長八の宿（漫画）- マンガペディア

概要・あらすじ

西伊豆松崎町の旅館長八の宿を舞台に主人公である青年と使用人たちの交流をユーモアを交えて描く。つげ義春が西伊豆の松崎に旅行したときの体験をもとにした「旅もの」のひとつ。

西伊豆松崎町に旅行にやって来た青年。長八の宿という名前に惹かれて宿をとる。ジッさんをはじめ、宿の使用人たちとの交流を楽しむ。

長八の宿で働く。元は千葉の漁師だが、嵐で西伊豆松崎町に流れ着き、長八の宿の先々代に仕える。人懐っこい性格。得意ワザは早めし食い。

長八の宿の従業員。長八の宿のパンフレットに岩風呂写真のモデルとして写っている。青年がパンフレットを見たいと言うと恥ずかしがるが、ジッさんの話によれば恥ずかしがっていたのは同僚で、トヨはまるで平気だという。

長八の宿の娘。東京の大学を出ていて、長八の宿のパンフレットを製作した。東京の恋人に毎日手紙を出している。

『長八の宿』の舞台となる旅館。西伊豆松崎町にある実在の旅館をモデルにしている。松崎生まれの左官屋・入江長八による鏝絵細工で有名。