概要・あらすじ
青空高校の女子プロレス部に所属している南ちひろは、毎度センパイの企画する試合に臨んでいる。南ちひろは真面目に試合に取り組むが、金に目のくらんだセンパイの演出は毎回どこかがおかしい。センパイの演出や南ちひろ自身のドジも相まって、南ちひろはいつも恥ずかしい目に遭うことになる。
登場人物・キャラクター
南 ちひろ (みなみ ちひろ)
青空高校女子プロレス部に所属する女子高生。純真無垢な性格と抜群のプロモーションのおかげで、男子生徒からの人気は非常に高い。格闘センスは皆無なのだが、打たれ強く、何故か毎回バトルに勝利してしまう。その甲斐あってか、生徒会長の座まで上り詰めている。
ココ
日本には留学で来ており、女子プロレス部に所属するちひろの同級生。ちひろ同様、男子生徒からの人気は高い。好戦的で、鮮魚高校戦では、挑発に等しい果たし状を送り付けた。ちなみに父親はどこかの国の国王らしく、校庭にプロレス用のリングを設営できるほどのお金持ち。
センパイ
女子プロレス部の部長で、ちひろやココの先輩。金にがめつい性格で、部員たちを使って主に男子生徒から大金を巻き上げている。また、50万円の3Dテレビを5万円と勘違いして、部費で購入してしまうなど、天然ボケな一面も持ち合わせている。
日桜 らん (ひざくら らん)
新体操部に所属する二年生。男子生徒からの人気をちひろに横取りされたことを恨んで、女子プロレス部に勝負を申し込む。有利に勝負を運んでいたが、最後の人気投票で何故かちひろに負けてしまい、女子プロレス部に入部することになってしまう。
有宗 みさ子 (ありむね みさこ)
聖エクストラ学園の女子プロレス部に所属する。青空高校に勝負を申し込み、ちひろと対峙する事になる。生粋のドSかつ女王様気質で、ムチを使用して戦うが、ちひろに着ていたボンテージを破り捨てられた上、あられもない格好にさせられて敗北する。
松平 健子 (まつだいら けんこ)
青空高校生徒会副会長。話し方が何かと古風で、一人称は余。生徒会長になって、金遣いの荒い女子プロレス部を廃部にしようと画策する。結局、校内選挙で負け、副会長に収まるものの、裏でひちろを操り、実権を握っている。
音無 スミレ (おとなし すみれ)
文学部所属。影が薄く、話していた内容はもちろん、存在すら認識されないことが良くある。朗読会を成功させるため、生徒会長になったちひろを頼る。しかしココとセンパイの余計なサプライズのせいで、とんでもない目に遭ってしまう。
シャーク伊藤 (しゃーくいとう)
鮮魚高校女子プロレス部に所属する。ドルフィン村田とシーファイターというチームを組んでいる。ちひろのデビュー戦の相手で、ココが送り付けた果たし状に激怒して乗り込んでくるが、リングアウトにより敗北する。
ドルフィン村田 (どるふぃんむらた)
鮮魚高校の女子プロレス部に所属し、シャーク伊藤と共にチームを組んでいる。筋骨隆々な肉体を誇るが、れっきとした女子高生。ちひろと対峙するものの、大した活躍もなく敗北を喫する。
場所
青空高校女子プロレス部 (あおぞらこうこうじょしぷろれすぶ)
センパイが部長を務めており、部員はちひろとココのみ。後に、日桜らんや音無スミレも入部している。一時期は、センパイが部室を豪邸並みに改装していた。