愛しのボッチャー

愛しのボッチャー

悪役レスラーだがどこか憎めないボッチャーが、バニーガールの美人マネージャーやボッチャーの追っかけである女子高生、ライバルの日本人レスラーたちと、プロレスをしながら笑いを振りまく。単行本での作者は河口仁と白バラグループという名義になっている。

正式名称
愛しのボッチャー
ふりがな
いとしのぼっちゃー
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
プロレス
 
その他ギャグ・コメディ
レーベル
マガジンKC(講談社)
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概要・あらすじ

ボッチャーはスキンヘッドで額が傷だらけの巨漢悪役プロレスラー。そのマネージャーはバニーガールの美女で、いつもボッチャーに振り回されている。そんな彼も、追っかけの女子高生には、やや手を焼いている。そして、ジャイアント葉馬やアントニオ猪林といった日本人プロレスラーや、外国人の善玉プロレスラーと闘いながら、日々を面白おかしく過ごすのであった。

登場人物・キャラクター

ボッチャー

巨漢の悪役プロレスラー。バニーガール姿のマネージャーをいつも従えている。身長182cm、体重140kg。試合で流血戦を長く繰り広げてきたため額は傷だらけで、少しのショックでも流血するようになっている。頭はスキンヘッドだが、これは毎日剃っているもので、放置するといくつものハゲが浮かび上がる。 タバコは葉巻を愛用しており、試合前に吸わないとコンディションが悪くなる。女遊びもそれなりにしており、日本中を巡業で回っている間に何人もの子供を作っている。女にもモテるが、沢田京子を筆頭に、ひとくせある人にやたらと好かれる傾向がある。主なライバルはジャイアント葉場で、試合では激しくやり合い、リングを降りるとイタズラで彼のことをからかいまくっている。 実在の人物アブドーラ・ザ・ブッチャーがモデル。

マネージャー

本名は不明。ボッチャーのマネージャーを務める、バニーガール姿の美女。ボッチャーの反則ファイトによる弁償金でファイトマネーがほぼ吹っ飛ぶため、生活費はマネージャーが造花作りの内職をして稼いでいる。ボッチャーの悪のりに振り回される一方、彼がイタズラやセクハラをやりすぎると遠慮なくツッコミを入れる。 かつてはカトレア仮面という女子プロレス界ナンバーワンの覆面レスラーだった。ボッチャーに対して好意を抱いているようだが、「恋してるだけで愛してはいません」と微妙な立場にある。いとこに米俵なすび(こめだわら なすび)という不細工な女性、なすびの妹で双子の美少女のりんごとあんずがいる。

沢田 京子 (さわだ きょうこ)

年齢は15歳。元々はプロレスを知らなかったが、テレビで見たボッチャーに一目惚れして、熱狂的なファンになる。性格は素直で、ボッチャーの言うことならなんでも聞いてしまうところがある。かわいらしい少女だが「花も恥じらう15歳」と言いつつも、ボッチャーへ最初に渡した差し入れがタンポンだったりするなど、どこかズレたところがあるためボッチャーも手を焼くことが多い。 スポーツ新聞のエロ記事に赤面するなど性的には基本的に純情だが、ボッチャーのためなら自分の無修正ヌード写真をプレゼントするなど、愛が昂じて暴走することも少なくない。

ジャイアント葉場 (じゃいあんとはば)

本名は葉場正助。家族として、顔がよく似た年老いた母親と、玉次郎(たまじろう)という可愛らしい赤ちゃん、他に自分によく似た顔の息子が3人と娘が1人いる。妻は春になると決まって蒸発すると、葉場本人が語っている。ボッチャーにとって宿命のライバルである、日本プロレス界の大エース。 日本ではボッチャーによくやられる人のいいウスノロのイメージが強いが、アメリカで修行していた頃は「東洋一の大悪党」と呼ばれる悪役レスラーだった。趣味は油絵を描くこと。プロレス界きっての読書家でもあるが、少女漫画に激しく入れ込んでしまう一面もある。性格は比較的マジメな方で、リングを降りるとよくボッチャーのイタズラにひっかかる。 実在の人物ジャイアント馬場がモデル。

アントニオ猪林 (あんとにおいのばやし)

ジャイアント葉場と並ぶボッチャーのライバルレスラー。また、ボッチャー以上に先輩であるジャイアント葉場にもライバル心を燃やしている。家族は奥さんとひろしという息子がいる。大きなアゴが特徴的なテクニシャンタイプ。日本プロレス界きってのトレーニング好きでもある。アゴから生えるヒゲはヤマアラシのトゲみたいになっており、股間のイチモツの大きさはボッチャーに負けているらしい。 実在の人物アントニオ猪木がモデル。

花岡 みゆき (はなおか みゆき)

3年前までは気の弱い練習生だったが、海外での武者修行を経て、一人前の悪役レスラーに成長した。アメリカ時代はボッチャーのパートナーだったカーリーのもとでも修行して、火炎殺法も身につけた。ボッチャーのことを先輩として慕っている。馬鹿力の持ち主だが、気の弱さは一人前のレスラーになってもそのままで、リングを降りるとボッチャーによくいじられている。 しかし、一度リングに上がると、目の色が変わってアントニオ猪林とも互角に戦うファイターに変貌する。ボッチャーの熱烈なファンである女子高生、沢田京子に一目惚れしているが、その想いは届きそうにない。

カーリー

ボッチャーのかつてのタッグパートナーで、花岡みゆきのコーチでもある。当時、二人のマネージャーをしていたナンシーが、今の奥さん。当時はボッチャーと、どっちが彼女をものにするか競っていた。今ではすっかり恐妻家になっている。顔はいかついが、リングを降りると性格は優しい。

山田 武 (やまだ たけし)

プロレス中継の解説者で、スポーツ新聞の記者でもある。テレビ中継のある試合では、解説者席で試合の解説をしているが、ときとして暴走することもある。ブルドッグのようないかつい顔をしているが、自分によく似た長女、長男、次女、そして飼い犬のブルドッグがいる。奥さんには逃げられているようである。 実在の人物、全日本プロレス中継の解説者で東京スポーツのプロレス記者だった山田隆がモデル。

チェリー・ミミ (ちぇりーみみ)

女子プロレス界の女王と呼ばれる美人女子レスラー。突然、ボッチャーに挑戦を表明して日本プロレス界初のミックスドマッチを行う。試合ではボッチャーに押されていたが、金的攻撃で形勢逆転。ミミと対戦したくてジャイアント葉場とアントニオ猪林が乱入したため、試合はボッチャーの反則負けとなった。 その後も、ボッチャーとの再戦を訴えつ、彼の金的を執拗に狙うキャラになっていった。

倉持 竹夫 (くらもち たけお)

プロレス中継のアナウンサーで、ボッチャーの試合を実況している。解説の山田武とは迷コンビで、実況中に漫才のようなやりとりになることも多々ある。ちなみに名前が明らかになったのは、物語の終盤だった。モデルは日本テレビのアナウンサーだった倉持隆夫(くらもち たかお)。

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