部にも上る。月刊エメラルドの中で一番乙女な少女漫画を書いているが、実は男性であり、それを公表することはタブーとされている。

伊坂 龍一郎

男性。丸川書店の御曹司であるとともに専務取締役。若い頃は父親の七光と呼ばれていたが、その後編集者としての実力によって現在の地位まで上り詰めた。普段はおちゃらけた性格をしており、漫画の部決会議の参加態度もいい加減であるが、金勘定に関しては敏感である。小野寺律の父親と面識があり、律の転職にも律の父親のお膳立てが絡んでいたということを仄めかす。

長谷川

丸川書店の社員で、文芸作家である角遼一を担当している男性。文芸担当を希望する小野寺律に理解を示し、優しく接する。文芸部門への異動を律に勧めたり、食事に誘ったりと、なかなかに積極的な男性。

佐伯

小野寺律と時を同じくして小野寺出版へ入社した女性。律の活躍を七光りだとして蔑む同期の中で唯一、裏表なく接してくれた大らかな女性。現在は少女漫画を担当しており、同じく少女漫画担当編集者となった律と共に酒を飲み交わす。酒癖が悪い。

灰谷 新

見た目や言動が軽く、小野寺律に言わせれば「チャラそう」な人。集談社に勤務しており、少年漫画「アース」の編集長。高野政宗の元同僚であり、政宗が起こしたトラブルを小野寺律に仄めかす。

集団・組織

丸川書店

『世界一初恋〜小野寺律の場合〜』に登場する企業。東京都内に在する大手出版社。小野寺律達が勤めている。小説や漫画を刊行しており、手がけるジャンルは文芸、少年・少女漫画、青年漫画、BL、ライトノベルなど多岐に渡っている。

エメラルド編集部

『世界一初恋〜小野寺律の場合〜』に登場する編集部署。小野寺律が所属する、丸川書店の少女漫画編集部。月刊エメラルドを発刊している。少女漫画を担当しているのにも関わらず、編集部員は全員男性。「環境から乙女(消費者)の気持ちに近づく」という部署の方針から、編集部内は少女趣味な雑貨で溢れかえっており、通称乙女部と呼ばれている。 現在の編集長は高野政宗。廃刊寸前まで追い込まれていたが、政宗が編集長となってから一年で売り上げが急上昇し、社内有数の実力誌へと変貌を遂げた。

小野寺出版

『世界一初恋〜小野寺律の場合〜』に登場する企業。丸川書店に並ぶ大手出版社で、小野寺律の父親が経営している。御曹司である律は、いわゆるコネ入社で文芸担当編集者として働き、新人らしからぬ好成績を上げる。しかし、父親の七光だと後ろ指を指される日々に嫌気が差し、転職を決める。

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