出禁のモグラ

出禁のモグラ

『鬼灯の冷徹』の作者・江口夏実が、同作の連載終了から、約1年3か月後に開始した長編連載。現代日本の都内某所が舞台。「あの世から出禁をくらっている」という、自称仙人の百暗桃弓木(モグラ)が主人公。ひょんなことからモグラと知り合った大学生二人が、不可思議な現象に出合う姿を描いた怪奇譚。幽霊や憑依といったオカルト現象が、シュールなコメディタッチで描かれているのが特徴。講談社「モーニング」2021年19号より連載を開始。

正式名称
出禁のモグラ
ふりがな
できんのもぐら
作者
ジャンル
お化け・妖怪
 
ギャグ・コメディ
レーベル
モーニング KC(講談社)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

百暗 桃弓木 (もぐら ももゆき)

あの世から出禁をくらい、この世で生き続けることを強いられている不死身の仙人。外見はボサボサ頭の青年で、青い甚平を着ている。都内某所の「抽斗(ひきだし)通り」にある銭湯を経営する。モグラの願いは早くあの世に逝くことであり、あの世へ導く「灯」とするために、亡者から出る火の玉(魂のカス灯)をカンテラに集めている。ただし、定期的にカンテラに貯めた魂のカス灯を接種しないと、この世で生活できないため、なかなかカンテラを満たすことができないでいる。

真木 栗顕 (まぎ くりあき)

八目大学文芸学科文学専攻のオタク大学生。ボサボサ頭とメガネ、あごひげが特徴の小柄な男性。年齢は21歳で、児童文学ゼミのゼミ長を務めている。心霊系の話が大の苦手だが、百暗桃弓木と出会ったことから、この世のものではないものが見えるようになってしまう。FPS(一人称視点のコンピュータシューティングゲーム)が趣味。

書誌情報

出禁のモグラ 4巻 講談社〈モーニング KC〉

第1巻

(2021-09-22発行、 978-4065238813)

第2巻

(2022-03-23発行、 978-4065271520)

第3巻

(2022-09-22発行、 978-4065290415)

第4巻

(2023-03-23発行、 978-4065311233)

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