初芝電器産業

初芝電器産業

島耕作シリーズ(漫画)に登場する架空の企業。

登場作品
島耕作シリーズ(漫画)
正式名称
初芝電器産業
ふりがな
はつしばでんきさんぎょう
関連商品
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概要

島耕作が勤めている日本最大手の電器メーカーで、カリスマ経営者吉原初太郎が町工場から育て上げた。初代社長吉原初太郎、第2代社長木野穣、第3代社長苫米地功、第4代社長大泉裕介、第5代社長中沢喜一、第6代社長万亀健太郎、第7代社長岡林栄一、第8代社長勝木清春、第9代社長郡山利郎、第10代社長松橋葉一。後に初芝五洋ホールディングス、五洋電機とともにTECOTへと社名変更。

島耕作と初芝電器産業

島耕作は新人研修を経て販売助成部制作課に配属された。島耕作が入社した昭和45年は「花の45年組」と呼ばれ約800人が新入社している。

初芝の職制では一般社員の上に主任というポストがあり、その上の係長を経て課長となる。課長からが非組合員。

係長研修には関東の事業所から約100人の係長候補が集まり、昇進率は69%。

主任はだいたい30歳前後、課長は35歳前後でなるのが普通。課長になるまではその都度、研修を受ける必要がある。

歴史・沿革

社員の採用にあたっては、一般常識を問う入社試験に加えて数度に渡る面接、さらに興信所を使っての身辺調査など徹底したリサーチが行われる。本社ビル内には社員食堂なども完備されており、低価格で高品質な食事が提供されている。(学生 島耕作 就活編)

ソラー電機とはライバル関係にあり、すべてのビデオデッキをVHS方式に統一することでソラー電機のベータマックス方式を壊滅させることを目標の1つとしている。(係長島耕作)

一時期はコスモス映画社も傘下としたが本業の悪化で手放す。(部長島耕作)

中国に合弁会社の上海初芝電産北京初芝電産を置き、出発集団と業務提携。(取締役島耕作)

TOBによって五洋電機と経営統合、持ち株会社初芝五洋ホールディングスを設立。(専務島耕作)

2010年に初芝五洋ホールディングス、五洋電機とともにTECOTに社名変更。出発電池と中国に合併会社を設立。東日本大震災後に経営方針を転換し日芝との事業提携、ソラー電機とテレビの共同開発などを行う。(社長島耕作)

テコット上海を山根和正董事長の後任として陳民生に託し、日本人ゼロの海外法人を実現。(会長島耕作)

TECOTへ社名変更

2010年に初芝電器産業、初芝五洋ホールディングス、五洋電機を統一して誕生。テクノロジー(技術)のTが真ん中のエコ(環境)を挟んでいるという意味の造語。理念の一つとして「エコロジー」を掲げており、エコにつながる農業や漁業の養殖などに、積極的に乗り出そうとしている。

初代社長島耕作、2代目社長国分圭太郎。

関連キーワード

出発集団 (ちゅーふぁー)

『島耕作シリーズ』に登場する企業。中国で三本の指に入る大手家電メーカー。初芝電器産業とは業務提携している。CEO(経営最高責任者)は孫鋭。孫鋭の理念で引き抜きを行わず、生え抜きの社員を揃える。 歴史・... 関連ページ:出発集団

サンライトレコード

『島耕作シリーズ』に登場する企業。初芝電器産業が95%の株式を持つ子会社。赤字が続く同社の立て直しのために代表取締役専務として島耕作が赴任し、リストラが断行される。社長の金子崇ほか大多数の役員がリストラされた。 島耕作のアイデアによる、ベテラン演歌歌手八ッ橋新子の再生、新人歌手Nyaccoの成功によって3期連続で前期比、前年同期比を上回る業績回復を果たす。 しかし初芝電器産業の岡林栄一社長が島耕作を追い出す目的で岡林派だった販売推進部部長高野健介が社長に就任。

五洋電機 (ごようでんき)

『島耕作シリーズ』に登場する企業。「液晶は五洋」の地位を確立した勝浦大喜が弱冠48歳で社長に就任。日本国内で液晶のシェアは50%を越え、6000億円の売り上げに達している。 歴史・沿革 得意とする液晶... 関連ページ:五洋電機

ソムサン電子 (そむさんでんし)

『島耕作シリーズ』に登場する企業。島耕作がライバルと明言する韓国メーカー。社長(COO)はイ・カプス。総合電機メーカーの時価総額で世界トップ、売上高はドイツのシーメンスに次いで900億ドルの世界2位、... 関連ページ:ソムサン電子

登場作品

島耕作シリーズ (しまこうさくしりーず)

大手電機メーカー初芝電器産業に務める島耕作が課長から社長へと昇進して活躍する約30年間を描いた弘兼憲史の代表的シリーズ作品。初期はサラリーマンの悲哀、オフィスラブを中心にした物語だったが、出世するにつ... 関連ページ:島耕作シリーズ

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