概要・あらすじ
核の炎が世界全土を焼き尽くした世紀末の世界に、覇王たらんと最強の暗殺拳・北斗神拳の使い手であるラオウが立ち上がった。愛馬である黒王号にまたがり、修羅の国から彼を追ってきたソウガやレイナらと共に、拳王軍を率いて近隣の軍閥を次々と制圧していった。
そして南斗鳳凰拳の伝承者であるサウザーと相まみえることになる。
登場人物・キャラクター
ラオウ
究極の暗殺拳である北斗神拳の使い手で、己の拳だけを信じている。「世紀末覇者」を名乗り、。4000人以上の兵を率いて拳王軍を形成し、仲間のソウガ、レイナと共に近隣の城を次々と攻め落とす。
ソウガ
拳王軍の軍師としてラオウに仕えている。レイナの兄で修羅の国の出身。得意技は嵩山旋風脚。砂漠の村に潜入した際、姿を見せない敵の拳法により致命傷を負わされる。
レイナ
ソウガの妹で、ラオウの幼なじみ。ラオウに思いを寄せているがそれを隠しながら助けている。双剣の騎士で、剣の腕は高い。北方で敵に捕縛され、ラオウの寝首をかく刺客となるよう脅迫される。
リュウロウ
南斗流鴎拳の使い手で、庵に隠遁している。突然現れたラオウへの協力を拒否して、乱世を正すことができるのは、民衆の悲しみを背負う末弟ケンシロウだと話す。
サクヤ
籠城する我王軍を攻めあぐねていたラオウの前に突如現れた女性。一兵も使わず、一晩で城を攻め落とすと申し出る。その後は軍師としてラオウ軍に加わる。
トキ
北斗神拳の使い手で、ラオウの弟。力なき者たちが集まる村に住んでおり、北斗神拳を使って人々を癒やしている。突然現れたラオウに力を貸せと言われるが拒絶したため、カサンドラに収容される。
ユダ
南斗六聖拳の一派である南斗紅鶴拳の伝承者。策略に長けており、聖帝軍精鋭部隊を率いてラオウ不在時の拳王府を襲撃する。
リュウガ
ユリアの兄で、泰山天狼拳の使い手。突然ラオウの前に現れ、従軍することになる。その後、攻め込んできた獅子王軍に行き過ぎた殺戮を行い、ソウガを激怒させる。
イザベラ
ユダ軍副官であるダガール配下の女性。悲しい過去を持っている。
サウザー
南斗鳳凰拳の伝承者で、秘孔が効かない特殊な体の持ち主。聖帝を名乗り、ラオウと拮抗する勢力を持っている。領土に侵攻してきた拳王軍と、一戦も交えずに和解を結ぶ。
黒王号 (こくおうごう)
巨大で漆黒な馬。1000頭の荒馬たちを率いて、ラオウの侵攻隊を全滅させる。その後黒王谷で出会ったラオウに王の器量を見て、背中に乗せる。
ジュウザ
リュウガの腹違いの兄。レイナの前に姿を現し、ユリアが死んだと告げる。
ユリア
南斗正統血統の女性で、ケンシロウの恋人。