濃爆おたく大統領

アニメ、マンガ、フィギュアなどのおたく文化についておたく大統領が熱く語るギャグ漫画。テレビゲーム『サクラ大戦』も題材にしており、作者の徳光康之も作中にたびたび登場してくる。さらに『濃爆おたく先生』から引き継いで「サクラ大戦追っかけ日記」の3と4も掲載されている。「マガジンZ」2002年4月号から2004年3月号にかけて連載された作品。

正式名称
濃爆おたく大統領
ふりがな
のうばくおたくだいとうりょう
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
マガジンZコミックス(講談社)
巻数
全2巻完結
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概要・あらすじ

おたく大統領は、最強のロケットパンチを生み出すための会議「ロケットパンチサミット」に参加する。サミットにはロケットパンチにこだわりを持つ強者が集まり、さまざまなアイデアが飛び出して盛り上がっていき、おたく大統領の語ったロケットパンチが集まったメンバー全員の心を打つ。その後もおたく大統領はアニメやゲームがつまらないと嘆く者や、テレビゲーム『サクラ大戦』のファンに対して持論を熱く語るのだった。

登場人物・キャラクター

おたく大統領 (おたくだいとうりょう)

アニメ、マンガ、フィギュアなどさまざまなおたく文化に熱い想いを持つ男性。周囲から「おたく大統領」と呼ばれているが、本名は不明。坊主頭に学生帽を被り、学ランを着ている。「おたく国荘」という名称のアパートに住んでおり、セント・ウィーンや吹木勇亜などほかの住人と日々おたく談義で盛り上がっている。テレビゲーム『サクラ大戦』のファンで、特に登場キャラクターの「あやめ」が好き。

セント・ウィーン (せんとうぃーん)

アパート「おたく国荘」に引っ越して来た男性。おたく文化を学ぶためにフランスからやって来た留学生で、語尾に「ザンヌ」と付けてしゃべる。日本の特撮番組に登場する悪の組織が大好きで、組織の戦闘員として働きたいと思っている。

吹木 勇亜 (ふいぎ ゆうあ)

アパート「おたく国荘」に住む男性。「フィギュア大臣」とも呼ばれている。住人の好みに合わせて等身大フィギュアをフルスクラッチで作製し、日替わりでアパートの入り口に管理人として置いている。フィギュアに余計な物が付着しないよう、全身の体毛をすべて剃り、さらに塗装時には全裸になるほどフィギュア作製に力を入れている。

古味 作数 (こみ つくすう)

アパート「おたく国荘」に住む男性。「漫画大臣」とも呼ばれている。世の中にあるすべての漫画を読むことを目指し、速読で漫画を読んでいる。部屋は大量の漫画で埋め尽くされているため、常に廊下で漫画を読んでいる。

伴 櫛引 (ばん くしいん)

アパート「おたく国荘」に住む男性。「アニメ大臣」とも呼ばれている。世の中にあるすべてのアニメを見ることを目指し、3台のモニターを使って同時に3作品を見ている。セリフはキャラクターの唇を読んで理解している。部屋はアニメを録画したビデオやDVDなどで埋め尽くされているため、常に廊下でアニメを見ている。

猥屋 悪史四 (わいや あくしよん)

アパート「おたく国荘」に住む男性。「特撮大臣」とも呼ばれている。特撮番組のプロデューサーに「こういう作品にしてほしい」という願いを込めた「案(アイデア)電波」を送り続けていたが、プロデューサーに逆襲されてしまう。おたく大統領は、特撮好き同士ということでセント・ウィーンと仲良くできると思ったが、猥屋悪史四はウィーンのことを悪の組織の一員と断言して敵視する。

唐田ヶ可 伝二 (からだがか つてに)

アパート「おたく国荘」に来た男性。テレビゲーム『サクラ大戦』のファンで、特に登場キャラクターの「ロベリア」が好き。『サクラ大戦』への想いが強いほど大きくなる暴風「浪漫の嵐」を出すことができ、その威力はおたく国荘を吹き飛ばすほど強力。「おたく大統領」の座を賭けておたく大統領と勝負する。

絵末 巣世樹 (えすえ すせき)

テレビゲーム『サクラ大戦』の歌謡ショウが好きな男性。ゲームはプレイせず、歌謡ショウのみで『サクラ大戦』の世界を楽しんでいる。「舞台を見て、いろいろな設定を理解できたときの快感はこの上なし」と豪語し、自分のような歌謡ショウオンリーのファンこそ、「最強のサクラおたく」と断言する。

徳光 康之 (とくみつ やすひろ)

テレビゲーム『サクラ大戦』のファンの男性。おたく大統領と唐田ヶ可伝二のどちらが『サクラ大戦』への想いが強いかの勝負や、だれが『サクラ大戦』の最強のおたくなのかを言い争っている場面などに乱入して来る。作者である徳光康之本人。

サクラ大戦ファンの女性 (さくらたいせんふぁんのじょせい)

テレビゲーム『サクラ大戦』が大好きな女性。余命3か月のため、新作発表された『サクラ大戦Ⅴ』がプレイできなくなることを悲しんでいる。おたく大統領などから『サクラ大戦Ⅴ』の妄想を聞かされるものの、あまりのひどさに激怒。『サクラ大戦Ⅴ』が発売されるまで生きると決意して、病気を完治させる。完治後は『サクラ大戦Ⅴ』より先に発売される予定の『サクラ大戦 ~熱き血潮~』の発売日を待ち望むようになる。

テロテロ坊主 (てろてろぼうず)

おたく大統領と徳光康之が結婚式の2次会で出会った怪人。一般人からおたくを嫌な気分にしてほしいという願いを受けて、おたくにさまざまなテロ行為(嫌がらせ)をする。同じ姿、同じ名前の怪人が大量にいて、チームで活動している。

アキバ星人 (あきばせいじん)

宇宙にあるすべての秋葉原を強奪し、コレクションとしている宇宙人。秋葉原全域を手のひらに収められるほど巨大で、核ミサイルを始めとする人類の兵器ではダメージを与えられないほど頑丈。

書誌情報

濃爆おたく大統領 全2巻 〈マガジンZコミックス〉 完結

第1巻

(2003年6月発行、 978-4063491302)

第2巻

(2004年3月23日発行、 978-4063491661)

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