概要・あらすじ
高校生の堀切ちよみは、突然身長が15センチほどに縮んでしまった恋人の南くんを部屋にかくまって暮らしていた。どうして小さくなってしまったのか、元に戻せるのかもわからない不安のなか、南くんをポケットに入れて通学するちよみ。南くんが小さくなったことは2人だけの秘密で、南くんは行方不明扱いになっている。小さくなっても悲観せずに前向きな南くんだったが、いつもちよみのポケットにいることから、彼女に近づく男には目を光らせている。
少しやきもち焼きの南くんをなだめながら、不思議な関係は続いていく。
登場人物・キャラクター
堀切 ちよみ (ほりきり ちよみ)
南くんの彼女の女子高生。髪はセミロングで目の大きな可愛い女の子。小さくなってしまった恋人の南くんを部屋にかくまい、一緒に暮らしている。少し嫉妬深い南くんに気を使いながら、面倒を見ている。
南くん (みなみくん)
堀切ちよみのボーイフレンドの男子高校生。身長が15センチほどに縮んでしまった。もともとは眼鏡をかけていて、少しぽっちゃりとしていた。体が小さくなると眼鏡がかけられなくなり、体を動かすことが多くなったことで少しやせた。体が小さくなってからは、恋人であるちよみの部屋にかくまってもらって、一緒に暮らしている。彼女のポケットに入り、学校へも一緒に行っている。
居原 理久 (いるはら りく)
堀切ちよみ、南くんのクラスメイトの男子。パーマのかかった長い髪を後ろでしばっている。手先が器用で、南くんの小さな人形を手作りして、ちよみに渡した。それをきっかけにちよみに交際を申し込む。フィギュアを作るオタクで、ちよみのことを「堀切氏」と呼んだり、語尾に「ナリ」を付けるなど口調もオタクっぽい。