島耕作シリーズ

島耕作シリーズ

大手電機メーカー初芝電器産業に務める島耕作が課長から社長へと昇進して活躍する約30年間を描いた弘兼憲史の代表的シリーズ作品。初期はサラリーマンの悲哀、オフィスラブを中心にした物語だったが、出世するにつれてグローバルな展開を見せ、作品発表当時の経済状況、政治状況が物語に織り込まれるようになる。『エピソード1 課長島耕作』で第15回(2991年度)講談社漫画賞一般部門受賞。

概要

若くして課長に昇進した島耕作。出世欲の薄い島耕作であったが、その誠実な人柄と努力、甘いマスクを武器にして、ビジネスを次々と成功させていく。上司との確執、部下との軋轢、さらに派閥争いに巻き込まれながらも己を通し、初芝電器産業の中枢を担うようになっていくが、それとともに島耕作が直面する問題もグローバル化。

中国企業との提携や韓国企業との競争、政治と経済が複雑に絡み合い、さまざまな陰謀にも遭遇しながら、島耕作は日本経済、政界へも影響力を持つようになっていく。

登場人物・キャラクター

主人公

キャラクター紹介『島耕作シリーズ』の主人公。1947年9月9日生まれ。1970年に大手電器メーカー初芝電器産業に入社した団塊世代のエリート。派閥争いに巻き込まれて左遷されることも多いがそれを糧に変える... 関連ページ:島 耕作

キャラクター紹介 初芝電器産業の創始者吉原初太郎の隠し子でTECOTの大株主。1967年8月8日生まれ。島耕作が課長時代から男女関係があり、互いに束縛されるのを嫌っていたが、子宮癌の発症を機に島耕作に... 関連ページ:大町 久美子

初芝電器産業の販売助成部部長時代に部内に総合宣伝課を新設し、島耕作を課長として迎える。派閥に属さない一匹狼で、その生き方は島耕作に影響を与える。コスモス映画買収を成功させた功績が評価され、56歳で第5... 関連ページ:中沢 喜一

キャラクター紹介初芝電器産業第6代社長。企画力があり、義理人情に厚く部下から慕われている。社長退任後も初芝電器産業に残ってトップ人事に幾度となく奔走、社長島耕作を誕生させるに至る。長年連れ添った愛人栗... 関連ページ:万亀 健太郎

キャラクター紹介初芝電器産業第4代社長大泉裕介の愛人だったが、島耕作とも関係を持つ。しかし大泉裕介が倒れた後は献身して島耕作とは良き友人になる。大泉裕介死後、島耕作が赴任していた中国に渡り、北京でカウ... 関連ページ:馬島 典子

島耕作の娘島奈美がニューヨークで発掘した新人歌手。日本人とアメリカ人のハーフ、14歳。父親を探すために日本での活動を希望し、島耕作が代表取締役専務を務めるサンライトレコードと契約。実は島耕作がアメリカ... 関連ページ:ナンシー・アレン

孫 鋭

出発集団のCEO(経営最高責任者)。初芝電器産業との事業提携を機に島耕作とはビジネスパートナー以上の親しい関係となる。馬島典子との交際に進展をみなくなり、日本での秘書兼ガールフレンド男全マキとの間に息子本龍をもうける。日本に留学していた学生時代、祇園の芸妓沙帆里との間に一女中嶋かほりをもうけている。

国分 圭太郎

島耕作が中国に赴任していた時代の部下。島耕作の後任である八木尊から嫌われて閑職に追いやられるが、島耕作の評価は高く、本社に呼び戻されて島耕作のブレーンとして活躍。島耕作の社長解任を企む社内クーデターでは密偵を引き受け、クーデターを阻止した。島耕作の跡を継いでTECOT第2代社長に就任する。

島耕作とは大学生時代からの友人で、アーバンリサーチ社の探偵時代は、島耕作の妻の浮気調査から産業スパイの調査、裏工作まで公私にわたってサポート。木暮探偵事務所を経営するようになり、島耕作が初芝電器産業の... 関連ページ:木暮 久作

島耕作が初芝電器産業営業本部販売助成部課長時代の部下。高卒で入社し島耕作よりも入社が6年早いため敵視している。部下に厳しく上司にごまをするタイプで、自分のミスを他人に押しつける、女性スタッフへのセクハ... 関連ページ:今野 輝常

島耕作が初芝電器産業営業本部販売助成部総合宣伝課課長時代の部下。当初は島耕作に忠実だったが、その後は昇進欲を持ち、社長を目指すようになると島耕作をライバル視するようになる。しかし取締役に昇進すると銀座... 関連ページ:八木 尊

集団・組織

初芝電器産業

『島耕作シリーズ』に登場する企業。島耕作が勤めている日本最大手の電器メーカー。カリスマ経営者吉原初太郎が町工場から育て上げた。TOBによって五洋電機と経営統合、持ち株会社初芝五洋ホールディングスを設立。2010年に初芝五洋ホールディングス五洋電機とともにTECOTに社名変更。

TECOT

『島耕作シリーズ』に登場する企業。2010年に初芝五洋ホールディングス初芝電器産業五洋電機を統一して誕生。テクノロジー(技術)のTが真ん中のエコ(環境)を挟んでいるという意味の造語。出発電池と中国に合併会社を設立。初代社長島耕作、第2代社長国分圭太郎。

初芝電産貿易

『島耕作シリーズ』に登場する企業。初芝電器産業の100%子会社で代表取締役専務として島耕作が赴任。欧米の家具、食器、住宅機器関連消費、ワイン、食品など取り扱う輸入品目は多岐にわたる。ワイン輸入部門に大町久美子が所属していた。島耕作がフランスで見つけてきたプレスティージュを独占輸入している。

サンライトレコード

『島耕作シリーズ』に登場する企業。初芝電器産業が95%の株式を持つ子会社。赤字が続く同社の立て直しのために代表取締役専務として島耕作が赴任し、リストラが断行される。島耕作のアイデアによる、ベテラン演歌... 関連ページ:サンライトレコード

五洋電機

『島耕作シリーズ』に登場する企業。「液晶は五洋」の地位を確立した勝浦大喜が弱冠48歳で社長に就任。得意とする液晶と電池の技術が狙われソムサン電子からM&Aが仕掛けられる。初芝電器産業にホワイトナイトを... 関連ページ:五洋電機

ソムサン電子

『島耕作シリーズ』に登場する企業。総合電機メーカーの時価総額で世界トップ、島耕作がライバルと明言する韓国メーカー。液晶と電池に強い五洋電機にM&Aを仕掛けるが、初芝電器産業がホワイトナイトとなり失敗に... 関連ページ:ソムサン電子

出発集団

『島耕作シリーズ』に登場する企業。中国で三本の指に入る大手家電メーカー。CEO(経営最高責任者)は孫鋭。孫鋭の理念で引き抜きを行わず、生え抜きの社員を揃える。品質とサービスにこだわる物作りが認められ国... 関連ページ:出発集団

アニメ

その時、シマコーが動いた

歴史の陰に島耕作あり。本能寺の変もミラノ勅命もコロンブスの卵もフランス革命もトロイの木馬も、誰もが知っている歴史的事件の陰には島耕作が関わっていた。 関連ページ:その時、シマコーが動いた

週刊シマコー

巨大化して怪獣になり、南極まで出張に出かけ、海賊船に乗り、養殖まで手掛け、最後には「鳥耕作」と名前まで変えてしまう。そんなスーパーサラリーマンの島耕作は今日も大忙しである。 関連ページ:週刊シマコー

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