妹は思春期

妹は思春期

二人暮らしをしている兄の城島シンジと妹の城島カナミ。妹は日々シモネタを考え続けており、兄の前で、また学校の様々なところで、下品なネタを繰り出し続けている。コミック2巻以降は、城島カナミの幼稚園時代を描いた『妹はひまわり組』や、描きおろしマンガが収録されている。『みなみけ』とのコラボで、桜場コハルと氏家卜全がネタふりとオチを交互に担当する『みなみけも妹も思春期』という企画が9巻に収録されている。

正式名称
妹は思春期
ふりがな
いもうとはししゅんき
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
下ネタ
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概要・あらすじ

城島カナミは、兄の城島シンジと二人暮らしをしている。彼女は人一倍エロネタに興味があり、普段からシモネタばかりを言い、兄につっこまれ続けていた。学校でも普段からシモネタの連発で、友人の矢野アキにつっこまれる日々を送っている。その他にも、彼氏とのプレイを生々しく語る岩瀬ショウコ、堂々とセクハラを叫ぶ新井カズヤ、授業中もしれっとシモネタを言う小宮山先生など、様々なシモネタあふれる人々の学校生活が描かれる。

登場人物・キャラクター

城島 カナミ (じょうしま かなみ)

16歳、身長160cm、O型。兄の城島シンジと二人暮らしをしている、常にシモネタを考えている妹。家事は得意で、学校の成績も優秀。性的好奇心が非常に強く、耳年増な処女。バイブやSMグッズ、ワセリン、エロ本などを数多く所持している。また常にシモネタを言い続けることで、幼稚園時代から周囲の人間にシモネタを刷り込んできた。 エロネタのためなら手段を選ばず、兄の前で全裸になったり、オナニー中の部屋を覗いたりすることが多々ある。バストが小さいのがコンプレックス。学校では友人の矢野アキが彼女に対するツッコミ役になっている。しかし岩瀬ショウコ、黒田マナカなどの友達と同時にシモネタを言うので、ツッコミが追いつかなくなっている。 体がとてもやわらかい。両親は幼稚園時代を描いた『妹はひまわり組』に登場している。

城島 シンジ (じょうしま しんじ)

城島カナミの兄で、妹と二人暮らしをしている。シモネタを常に繰り返す城島カナミのツッコミ役。叶ミホや吉見チカに好意を寄せられている。エロ本やAVはそこそこ見ている。ただし妹にエロ本を持ちだされることが非常に多く、また部屋でAVを見ている時は、壁越しで盗み聞きされている。 妹とは基本仲が良いが、行き過ぎた妹の行動に対処するため日々苦労を重ねている。オープンに性癖をさらしている新井カズヤと仲が良い。また、ツッコミ役の同士である矢野アキとは会話があう。周りの女性があまりに変人ぞろいなため、右手が恋人と言い切る。アナルフェチで、女教師ものが好き。

叶 ミホ (かのう みほ)

16歳、身長160cm、B型。城島カナミの隣のクラス。城島シンジが好きで、アプローチをかけるも、城島カナミなどの乱入でタイミングを逸し、うまくいかない。城島シンジに近づくため、小宮山先生やマリア・ルーズベルトに相談していくうちに、どんどん肉食な性格になり、ストーキングを始める。 彼女がメインの4コマはほとんどが「いたいけな○○」というタイトルになっている。

矢野 アキ (やの あき)

16歳、身長163cm、A型。城島カナミの友人で、クラスメイト。ショートカットで、明るく素直でサバサバした性格。エロボケを繰り出す城島カナミに激しくツッコむ、常識をわきまえた少女。同じくクラスメイトで、彼氏とのプレイをしれっとしゃべる岩瀬ショウコや、官能小説好きの黒田マナカにも鋭くつっこんでいる。 彼女がいない時はつっこみ不足で、周囲の人間のシモネタがとまらなくなってしまう。胸が大きく、城島カナミに揉まれたり、周囲の友達から嫉妬されている。

岩瀬 ショウコ (いわせ しょうこ)

16歳、身長161cm、O型。城島カナミのクラスメイト。黒髪ロングの吹奏楽部に所属する真面目で物静かなアーティストだが、彼氏とのSMプレイ、ブルセラプレイ、特殊な体位など、生々しい性癖ネタをしれっと話しだす。彼氏とのプレイ内容は、マニアックなものが多い。普段からバイブを入れていたり、人の家でオナニーをしたりと、行動も下品。 彼氏はなぜか金城カオルの通う女子校にいる。前半は「ショウコ」、後半は「ショーコ」と呼ばれている。

黒田 マナカ (くろだ まなか)

16歳。城島カナミのクラスに転校してきた。城島カナミとは幼稚園時代の友人。幼稚園卒園と共に引っ越し、高校で地元に戻ってきてからは、学級委員長を務めている。一見クールで無表情だが、城島カナミや小宮山先生と張り合うほどのシモネタを繰り出す。官能小説の新人賞で佳作をとっていて、普段からネタ帳を持ち歩いている。 『妹はひまわり組』では幼稚園時代からシモネタを淡々と話しており、16歳まで処女でいることを決意していた。高校に入ってからも「処女はすばらしい」と誇りを持っており、常に貞操帯を身に着けている。貞操帯を外すと身体能力があがる。「キンタマ」という名前のチンチラゴールデンを飼っている。 ショタコン。

金城 カオル (きんじょう かおる)

16歳、身長170cm。紅白百合学園バスケ部部員。岩瀬ショウコの友達。彼女の学校になぜか岩瀬キョウコの彼氏がいる。ボーイッシュな顔立ちで度胸があり、女子に人気がある。箱入り娘で、異性とはほとんど接したことがない。ピュアな心の持ち主で「間接キッスで妊娠する」などを信じている。城島カナミを始めとした周囲のシモネタがわからず、一切通じない。 パイパン。

新井 カズヤ (あらい かずや)

18歳、身長178cm、A型。城島シンジのクラスメイト。高校生にしては変態と言えるほど懐が深く、堂々と自分の性癖を明かすオープンな性格。大声でセクハラなネタを叫ぶため、クラスのひんしゅくを買い続けている。同じクラスの今岡ナツミにセクハラを繰り返しており、その度に鉄拳制裁を喰らう。特技は触らずにイクこと。 マゾヒスト。

今岡 ナツミ (いまおか なつみ)

18歳。髪の毛が外ハネの、城島シンジのクラスメイト。社交的で世話焼きな常識人。風紀委員長。おとなしい性格だが、怒ると暴力を振るう。特に新井カズヤがしばしばセクハラを働いて来る度に、殴り飛ばしている。あまりに強いため、城島シンジからは敬遠されている。

関川 エーコ (せきかわ えーこ)

13歳。城島カナミ、城島シンジの従姉妹。テニス部のレギュラーで、握力はすごい。城島カナミと似て、エロネタに高い興味を示し、毎年遊びに来ては、城島シンジの持つエロ本を見つけて持ち帰る。また城島カナミと擬似プレイをしたこともある。学校でもシモネタを連発するため、福浦マホに度々つっこまれている。 学校では、ノーパンにブルマを履いて行動することがある。

福浦 マホ (ふくうら まほ)

13歳。後ろで髪を縛っている。テニス部所属の、関川エーコの友人。関川エーコが学校で繰り出すシモネタに、日々ツッコミをいれているが、次第に彼女のテンポに染まってしまう。成績は悪い。飼っているイヌの名前はタロー。

吉見 チカ (よしみ ちか)

関川エーコの友人。美術部員。図書委員。おとなしく清楚な、黒髪ロングの少女。関川エーコに連れられて城島家を訪れた際、城島シンジと知り合い、恋に落ちる。なんとか近づこうと努力をするも、思い込みの激しさで空回りし続け、一向に実る気配がない。

小宮山先生 (こみやませんせい)

26歳、身長167cm、AB型。化学などの教科を教えている。いつも白衣を着て、淡々とシモネタを言うメガネの女教師。城島シンジのクラスの担任で、風紀委員の顧問。男子生徒を触ったり、校内放送でシモネタを流すなど、長い人生経験を駆使して、いかに生徒を弄ぶか常に考えている。黒田マナカとはシモネタで張りあい、拮抗している仲。 度が過ぎるとクラス全員から無視されることもある。職員室では、国語教諭の加藤キョウコにつっこまれている。

加藤 キョウコ (かとう きょうこ)

29歳、身長166cm、O型。新婚で幼い子どもがいる国語教員。真面目で温和な性格だが、小宮山先生にいじられており、最初の頃は彼女のシモネタに翻弄されていたが、次第に冷淡につっこむようになった。

マリア・ルーズベルト (まりあるーずべると)

25歳、身長173cm。日本文化が好きで、語学研修のためやってきた英語教師。アメリカフロリダ州出身。レズビアン。シモネタは好きだが、男性がらみのネタは嫌悪している。姉と仲が良く性的なじゃれあいをしていたが、一緒に保健体育をしていた時に自分の処女膜がなくなっていることに気づき、女性好きになった。 矢野アキや叶ミホに手をだしている。日本のエロゲーが好き。

坪井先生 (つぼいせんせい)

24歳、身長179cm、A型。素直で熱血漢な新米教師。基本真面目な先生で、小宮山先生によるシモネタ指導をしっかり受けすぎているため、発言が裏目に出て痛い目にあってしまう。

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