悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

永瀬さらさの小説『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』のコミカライズ作品。ゲームをもとにした貴族社会を舞台としているが、物語の開始はゲームにおけるバッドエンド直前となっている。そんな世界で、貴族令嬢のアイリーン・ローレン・ドートリシュは、婚約破棄を言い渡されたショックで、前世の記憶を取り戻す。破滅へと進んでいく運命に抗う悪役令嬢の奮闘を描いた大逆転爽快ラブコメディ。逆境に陥りながらも、持ち前のバイタリティで困難に立ち向かい克服していくアイリーンの姿が、次第に周囲の人々の心を動かしていく様子が見どころ。KADOKAWA「月刊コンプエース」2018年8月号から2019年10月号にかけて連載された作品。原作小説は2022年10月にテレビアニメ化。アイリーン・ローレン・ドートリシュを高橋李依、クロード・ジャンヌ・エルメイアを梅原裕一郎と阿部菜摘子が演じている。

正式名称
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
ふりがな
あくやくれいじょうなのでらすぼすをかってみました
原作者
永瀬 さらさ
漫画
ジャンル
ファンタジー
 
ラブコメ
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
全3巻完結
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

アイリーン・ローレン・ドートリシュ

エルメイア皇国のドートリシュ公爵家の令嬢。金髪碧眼(へきがん)で、長く伸ばした髪をポニーテールにしている。第2皇子であるセドリックの婚約者であったが、婚約破棄を言い渡される。その際に強いショックを受け、前世の記憶を取り戻す。日本人の女性だった記憶があり、今世の世界が前世で遊んだ乙女ゲーム「聖と魔と乙女のレガリア」で、自分がその世界で悪役令嬢として登場したアイリーン・ローレン・ドートリシュそのものであると知る。婚約破棄を皮切りに人生を転落し、最終的に死亡するという運命を知る。しかし、すでに婚約破棄はなされたあとだったため、一発逆転を賭けて、魔王であるクロード・ジャンヌ・エルメイアとの婚約を目論む。

クロード・ジャンヌ・エルメイア

魔王の生まれ変わりとされる青年。黒髪に赤い目をした偉丈夫で、この世のものとは思えないほどの美しさを誇る。エルメイア皇国の第1皇太子であったが、「赤い目と強大な魔力を持つ者」は魔王の生まれ変わりとの言い伝えがあり、実際に魔物を従え、あやつることができる。その出自から何度も暗殺されそうになるが、魔物たちの妨害に遭い失敗。齢(よわい)10になる頃、皇位継承権を返上するのと引き換えに、魔物たちと人の相互不可侵条約を結び、安息の日々を手にする。現在は与えられた廃城で静かに暮らしているが、アイリーン・ローレン・ドートリシュに婚約をせまられ、彼女と交流を育まれることとなる。実はゲーム「聖と魔と乙女のレガリア」におけるラスボスで、アイリーンはクロードが魔王として覚醒すると高確率で死亡する。当初はアイリーンに興味を示さなかったが、彼女が迷子となったフェンリルの子供を助けたのをきっかけに交流を持ち、絆(きずな)を深めていく。

クレジット

原作

永瀬 さらさ

キャラクター原案

紫 真依

書誌情報

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 全3巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉

第1巻

(2018-11-24発行、 978-4041077207)

第2巻

(2019-06-25発行、 978-4041083475)

第3巻

(2019-12-26発行、 978-4041089309)

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