亡装遺体ネクロマン

亡装遺体ネクロマン

複数の作家によるヒーローものクロスオーバー企画「ヒーロークロスライン」(http://www.heroxline.com/)の作品群の1つ。幻の特撮ヒーロー番組「亡装遺体ネクロマン」のスーツを手にし、ネクロマンとしての力を手にした高校生、大散寺語の、悪の超能力者「ノッカーズ」との戦いを描いたコメディ作品。

正式名称
亡装遺体ネクロマン
ふりがな
ぼうそういたいねくろまん
作者
ジャンル
スーパーヒーロー
関連商品
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あらすじ

第1巻

かつて、「亡装遺体ネクロマン」という幻の特撮番組があった。亡くなった叔父の部屋からそのネクロマンの衣装であるネクロマンスーツを発見した大散寺語は、ヒーロー・ネクロマンとして活動するようになる。はじめのうちは町内会レベルの活動から始めようということで、まずは「ノッカーズ」たちと戦いを繰り広げる。そんなある日、ネクロマンスーツに宿る亡霊、ダイモンが、語との喧嘩の末に逃走して、街で怪物扱いされるようになるという事件が勃発。語は茶番を演じてその怪物と戦う真似をし、ダイモンを回収するのだった。

第2巻

ある日大散寺語は、ネクロマンが本来使用する武器であるレーザーチェーンソーが、手元にないという重大な問題に気付く。そんな中、ダイモンの夢の中にレーザーチェーンソーが現れ、その在り処の手がかりを知る。一方、新たに現れた、火を操る「ノッカーズ」との戦いによって、ネクロマンスーツが焼失してしまう。ダイモンは無事であったが、替えのスーツが必要となった。そして、番組では実際には使われなかったもう一着のスーツが、中国にあるということが判明する。

登場人物・キャラクター

大散寺 語 (だいさんじ かたる)

東久東(ひがしひさひがし)高校に通う2年生の男子。大散寺語と神楽舞の2人しかいない特撮研で部長を務めている。叔父の遺した特撮グッズコレクションの中からネクロマンスーツを発見し、そこに取り憑いていた謎の亡霊(ダイモン)と力を合わせ、自らネクロマンとして活動するようになった。家が金持ちで、執事の老人を連れていることがある。

神楽 舞 (かぐら まい)

東久東(ひがしひさひがし)高校に通う女子。特撮研に所属しているが、部員は大散寺語と神楽舞の2人しかいない。大散寺語とともにネクロマンスーツを発見した後、語のヒーロー活動のアシストやサポート、そしてツッコミ役などを務めるようになる。

ダイモン

ネクロマンスーツに取り憑いていた謎の亡霊。ダイモン自身が特殊な能力を持っており、ネクロマンスーツをマネキンに着せただけの状態でも動き回ることができる。ただ人間と組んだ方が遥かに能力は向上するため、大散寺語とともにネクロマンとして活動している。本当の名は本人も思い出すことができないため、神楽舞が便宜的に「ダイモン」という名を付け、そう呼ばれている。

フレディ

「ノッカーズ」の青年。他人の夢の中に入り込む力を持ち、夢の中で相手を殺せば、その相手は永遠に目覚めることはなくなる。ダイモンの夢の中で神楽舞と接触を持ち、舞を殺そうとしたが、ネクロマンとなった大散寺語によって阻止された。ちなみに「フレディ」は通称であり、本名は不明。

集団・組織

ノッカーズ

最近出没するようになった、悪の超能力者たちの呼称。「能力者」と表記されることもある。超能力を悪用して強盗などの粗暴な犯罪を行う者の存在がクローズアップされているが、神楽舞は、知能犯の「ノッカーズ」なども秘密裏に活動しているのではないかと推測している。なお、実はダイモンも「ノッカーズ」だが、その事実はダイモン自身も、舞も大散寺語も気付いていない。

その他キーワード

亡装遺体ネクロマン (ぼうそういたいねくろまん)

子供向け本格スプラッター特撮番組。正確にいつだったのかは分からないが25年近く昔、特撮の冬の時代、そしてスプラッターホラーが隆盛した時代に作られた。主人公のネクロマンは「死んだヒーロー」という設定だった。資料が散逸しており、放送回数が何回だったのか、という初歩的な情報すら分からなくなってしまっている。

ネクロマンスーツ

大散寺語の叔父の遺品の中から発見されたネクロマンのスーツ。特撮番組「亡装遺体ネクロマン」の撮影で実際に使われたものかどうかは謎。「ダイモン」と呼ばれる謎の亡霊が宿っているが、ネクロマンスーツそのものには特殊な機能などはない。

血花 (ちか)

ネクロマンスーツのパーツの1つ。八咫烏をモチーフとした鳥の人形の形をしているため、「八咫烏」の名で呼ばれることもある。ネクロマンスーツの情報端末としての機能を持ち、ダイモンはこれを通じてしゃべることができる。のちにネクロマンスーツが焼失した際、ダイモンは全意識を血花に移して消滅を免れた。

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