概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
プライド・ロイヤル・アイビー
フリージア王国の第一王女。驕慢（きょうまん）な性格だったが、8歳の時に別世界の人間としての記憶を思い出し、自らが転生者であることを悟る。同時に、この世界が乙女ゲーム「君と一筋の光を」シリーズ1作目の世界であることも思い出し、自分が作品における外道ラスボスのプライド・ロイヤル・アイビーであることにも気づく。そんな中、前世の記憶から存在を秘匿されていた妹のティアラ・ロイヤル・アイビーのことや、父親が命を落とすはずだった交通事故を事前に防いだことで、王位継承者のみ授かるとされる予知能力を持っているとカンちがいされ、正式に女王の跡取りとなる。前世の記憶を取り戻してからは善良で、周囲の人間をおもんぱかる心優しい性格となる。しかし乙女ゲームの記憶から、将来的に自分がこの国を恐怖に陥れる外道ラスボスになるという可能性を否定しきれておらず、自分が断罪される恐怖に苛まれ続けている。また、ゲームにおけるラスボスとして類いまれなる身体能力と記憶力を持ち、武術においても一度見ただけの剣術から狙撃術まで完璧に模倣してみせる破格の能力を発揮する。
ステイル・ロイヤル・アイビー
プライド・ロイヤル・アイビーの義弟。代々の王位継承者には、特殊能力を持った年下の男性を補佐として就ける決まりがあり、市井の出身ながら「瞬間移動」という希有な能力を持っていたため、プライドの補佐役として選出された。母一人子一人の母子家庭で育った身の上から、母親のことをこよなく愛しており、プライドの義弟として城へ連れてこられた際には母恋しさから落ち込んでいる期間もあった。しかし、プライドの取り計らいによって気持ちを取り直すと、将来の摂政候補として勉学に励むようになる。勉学に関しては並外れた学習能力を有し、武術の腕前も常人を遙かに凌ぐ。また、大人顔負けの政治能力で、プライドの政敵と対峙しているため、時に腹黒な一面を覗かせることもある。
クレジット
- 原作
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天壱
- キャラクター原案
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鈴ノ助
書誌情報
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。 3巻 一迅社〈ZERO-SUMコミックス〉
第1巻
(2020-10-24発行、 978-4758035545)
第2巻
(2021-04-30発行、 978-4758036023)
第3巻
(2022-01-31発行、 978-4758037037)
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