市長 遠山京香

市長 遠山京香

赤石路代の代表作の一つ。現代日本の架空の都市・華浜市を舞台に、一児の母にしてベストセラー推理作家でもある市長の遠山京香が、愛と正義の名のもとに卓抜した行動力を武器にして市政の闇に立ち向かっていく姿を描いた政治ミステリー。持ち前の推理力を生かしながら、市長自らが先頭に立って行動を起こし、汚職やテロ、現代の行政が抱えるさまざまな問題を次々に解決していく、勧善懲悪のストーリーが楽しめる。小学館「Judyオリジナル」2000年9月号から2001年7月号にかけて連載の後、小学館「Judy」2001年9月号から連載の作品。完結巻であるコミックス第11巻は2008年10月に刊行された。

正式名称
市長 遠山京香
ふりがな
しちょう とおやまきょうか
作者
ジャンル
推理・ミステリー
 
政治家・政界
レーベル
コミック文庫(女性)(小学館)
巻数
既刊7巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

遠山 京香 (とおやま きょうか)

日本屈指の大都市・華浜市で、日本で四人目となる市長となった女性。「遠山京介」のペンネームで、推理小説を執筆するベストセラー作家でもある。イラストレーターの夫・遠山康平とのあいだには、小学校5年生になる娘・遠山ありすがいる。多忙のため、家事や育児など日常生活に関しては主に姑の遠山薫子に助けてもらっている。凛とした雰囲気を漂わせた市長としての姿とは対照的に、自宅ではリラックスした姿を見せる。正義感が非常に強く、日々市民から寄せられる苦情のメールやファックスに高速で目を通し、つねに市民のことを気にかけ、市政の問題に取り組んでいる。また、母親としての経験や人脈をフルに活用し、事件の手がかりを探る嗅覚と、持ち前の推理力や卓越した行動力で問題解決に奔走している。

遠山 ありす (とおやま ありす)

遠山京香と遠山康平の娘。小学5年生でしっかり者ながら、甘えん坊な一面がある。母親が市長であることに誇りを持っており、市長としての仕事もしっかりと理解している。母親と同様に正義感が強く、事件解決のために彼女に代わって子供たちから事情を探ることもある。また、自分のクラスで問題児として扱われていた外国籍のジェフを見放すことなく、彼の抱える問題を解決に導いた。

書誌情報

市長 遠山京香 7巻 小学館〈コミック文庫(女性)〉

第1巻

(2012-07-14発行、 978-4091913654)

第2巻

(2012-07-14発行、 978-4091913661)

第3巻

(2012-08-10発行、 978-4091913678)

第4巻

(2012-08-10発行、 978-4091913685)

第5巻

(2012-09-15発行、 978-4091913692)

第6巻

(2012-09-15発行、 978-4091913708)

第7巻

(2012-10-13発行、 978-4091914064)

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