拷問バイトくんの日常

拷問バイトくんの日常

次見やをらの代表作。殺しや拷問が合法化された架空の世界を舞台にしている。拷問会社で楽しく働いているアルバイトのセロとシウのエグイ拷問仕事と、まったりした日常のギャップを描いたダークなお仕事コメディが、4コマ形式でリズミカルに展開される。登場人物たちの明るさと軽薄さが、拷問という血なまぐささをカバーし、あたたかさすら感じさせる不思議な魅力と中毒性を生み出している。白泉社「マンガPark」で2022年12月18日より配信の作品。巻末には描き下ろしのエピソードが掲載されている。ダ・ヴィンチ×ニコニコ「次にくるマンガ大賞2023」Webマンガ部門で第6位を獲得。

正式名称
拷問バイトくんの日常
ふりがな
ごうもんばいとくんのにちじょう
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
犯罪
レーベル
ヤングアニマルコミックス(白泉社)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

セロ

拷問請負業者「(株)スピリタス」で、アルバイトとして働いている男性。年齢は25歳。明るい性格で、ノリが非常に軽い。これまで、ホストや溶接、板前など50以上のアルバイトを転々としたのち、現在のアルバイトにたどり着いた。どんな仕事も楽しく器用にこなしてきたが、これまでの経験が活かせる今の仕事が一番気に入っている。古株のシウが拷問の仕事を一から仕込んでくれたため、仕事のできる先輩として尊敬しており、慕っている。シウの指導を受けた有望株であるため、「拷問界の彗星」という異名を持つ。拷問の仕事をするにあたっては、シンプルな道具を使う原始的な方法を好む。第一種拷問機器管理者資格を持っている。のちに入社して来た新人アルバイトのミケとヒューを指導し、良好な関係を築いている。

シウ

拷問請負業者「(株)スピリタス」で、アルバイトとして働いている古株の男性。年齢は29歳。第一種拷問機器管理者資格を持っている。また、あらゆる拷問職の資格を最年少で取得し、拷問界に旋風を巻き起こした。どんな悪人からも情報を聞き出す屈指の拷問師として業界では有名な存在で、「拷問界のスーパーノヴァ」との異名を持つ。迷宮入りと思われた大事件の数々を解決に導いた経験を持つ。後輩のセロは、シウ自身が拷問のイロハを一から叩(たた)き込み育て上げたこともあり、信頼している。拷問においては、あらゆる手段と道具を用いるが、鞭(むち)を一番好んで使用する。クールで感情をあまり表に出さないが、仲間に対しては非常に優しい。左目の下には特徴的な模様があり、右側は長い前髪で隠しているが、仕事中は三つ編みにしていることが多い。元々はスピリタスの社長、ヘラはシウの師匠でもあり、以前は二人でフリーの拷問屋「スピリタス」として活躍していた。双子の娘、レウとネロの父親で、妻を亡くしたため現在は父娘三人で暮らしている。

書誌情報

拷問バイトくんの日常 4巻 白泉社〈ヤングアニマルコミックス〉

第1巻

(2023-04-28発行、 978-4592165323)

第2巻

(2023-08-29発行、 978-4592165330)

第3巻

(2023-12-27発行、 978-4592165347)

第4巻

(2024-06-28発行、 978-4592165354)

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