作品の概要
基本情報
斎創の代表作。作者のSNSでの発表から始まり、同人誌を経て商業連載化された。
要旨と舞台設定
現代日本のキャラクター開発会社が主な舞台。新入社員の篠崎拓馬と入社3年目の先輩、片瀬詩織里との関係を描く物語。
ストーリー展開
入社まもない篠崎と、同じ部署の先輩である詩織里の日常的な交流から物語は始まる。身長148cmと小柄ながら巨乳で、仕事もできる詩織里は、後輩である篠崎の面倒見が良く、徐々に互いを意識しあう仲になる。また、業務や社内行事を通じて、二人の関係性が変化していく過程が描かれる。
ジャンル的特徴と位置づけ
本作は、職場における先輩後輩の関係性を軸に展開するオフィスラブコメディ。作中では、詩織里はしばしば猫に例えられ、猫耳やしっぽ、猫のような仕草で描かれる。
連載状況
竹書房「ストーリアダッシュ」で2020年4月7日から2025年9月26日まで連載されたのち、同サイトが他の竹書房サイトと統合された「竹コミ!」に引き継がれ、オープン日である2025年10月17日から連載。
受賞歴
2020年「次にくるマンガ大賞2020」Webマンガ部門11位。
メディアミックス情報
テレビアニメ
2023年7月から10月までテレビ朝日系列にて放送。アニメーション制作はproject No.9。篠崎拓馬を新祐樹、片瀬詩織里を立花日菜が演じる。
テレビドラマ
2025年1月から3月までBS松竹東急の「水曜ドラマ23」枠にて放送。篠崎拓馬を瀧澤翼、片瀬詩織里を十味が演じる。
登場人物・キャラクター
篠崎 拓馬 (しのざき たくま)
ある企業の新入社員の男性。真面目で純情な青年で、少し変わった性格の姉がいる。仕事は丁寧だが、慎重すぎるところがある。同じ部署の小さくて可愛(かわい)い先輩の片瀬詩織里に優しくされ、彼女に好意を寄せるようになる。
片瀬 詩織里 (かたせ しおり)
篠崎拓馬と同じ部署の先輩社員の女性。背は低いが巨乳で、可愛らしい外見を持つ癒し系OL。何かと拓馬に構い、頭を撫(な)でたり励ましたりする。仕事面では、丁寧だが慎重すぎる拓馬を、大胆な切り口でサポートするため、上司の評価も高い。
書誌情報
うちの会社の小さい先輩の話 11巻 竹書房〈バンブーコミックス〉
第1巻
(2020-11-02発行、978-4801971059)
第5巻
(2022-10-17発行、978-4801978676)
第6巻
(2023-04-17発行、978-4801980099)
第7巻
(2023-09-14発行、978-4801981560)
第8巻
(2024-02-17発行、978-4801982475)
第9巻
(2024-08-17発行、978-4801983847)
第10巻
(2025-02-17発行、978-4801985568)
第11巻
(2025-08-16発行、978-4801987241)
うちの会社の小さい先輩の話 特装版 7巻 竹書房〈バンブーコミックス〉
第7巻
(2023-09-14発行、978-4801981676)
うちの会社の小さい先輩の話 4巻 竹書房〈Bamboo comics〉
第2巻
(2021-06-01発行、978-4801973060)
第3巻
(2021-12-01発行、978-4801974760)
第4巻
(2022-05-01発行、978-4801976153)







