信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~

藤堂裕の代表作の一つ。戦国時代末期から安土桃山時代にかけての日本を舞台にしている。歴史的大事件である「本能寺の変」へ至る道筋と、その主役となる明智光秀や織田信長の活躍を描いた時代劇作品。「信長は残虐非道である」「光秀と信長は不仲で、光秀の不満が高じて本能寺の変が発生した」など、昨今の言説とは別の切り口と解釈が語られており、木下藤吉郎秀吉や徳川家康、彌助など、光秀や信長とかかわりの深い人物も多数登場する。秋田書店「別冊ヤングチャンピオン」2016年9月号より連載。

正式名称
信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~
ふりがな
のぶながをころしたおとこ ほんのうじのへん よんひゃくさんじゅういちねんめのしんじつ
漫画
ジャンル
時代劇
レーベル
ヤングチャンピオン・コミックス(秋田書店)
巻数
全8巻完結
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

明智 光秀 (あけち みつひで)

織田信長に仕えている男性。兵法に秀でているうえに連歌などの芸能も嗜(たしな)む実力者。長らく武将としての活躍に恵まれず、放浪していたが信長と出会い、彼に重用されることによって遅咲きの出世を果たす。天下泰平の世を目指している点は主君である信長と共通している。その信念や誠実な性格、高い能力から信長や彼の家臣、そして妻の煕子(ひろこ)から絶大な信頼を寄せられている。一方で、信長の片腕としての活躍を志す木下藤吉郎秀吉からは、嫉妬の念を向けられることも少なくない。実在の人物、明智光秀がモデル。

織田 信長 (おだ のぶなが)

「天下布武」を掲げて戦国の世を駆け抜けた男性。よくも悪くも個性的な性格で、当初は「大うつけ」などと呼ばれてバカにされ、諸国の大名たちからは取るに足らない存在として軽視されていた。しかし、明智光秀や木下藤吉郎秀吉、徳川家康など、織田信長自身と面識のある武将たちからはその資質を見抜かれており、桶狭間(おけはざま)の戦いで今川義元を撃破したことで、ほかの大名たちからも注目を集めるようになる。さらに、室町幕府の将軍家に名を連ねる足利義昭の上洛(じょうらく)の一助を担ったことで、やがて「麒麟児」と呼ばれて恐れられるようになる。実在の人物、織田信長がモデル。

クレジット

原案

明智 憲三郎

続編

信長を殺した男~日輪のデマルカシオン~ (のぶながをころしたおとこ にちりんのでまるかしおん)

独自の視点・研究から新説「本能寺の変」を描いて話題を呼んだ『信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~』の新章。原案は前作同様、明智光秀の子孫と伝えられる歴史研究家・明智憲三郎。戦国時代末期から安... 関連ページ:信長を殺した男~日輪のデマルカシオン~

書誌情報

信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~ 全8巻 秋田書店〈ヤングチャンピオン・コミックス〉

第1巻

(2017-05-19発行、 978-4253141918)

第8巻

(2020-10-20発行、 978-4253141987)

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