勘違いの工房主 英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話

勘違いの工房主 英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話

時野洋輔の小説『勘違いの工房主 英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話』のコミカライズで、漫画担当の古川奈春の初連載作。舞台は各個人の持つ能力が、生まれつき適性として最高のSSSから最低のGランクに分けられており、その差は覆しようがないという設定の、剣と魔法のファンタジー世界。戦闘以外の能力で英雄パーティを支えていたクルト・ロックハンスが、パーティを解雇されたのをきっかけに、その才能を活かして無自覚に成り上がっていく姿を描いたファンタジー冒険譚(たん)。そのあまりの能力の高さと人のよさから、周囲には真実をひた隠しにされ、自虐を加速させながらすごいことをやってのけるクルトのギャップがコミカルかつ爽快に描かれる。アルファポリス「アルファポリス 電網浮遊都市」で2019年12月17日から配信の作品。

正式名称
勘違いの工房主 英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話
ふりがな
かんちがいのあとりえまいすたー えいゆうぱーてぃのもとざつようがかりが じつはせんとういがいがえすえすえすらんくだったというよくあるはなし
原作者
時野 洋輔
漫画
ジャンル
アドベンチャー
 
ファンタジー
レーベル
アルファポリスCOMICS(アルファポリス)
巻数
既刊7巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

クルト・ロックハンス

クルト山脈の中にあるハスト村という、知る人も少ない小さな村出身の少年。自分より他人を優先する心優しい性格で、細やかな気遣いもできる。傍若無人ながら、その腕は並び立つ者がいないほどの戦士、ゴルノヴァをはじめとする一騎当千のメンバーがそろう、「英雄パーティ」とも評される「炎の竜牙」で雑用係を務めていた。だが、戦闘関連の適性は軒並み最低のGランクで、戦いにおいてまったく役に立たない。そのためパーティを解雇され、途方に暮れていたところをユーリシアと出会い、彼女と行動を共にするうちに国家の中枢を担う多くの人々との邂逅(かいこう)を経て、やがて第三王女のリーゼロッテ・ホムーロスを政敵から守るための工房主(アトリエマイスター)となる。実は料理や建築、採掘といった戦闘以外の能力は、あらゆる方面においてSSS級の特性の持ち主で、その実力は王立魔法技師研究所の所長の座と、国王の許しさえ得られれば名誉伯爵相当の待遇をもって迎えられるほど。ただ、並外れた戦闘能力を持つ炎の竜牙のメンバーたちの中にいたため、クルト・ロックハンス自身は自己肯定感が異常なまでに低く、自らのすごさをまったく自覚していない。

ユーリシア

元王家直属の冒険者の女性。現在は王家を離れ、一介の貧乏冒険者として活動している。白色のロングヘアに褐色の肌を持ち、スレンダーでスタイル抜群の美女。だが、ユーリシア自身はその美しさに無頓着。肩書どおりのすさまじい剣技の腕が立ち、第三席宮廷魔術師のミミコをはじめ、王国の中枢を担う人々との付き合いも未(いま)だに続いている。英雄パーティ「炎の竜牙」を解雇されたクルト・ロックハンスと知り合い、彼の戦闘以外における異常に高い能力、それとは裏腹に極端な自己肯定感の低さに翻弄されながら、クルトを大きな運命へと誘うこととなる。第三王女のリーゼロッテ・ホムーロスには「ユーリ」と呼ばれている。

クレジット

原作

時野 洋輔

キャラクター原案

ゾウノセ

書誌情報

勘違いの工房主 7巻 アルファポリス〈アルファポリスCOMICS〉

第1巻

(2020-11-20発行、 978-4434281372)

第4巻

(2022-12-19発行、 978-4434313530)

第5巻

(2023-08-24発行、 978-4434325021)

第6巻

(2024-02-22発行、 978-4434334900)

第7巻

(2024-10-23発行、 978-4434346743)

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