恥じらう君が見たいんだ

恥じらう君が見たいんだ

作者甜米らくれの代表作。ごく普通の男女共学の高校が舞台。映画監督の父を持つ男子高校生・白沢明人は、同級生・本上夏帆の自慰行為を撮影したことがきっかけで、彼女を主演に「イケる」作品を作り上げることを決意する。映画男子と露出癖を持つ女子高生の淫らで歪んだ青春を描いたラブストーリー。制作にあたっては、AVメーカー「プレステージ」の取材協力を得ている。講談社「ヤンマガWeb」にて、2021年1月15日より連載を開始。

正式名称
恥じらう君が見たいんだ
ふりがな
はじらうきみがみたいんだ
作者
ジャンル
美少女・萌え
 
青春
レーベル
ヤンマガKCスペシャル(講談社)
巻数
既刊7巻
関連商品
Amazon 楽天

映画男子✕露出JKの淫らでピュアな青春

本上夏帆は露出行為でしか快感を得られない女子高生。白沢明人が文化祭で上映した盗撮動画を見て初めて絶頂を経験した夏帆は、明人に自分を撮ってほしいと頼む。夏帆の積極的なアプローチにたじろぎながらも、明人は公園で夏帆の自慰動画を撮影するが、満足できる出来ではなかった。激しく後悔した明人は、徹夜で書いた10本の企画書を夏帆に見せ、彼女を撮らせてほしいと逆に頼み込む。生々しい人間の表情を撮りたいという明人の欲望と、撮られることで絶頂に達したいという夏帆の欲望が一致。来年の文化祭で上映するという目標のもと、二人の淫らでピュアな動画制作が始まった。

さまざまなシチュエーションで見せる羞恥の表情

本作の見どころは、カメラの前で繰り広げられる夏帆のエロティックな行為であり、そのときに浮かべる羞恥の表情である。明人と夏帆の作品第1弾は「下ネタ可・質問絶対答えるマン」。目隠しをした夏帆を質問攻めで丸裸にするような作品。第2弾は「着用下着10万で売れるまで帰れま10(テン)」。ブルセラショップから出てきた客を狙って、目の前で脱いだ下着を売るところを隠し撮りする企画。第3弾は、明人の企画書「本上さんは犬になりたい」を拾った美人教師・江古田愛深が被写体となった。ダルメシアン柄のビキニに首輪をつけ、四つんばいで公園を散歩するという内容で、愛深の失禁姿まで撮影する過激なものだった。

登場人物・キャラクター

白沢 明人 (しらさわ あきと)

高校1年生の男子。図書委員。亡き父は映画監督で、白沢自身も「皆を驚かす映像を撮りたい」という願望を持つ。文化祭で教師同士の不倫現場の盗撮映像を上映。大ひんしゅくを買い、学校での居場所をなくす。ある日、図書準備室で同級生・本上夏帆の自慰行為を目撃。スマホで撮影したところ、露出癖がある本上から、自分のすべてを撮ってほしいとお願いされる。

本上夏帆 (ほんじょう かほ)

高校1年生の女子。白沢明人の同級生。メガネとケモミミパーカーが特徴の美少女。友達が少なく、一人でいることが多い。趣味は読書で、特にオカルト本が好き。自慰行為をしても絶頂に達することがなかったが、白沢が文化祭で流した教師同士のセックス動画をきっかけに、自分の露出癖を自覚。全てをさらけ出した自分を、白沢に撮ってもらうことを熱望するようになる。

江古田 愛深 (えこだ えみ)

白沢明人が通う高校の化学教師で28歳の女性。子供の頃から異性にモテ続けており、生徒から告白されることも多い。才賀天樹とは大学の同級生で、同じ映画研究会に所属していた。明人が落とした企画書「本上さんは犬になりたい」を拾うが、明人を咎めることもなく、撮影への出演を望む。

才賀 天樹 (さいが てんじゅ)

白沢明人が憧れる若手の映画監督でチャラい雰囲気の男性。大学時代は江古田愛深と同じ映画研究会に所属。学生の時に講談新聞映像コンクールの大賞を史上最年少で受賞。以来、映画監督として注目を集め、海外の有名企業のCM制作も行う。講談新聞映像コンクールの審査員を務めており、明人の作品を審査員特別賞に選出する。明人と会った際、忙しいことから最初に見た作品に決めただけと言うが、実は明人の作品が良すぎたため、ほかを見る必要がなかったというのが真相だった。

書誌情報

恥じらう君が見たいんだ 7巻 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉

第1巻

(2021-07-19発行、 978-4065236918)

第2巻

(2021-10-20発行、 978-4065250921)

第3巻

(2022-02-18発行、 978-4065268261)

第4巻

(2022-07-20発行、 978-4065281086)

第5巻

(2023-01-19発行、 978-4065304228)

第6巻

(2023-06-20発行、 978-4065320549)

第7巻

(2023-12-20発行、 978-4065339923)

SHARE
EC
Amazon
logo