概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
鯖井 春子 (さばい はるこ)
幼い頃に両親を亡くしたことで、祖父に育てられた少女。海外の大自然の中でサバイバル生活を送りながら育ったことで、いつからか「史上最高のサバイバリスト」を目指すようになっている。ある時祖父から「究極のサバイバルとは子孫を残すこと」と教えられ、日本に帰国。学校に通って交配相手を探し始める。単独でヒグマや巨大なワニを仕留められるほどのサバイバル能力を持つ。反面文明社会には馴染みがなく、むちゃくちゃな行動を取ることも多い。
小平 坦 (こだいら ひろし)
男子高校生。両親が、出張中にも関わらず海外からのホームステイを受け入れてしまい、鯖井春子と同棲することになる。小平家がホームステイ先に選ばれたのは、かつて鯖井家が小平家の隣に住んでいたからという薄い理由による。小柄で地味な性格の少年で、たびたび鯖井春子の無茶な行動に巻き込まれて困惑している。
甘木 むらさき (あまぎ むらさき)
小平坦と同じクラスに通う、ヤンキー風の女子高生。江戸前寿司屋の祖父の影響で、江戸言葉で話す。小学生のころはその言葉遣いをからかわれていたが、唯一ヒロシだけが「どんな見た目になってもむらさきだとわかりそう」と慰めてくれたことがあり、それ以来彼に好意を抱いている。突然ヒロシと同棲を始めた鯖井春子に敵意をいだいいている。包丁を研ぐことと魚をさばくことが得意。