概要・あらすじ
「日本一のお医者さんごっと男」や「日本一の研究されたい男」など、様々なジャンルにおいて日本一の称号を持つ男たちの姿を描いていく一話完結形式のギャグマ漫画。全編を通して下ネタが多く、特にSMや臭いフェチなどの特殊性癖を持つ人物が多数登場する。また、各話の最後にはその話の主人公の情報が載った男魂カードと共に、その話のテーマに沿ったアンケート結果も載せられており、政府や企業が調べた研究結果、作者の周囲に行ったアンケートの場合もある。
主人公となるのは必ずしも男性に限らず、たまに「日本一の女」が登場することも。
登場人物・キャラクター
キクニ
作者の喜国雅彦その人であり、たびたび登場しては自虐ネタを披露する。いい加減な性格であり、締め切りを守らないことが多い。作中には過激なSMネタが多いものの、本人はそこまで偏った趣味を持っているわけではない。重度のルーズソックス好き。
古屋 兎丸 (ふるや うさまる)
「日本一のデッサン男」にて初登場した、絵描きを目指す男子高校生。コンクールへ応募する作品を描くために、恋人のなつみにヌードモデルを依頼している。どこか抜けた性格の持ち主であり、比喩表現が常人とずれている。作者喜国雅彦の知人である漫画家・古屋兎丸がモデル。
0013 (ぜろぜろさーてぃーん)
スパイ組織に所属する男性。極度のマゾヒストな上にスカトロや脚フェチ・臭いフェチなど、様々な性癖を持っており、身の安全よりも欲求を満たすことを優先させる性格の持ち主。その嗅覚は犬に匹敵する。作品の初期から後期まで、長きに渡って登場。
0069 (ぜろぜろしっくすてぃーないん)
0013とコンビを組む女スパイ。スタイルのいい美人。初期は変態の0013に振り回される一方だったが、次第に0013の影響を受けて変態に近づいていくことになる。美少年を虐めることを好むサディストだが、後にマゾヒズムにも目覚める。
向原高校トリオ (むこうばらこうこうとりお)
向原高校に通う。パンチパーマの結城智彦、風俗や町の女性たちの下半身に詳しい兄を持つ柴田勝三、眼鏡をかけ三人の中では比較的冷静な堺の三人組。お人好しで情に厚い性格をしており、困った友人を放っておけない性格の持ち主達で、様々な悩みを持つ友人を全力でサポートするが、思いが余ってやりすぎてしまうこともしばしば。
その他キーワード
男魂カード (おとこだまかーど)
『日本一の男の魂』に登場する用語。各話の最後に付属されている、その話の主人公の情報が載ったカードのこと。何の日本一なのかが記された男魂タイトル、経験値(EX)、もてる値(LV)、体力値(PW)、男魂値(SP)ら四つの数値が記された男魂パラメーター、その人の肖像、そして名前(男玉名)という構成。収集や対戦、カード屋に高値で売りつける、または自作してみるなどの遊び方が推奨されている。
ルーズソックス
作中に頻繁に登場し、登場人物たちのフェチの対象となることが多い。