概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
青年 (せいねん)
紅葉を見るために、東北地方を一周したあと、福島県二岐渓谷を訪れる。鄙びた土地や貧乏な宿を好む。
爺さん (じいさん)
渓底の貧しい宿の主人。役場を退職した後、二峡渓谷に小屋を建てるが、冬は雪で山が閉ざされ夏季だけの営業のため経営は苦しい。
爺さんの妻 (じいさんのつま)
渓底の貧しい宿を経営する爺さんの妻。ナメコやモミジの精進あげ、ワラビの漬物、マタタビの甘露煮、栗ごはんを提供すると言って、青年を勧誘する。
野猿 (やえん)
『二岐渓谷』に登場する野生の猿。左肩に傷を負い野天風呂に浸かる。台風の夜、逃げ遅れて流木に取り残される。
場所
二岐渓谷 (ふたまたけいこく)
福島県鶴沼川支流の二岐川上流にある渓谷。二岐温泉の湯治場がある。