概要・あらすじ
人気深夜ドラマ「星は千の顔」で主演するグラビアアイドル・星野カナは、プロデューサーの寒月を階段から突き落として殺したと勘違いし、「星は千の顔」最終回のロケを目前に失踪を図る。殺人の濡れ衣を着せられた天才女優と彼女を追跡する刑事の愛の行方を描くドラマ「星は千の顔」のシナリオを反転させる形で、失恋のショックと自らの早合点から自殺しようとする星野カナと、とにかく星野カナを見つけだして「星は千の顔」最終回をクランクアップさせたい制作陣のドタバタの顛末を描く。
登場人物・キャラクター
星野 カナ (ほしの かな)
グラビアアイドル。Cカップ。高校時代、修学旅行でやってきた原宿で朔田にスカウトされて芸能界入りする。女優としての初主演作となる深夜ドラマ「星は千の顔」で天才女優・京極ひかりを演じる。「星は千の顔」で共演する北斗翔に熱を上げていたが、北斗翔と巨乳アイドル・地々絵布子(ちちえふこ)との熱愛が発覚、失意のどん底に落ちる。 その上、酒に酔って絡んできたプロデューサー・寒月を階段から突き落として殺してしまったと早合点し、逃亡先の千葉のペンション・銀河荘で自殺を考える。
朔田 (さくた)
ポラリスプロダクションで星野カナのマネージャーを務める女性。修学旅行で原宿にきていたカナをスカウトし、芸能界入りさせる。自分が見つけた初の大物として、カナに期待をかけている。
寒月 (かんげつ)
深夜ドラマ「星は千の顔」のプロデューサー。「星は千の顔」が初のプロデュース作となる。酒癖が悪い。
宙太 (ちゅうた)
自殺を考えた星野カナが訪れた千葉のペンション・銀河荘の息子。カナの熱狂的なファンで、自室のいたるところにカナのポスターを貼りまくり、写真集も同じ物を2冊購入している。
北斗 翔 (ほくと かける)
21歳の男性アイドル。初主演作となる深夜ドラマ「星は千の顔」で星野カナ演じる天才女優・京極ひかりを追う元ホストの刑事・哀川を演じる。「星は千の顔」最終回を目前に、巨乳アイドル・地々絵布子(ちちえふこ)との熱愛が発覚する。自ら公言するほどの巨乳好き。 性格は良い。
その他キーワード
星は千の顔
『星は千の顔』に登場するドラマ。テレビ満天放映のドラマで、深夜枠ながら7.1パーセントの視聴率を記録する人気作。殺人の濡れ衣を着せられた天才女優・京極ひかりを星野カナが、ひかりを追う元ホストの刑事・哀川を北斗翔が演じる。天才的な変装術を駆使して逃亡を図るという設定のコスプレと、容疑者と刑事という関係の中で、いつしか引かれ合っていくひかりと哀川のロマンスが売りとなっている。