概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
アンナ=ハルミッヒ
グラナス帝国ハルミッヒ辺境伯イザークの娘。年齢は16歳。母親は帝国にこの人ありと知られる淑女で、辺境伯領の後継者で兄のアロイス、長女のローズ、妹のマリーがいる。ほかのきょうだいは母親似の貴族然とした優雅さと気品にあふれているが、アンナ=ハルミッヒは歴戦の勇者である父親・イザークに似て剣術を好み、武器防具を偏愛している。イザークが隣国アルビオン王国からの侵略によって戦死すると、その戦で人質に取られたアロイスを奪還するため、交換条件として敵国に婚約者として差し出される。アンナは父親の仇として将軍を暗殺する心づもりでいたが、折り悪く来訪したアルビオン国の王太子ケネス=アルビオンによって暗殺を阻止されてしまう。だが、凶行に及んだアンナの胆力と「アルビオン王国を滅ぼす」という啖呵を意気に感じたケネスから気に入られ、彼の王太子妃に迎えるとの宣言とともに王都へ連れ去られることとなる。
ケネス=アルビオン
アルビオン王国の王太子である青年。国の権力をほしいままにするテオ=エクリプス公爵をはじめとした貴族の専横を憂いており、腐敗した現状のアルビオン王国を滅ぼすという野望を抱いて暗躍している。政敵の娘にして婚約者のイーリス=エクリプスがいる。隣国のグラナス帝国ハルミッヒ辺境伯領に攻め込んだ将軍の独断専行をとがめに訪れた際、将軍を暗殺しようとしているハルミッヒ辺境伯令嬢・アンナ=ハルミッヒと出会う。そして、暗殺を阻止されたアンナに返す刀で命を狙われるものの撃退する。この時、アンナの「アルビオン王国を滅ぼす」との啖呵に面白みを見いだし、彼女を王太子妃として迎えるために王都に連れて帰る。
書誌情報
売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される 9巻 双葉社〈モンスターコミックスf〉
第1巻
(2022-12-09発行、 978-4575415421)
第2巻
(2023-01-07発行、 978-4575415636)
第3巻
(2023-03-10発行、 978-4575416008)
第4巻
(2023-05-10発行、 978-4575416411)
第5巻
(2023-09-08発行、 978-4575417289)
第6巻
(2024-01-10発行、 978-4575418019)
第7巻
(2024-05-10発行、 978-4575418774)
第8巻
(2024-06-10発行、 978-4575419016)
第9巻
(2024-11-09発行、 978-4575420111)