声優戦隊ボイストーム7

オタクの聖地秋葉原を舞台に、7人の若者たちと「妄想獣」との戦いを描いたギャグコメディ作品。「ARIA」2012年6月号から2013年1月号にかけて掲載された。2013年には、日本テレビ系列でモーションコミックとしてTVアニメ化もされた。企画協力は81プロデュース、原案はmasaki。

正式名称
声優戦隊ボイストーム7
ふりがな
せいゆうせんたいぼいすとーむせぶん
作者
ジャンル
スーパーヒーロー
レーベル
講談社キャラクターズA(講談社)
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概要・あらすじ

会社員の六本木健は、休憩がてら喫茶店「ソプラノ」に入店した。客の数に対して多すぎる店員や、店員たちのマニアックな話題にとまどいを覚えながらも、くつろいでいた。そこへ、突如テレビから正体不明の怪獣が出現した、とのニュースが流れる。すると、マスター早乙女の口から、自身の正体や店を開いた目的が語られ、店内にいた全員が、謎の変身マイクを手渡されるのだった。

こうして健を含めた7人の男女は、日本の平和を守るため、ボイストーム7として、戦いに身を投じていくこととなる。

登場人物・キャラクター

一文字 遼 (いちもんじ りょう)

喫茶店「ソプラノ」の店員として働く青年。ボイストーム7のボイスワン。アクション俳優を夢見る19歳で、戦隊ものの特撮ドラマが好き。戦隊内でのイメージカラーは赤。本人はリーダーを自称しているが、その件ではゴールドのイメージカラーを持つ三廻部洋と衝突している。妄想獣グリードとの戦いでは、1人素手で戦って武闘派なところをアピール。 しかし、最終的に三廻部が他のメンバーとともに放った必殺技によって、敵を先に倒され、おいしいところを持っていかれてしまう。

二階堂 仁 (にかいどう じん)

喫茶店「ソプラノ」の店員として働く青年。ボイストーム7のボイスツー。戦隊内でのイメージカラーは白と青。趣味はコスプレ撮影で、自ら女装をしてフラッシュを浴びるのが大好き。一方で謎が多く、普段何をしているのかは、他のメンバーにもわかっていない。コスプレ会場に現れた妄想獣マッドネスとの戦いでは、他のコスプレイヤーが、油断をして衣装をダサいものに変えられていくなか、唯一スキを見せない完璧なポージングを見せ、必殺技「ブループレッシャー」で倒した。

三廻部 洋 (みくるべ よう)

喫茶店「ソプラノ」の店員として働く青年。ボイストーム7のボイスリー。戦隊内でのイメージカラーはゴールド。他のメンバーとは違って、かなりの富豪。なぜ喫茶店でアルバイトをしているのか不明。その財力を活かして、メンバー全員をラスベガスに招待し、自分の経営するホテルを貸し切って、サバイバルゲームを楽しんだりもした。仕切りたがりな性格で、一文字遼とはリーダーの座を巡ってケンカが絶えなかった。 しかし、一般人と富豪、という格の違いを見せつけて、実質的にリーダーポジションに収まっている。

四方田 豪 (よもだ ごう)

喫茶店「ソプラノ」の店員として働く青年。ボイストーム7のボイスフォー。本やマンガ、アニメなど幅広い趣味を持ち、喫茶店の他に、神田の古書店でもアルバイトをしている。戦隊内でのイメージカラーは紫。普段は地味でおとなしい性格だが、トレードマークでもある眼鏡を外すと、テンションが上がり、チャラい言葉を話す別人になる。 この事実はずっとひた隠しにされていたが、妄想獣ダークホールとの戦いで、ついにメンバーに発覚。四方田豪は隠し事をしていたことを皆に謝ったが、「マンガではよくあること」と、あっさりと受け入れてもらえた。

五反野 優 (ごたんの ゆう)

喫茶店「ソプラノ」の店員として働く女性。ボイストーム7のボイスファイブ。戦隊内でのイメージカラーは黄色。可愛いモノが好きで、ぬいぐるみなどを集めている。また、普段着もお姫様のような服装だったり、自家用車も猫型の車だったりと徹底している。可愛いモノへの独自の価値観があり、妄想獣バッドマンとの戦いで、アルパカがよくわからない生き物に変えられて周囲が困惑しても、1人可愛いと喜んでいた。

六本木 健 (ろっぽんぎ けん)

会社員の青年。ボイストーム7のボイスシックス。たまたま入店した喫茶店「ソプラノ」で、マスター早乙女にボイストーム7にスカウトされる。イメージカラーは緑。唯一の会社員ということもあり、勤務中に呼び出されるなど、無茶な状況に悩まされることも多い。ゲームが好きで、休みの日などは上下スウェットで、一日中ゲームをしている。 ボイストーム7として戦っていくうちに、自身が勤務している会社が、妄想獣に関わっていることに気づいていく。

七菜香 華 (ななか はな)

喫茶店「ソプラノ」の店員として働く女子高生。ボイストーム7のボイスセブン。いわゆる腐女子で、BLものが大好き。普段通っている高校では、自分の趣味は一切明かさずに過ごしていた。しかし、妄想獣ナオト&コージとの戦いで、自分以外にも、高校に隠れ腐女子がいたことを知ってからは、自らの趣味を公言。同じ趣味を持つ友達を作って行こうと決意する。

マスター早乙女 (ますたーさおとめ)

喫茶店「ソプラノ」の店長を務める男性。ヒゲを生やして眼鏡をかけている。妄想獣の出現を予期しており、ボイストーム7とするべく、行く先々でアルバイトメンバーをスカウトしていた。その後六本木健も半ば強引にスカウトし、特製の変身マイクを渡して、正式にボイストーム7を結成。以降はメンバーから「長官」と呼ばれるようになる。 健が勤務している会社の、ある人物と関わりを持っている。

妄想獣マーダー (もうそうじゅうまーだー)

池袋の「乙女ロード」に突如として現れた妄想獣。ボイストーム7が初めて戦った妄想獣でもある。オタクが生きるための原動力である「萌え」を吸い取ることを目的に、同人誌を焼いて食べていた。ボイストーム7のメンバー全員で放った必殺技「ミラクルボイス」によって倒された。

妄想獣グリード (もうそうじゅうぐりーど)

秋葉原に現れた妄想獣。街中にある看板や漫画から、可愛い女性キャラクターのみを吸い取っていた。見た目の気持ち悪さから、一文字遼以外のメンバーは戦おうとしなかったが、最後には必殺技「ゴールデンボイスレインボー」によって倒された。

妄想獣マッドネス (もうそうじゅうまっどねす)

コスプレ会場に現れた妄想獣。コスプレ衣装という、世間的には恥ずかしい姿を、もっと恥ずかしい姿にすることを目的としていた。他のメンバーが妄想獣マッドネスのフラッシュを浴びて、あられもない格好になるなか、唯一完璧なポージングを取れる二階堂仁の活躍によって倒された。

妄想獣アンノウン (もうそうじゅうあんのうん)

三廻部洋が経営するホテルに現れた妄想獣。霧を吐き出して二階堂仁と五反野優を気絶させて操り、他のメンバーと同士討ちを狙おうと企む。だが六本木健たちの活躍によって、操られたメンバーが正気に戻り、最後は必殺技「ゴールデンボイスレインボー」で倒された。

妄想獣ダークホール (もうそうじゅうだーくほーる)

オタクの象徴である「眼鏡」を吸い込みにやって来た妄想獣。街のオタクやボイストーム7のメンバーである四方田豪などが被害に遭い、苦戦を強いられる。最後は四方田の別人格である「ヤバモテの翔」の必殺技「超セクシャルパープルブリリアントフラッシュ」で倒された。

妄想獣バッドマン (もうそうじゅうばっどまん)

街に現れた妄想獣。平和ボケした人間に恐怖を与えるため、世の中の可愛いモノを、よくわからない可愛くないモノに変えようと企む。だが、たまたまその場に居合わせた五反野優だけは、どんなモノでも可愛いと認め、最後は必殺技「カワイイは正義だよっ」で倒された。

妄想獣ナオト&コージ (もうそうじゅうなおとあんどこーじ)

七菜香華が通う高校に現れた妄想獣。見た目はイケメンの男子高校生。「腐女子の本体」と呼ばれる「ホモォ」を奪おうとしていた。七菜香も同じく「ホモォ」を奪われて、真っ白に燃え尽きていた。実は妄想獣ナオト&コージは、別の妄想獣によって操られた、偽物のイケメンカップルであることが発覚。最後は七菜香の必殺技「破局への前奏曲」で倒された。

集団・組織

ボイストーム7

マスター早乙女がスカウトしたメンバーによって組織された集団。変身マイクを装着し、それぞれのメンバーのイメージカラーに応じた特別な衣装を身にまとって、平和のために戦う。一文字遼によれば、変身した後は身体能力が上がり、素早い動きができるようになるという。しかし、基本的には「声」を使って戦うため、それらが表面化することはあまりない。

クレジット

企画協力

81プロデュース

原案

masaki

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