機動新世紀ガンダムX UNDER THE MOONLIGHT

機動新世紀ガンダムX UNDER THE MOONLIGHT

テレビアニメ『機動新世紀ガンダムX』から9年が経過した世界を描いた外伝作品。各話のタイトルはアニメと同じく劇中のキャラクターのセリフから取られている。「ガンダムエース」で2004年12月号から2006年11月号まで不定期で連載された作品。脚本は大島千歳、原作は矢立肇と富野由悠季『機動戦士ガンダム』より、デザイン協力は柳瀬敬之、監修はサンライズ。

正式名称
機動新世紀ガンダムX UNDER THE MOONLIGHT
原作者
矢立 肇
原作者
富野 由悠季
漫画
ジャンル
ロボット
 
ファンタジー
レーベル
カドカワコミックスエース(KADOKAWA)
巻数
全4巻
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概要・あらすじ

アフターウォー(A.W.)0024年、バルチャー「ミラージュ」の新米乗組員であるリック・アレルは、バルチャー「ローザ・ローザ」とのサルベージ対決に駆り出される。やっとバルチャーらしい仕事を任せてもらったリックは張り切って沈んだ戦艦を見つけるが対決中にローザ・ローザ内の内乱に巻き込まれてしまう。そしてローザ・ローザを率いるローザⅡ世と共に逃げ込んだ戦艦内でモビルスーツ「ガンダム」を見つける。

登場人物・キャラクター

リック・アレル (リックアレル)

宇宙のクラウド9から地球に来て、バルチャー「ミラージュ」に拾われた少年。バルチャー「ローザ・ローザ」とローレライの海でサルベージ対決を行う際に代表者の1人に抜擢されるが、対決中に「ローザ・ローザ」側の傭兵が雇い主のローザⅡ世を殺そうとした攻撃に巻き込まれる。なんとか水中に沈んでいた戦艦に逃げ込み、ガンダムXとコクピットで冷凍睡眠中のカイに出会う。 目覚めたカイのおかげで窮地を脱出したが、後日、リック・アレルはガンダムXに乗って、様子がおかしくなりガンダムベルフェゴールに乗り込んだカイと戦うことに。そしてカイの攻撃で「ミラージュ」の艦を沈められてしまいメンバーと離れ離れになってしまう。しかしメカニックのマナとの出会いを経て、メンバーを探す旅に出るのだった。

ローザⅡ世 (ローザニセイ)

バルチャー「ローザ・ローザ」を率いる少女。実の娘のように育ててくれた亡き先代の後を継いだが、気持ちが強すぎて空回りすることが多い。しかしリック・アレルと出会い、行動を共にしていくうちにいい方向に変化していく。先代から受け継いだGファルコンのパイロットも務め、戦闘ではリックのサポートもできる。

カイ (カイ)

ガンダムXのコクピットで冷凍睡眠状態だった少年。リック・アレルとローザⅡ世が偶然発見したことで目覚め、2人のピンチを救う。常人にはない力を持ち「ニュータイプ」と呼ばれるが、戦闘中につけていた仮面のNシステムによりコロニー打倒という過去の悪夢にとりつかれ、ガンダムベルフェゴールに乗ってリックたちに襲い掛かる。 そしてリックたちの艦を破壊後、目的を同じくする宇宙の眼と合流する。しかし、仮面の影響で徐々に精神的に不安定になり、リックと再び戦うものの敗れ、同時に仮面も壊れる。過去の悪夢から解き放たれたカイは、「本当の自分」を探す旅に出る。

ヴァイス・クライフ (ヴァイスクライフ)

バルチャー「ミラージュ」を率いる豪快な女艦長。9年前の第八次宇宙大戦で宇宙側の兵士として戦い、その時の負傷が原因で左目に眼帯をしている。グレーデンとは9年前は同僚だった。

リン (リン)

バルチャー「ミラージュ」の一員。ガンダムエアマスターのパイロットを務める。地球に来たばかりで無茶なことばかりするリック・アレルを助けてきた、リックにとっては姉的存在。普段は「ニュータイプショー」に出演している。

ニィ (ニィ)

バルチャー「ミラージュ」の一員。髪型は三つ編み。サルベージ対決ではモビルスーツを操縦したが、おもにブリッジで艦の操舵を担当。戦闘時以外は「ニュータイプショー」に出演している。

ミィ (ミィ)

バルチャー「ミラージュ」の一員。髪型はポニーテール。モビルスーツに乗ってサルベージ対決やカイの相手などをする。通常の時は「ニュータイプショー」に出演している。

キィ (キィ)

バルチャー「ミラージュ」の一員。髪型はツインテール。有事の役割はニィと同じくモビルスーツの操縦。平時は「ニュータイプショー」に出演している。また、ニィ、ミィの姉妹3人揃って甘い物が好き。

ジョージィ (ジョージィ)

バルチャー「ミラージュ」のメカニック。リック・アレルが水中の戦艦の中でドアのロックを解除できたのは、ジョージィがリックの端末を改造したおかげ。また回収したガンダムXについてリックに解説した。

レイコ (レイコ)

バルチャー「ミラージュ」の一員。メガネをかけた非常に無口な少女で、常にぬいぐるみを抱えている。リック・アレルが初めて声を聞いたのは、カイに艦を破壊された後に再会した時。

ガスパ (ガスパ)

食品を取り扱う一商人を装いながら、金目のものを手に入れようと活動するバルチャー。見た目は二枚目で丁寧な口調なため騙される者は多いが、目的のためなら平気で人質を取るような残虐な性格。ガンダムXを狙って何度もリック・アレルたちと戦闘になるがすべて失敗。その後はガンダムXを狙うことはなくなったが、リックをおびき出す人質になったり、敵の基地から脱出した時に通りかかった車両に乗っていたりとリックとは何かと縁がある。

マナ (マナ)

雪が降る街「フォートセバーン」出身のメカニック。ガンダムXの装甲に使われている金属に頬ずりしたり、ガンダムXのパーツを見てうっとりするほどのメカ好き。マナがガンダムXを盗み、それをリック・アレルとローザⅡ世が追いかけたことで2人と知り合う。廃墟に戦艦と同等レベルの整備工場を持ち、ガンダムXを修理したうえでビームライフルとシールドを装備させた。 さらに黒色だったガンダムXを白を基調とした色に塗り替える。その後は「ミラージュ」の仲間を探すリックの旅に同行する。

グレーデン (グレーデン)

テロリスト「宇宙の眼」を率いる男。9年前の第八次宇宙大戦でサテライトキャノン同士がぶつかった時の爆発を間近で見て、宇宙は人の革新を求めていると感じる。そしてニュータイプが人類を導く「ニュータイプ主義」に固執し、ニュータイプの資質を見せるリック・アレルを狙い続ける。

マルコ (マルコ)

テロリスト「宇宙の眼」の一員。グレーデンに協力を約束したカイと共に作戦に出撃。意識が混濁したカイのことを身を挺して守って死亡する。

ディル (ディル)

テロリスト「宇宙の眼」の一員。マルコと同じくカイと一緒に戦う。マルコが死亡し怒りで周りが見えなくなったカイの攻撃に巻き込まれて死亡する。

ザット (ザット)

テロリスト「宇宙の眼」の一員。メガネをかけ、口にピアスをつけている。カイの攻撃によって、ディルや多くの敵と共に死亡する。

スラー (スラー)

テロリスト「宇宙の眼」の一員で、髪をオールバックにしているのが特徴。カイと一緒に出撃した4人の中では唯一、生死不明。

ベルク・アレル (ベルクアレル)

私設軍隊「ブラック・ホーネット」の隊長。カップ1杯の飲み物に角砂糖を数個入れるほどの甘党。新型モビルスーツのディクセン・ホーネット(ブラック・ホーネット隊仕様機)のデータ収集や、テロリスト「宇宙の眼」壊滅のためにクラウド9から地球に来た。リック・アレルの父親だが、妻の死に目にすら会わなかったほどの仕事人間で、家庭を顧みなかったためリックから拒絶されている。 しかしローザⅡ世の仲介もあって仲違いは解消。部下のエディン・ザッハの叛乱で傷を負い、心配するリックに自分よりローザⅡ世救出を優先させるために「基地の爆発を止める」と嘘をつく。そしてリックにあるデータを託して基地の爆発により死亡する。

エディン・ザッハ (エディンザッハ)

私設軍隊「ブラック・ホーネット」の副隊長。隊長のベルク・アレルを献身的に支えるが、独自にユーリィ・スプローヴァと取引を行っている。そしてベルクを裏切ってブラック・ホーネットを自分のものとし、妹のシャロンに似ているローザⅡ世を連れて爆発する基地から脱出。その後、NシステムでローザⅡ世にシャロンの記憶を植え付けディクセン・モードエックスで出撃。 世の中を自分の手で粛清するため、不要となったユーリィをサテライトキャノンで抹殺するのだった。しかしローザⅡ世の救出に来たリック・アレルとの戦いの最中にローザⅡ世の記憶が戻り、ローザⅡ世がリックの元へ行ってしまう。そしてリックの予想外の戦い方の前に敗れる。

シアン・リンデン (シアンリンデン)

私設軍隊「ブラック・ホーネット」の紅一点。5月13日生まれの15歳、身長155.5cm、体重41.2kg、血液型はA。モビルスーツの操作技術は高いが気分屋なためムラがある。自分を褒めてくれたエディン・ザッハを崇拝し、エディンの叛乱に協力する。しかし叛乱後にエディンに捨て駒にされたことをバレッタ・ディレッタから知らされる。

ヴァラルラン・ドー (ヴァラルランドー)

私設軍隊「ブラック・ホーネット」の一員で、ブラック・ホーネットを鍛え上げた人物。シアン・リンデンとコンビで出撃することが多く、気分屋のシアンによく振り回される。エディン・ザッハの叛乱のことはまったく知らされておらず、爆発する基地から脱出したあとはバレッタ・ディレッタから命を狙われる。しかしその場に居合わせたリック・アレルやカイに助けられ、以降はリックたちと行動を共にする。

バレッタ・ディレッタ (バレッタディレッタ)

バレッタ隊を率いる女性で、自分たちを「掃除屋」と呼ぶ時もある。平気で人質を取ったり、生身の人間にモビルスーツで攻撃したり、自分を守るために仲間を盾として利用するなど残虐な性格をしている。エディン・ザッハの命令で、邪魔となったシアン・リンデンとヴァラルラン・ドーの抹殺に動く。自分が求める「命が底から乾く感じ」の快楽を与えてくれるガンダムベルフェゴールと戦おうとしたところを、シアンのモビルスーツに突撃されて死亡する。

ガーレン (ガーレン)

バレッタ隊の一員で、髪を三つ編みにしている大柄の男性。バレッタ・ディレッタにガンダムベルフェゴールのダブルソニックスマッシュ砲を防ぐ盾にさせられて死亡する。

アッシュ (アッシュ)

バレッタ隊の一員。コクピット内で喫煙したり、仲間がやられそうな姿を見て笑う性格に難のある男性。シアン・リンデンとヴァラルラン・ドーを襲撃している時に死角からカイのガンダムベルフェゴールに腕を破壊され、撤退した後にガーレンの機体で勝手に再出撃する。しかし再び腕を破壊されて撤退したところ、バレッタ・ディレッタに撃たれて死亡する。

チャーリー (チャーリー)

バレッタ隊の一員。オカマ言葉でしゃべる。アッシュと共に勝手に再出撃し、武器を持たないガンダムXと空中戦をくり広げる。飛行型のバリエントに搭乗して有利な立場だったが、アッシュがやられてよそ見をした隙に推進装置を壊され、さらに投げ飛ばされて体勢を直せないまま落下した。ただし生死は不明。

ユーリィ・スプローヴァ (ユーリィスプローヴァ)

「宇宙の眼」の首謀者で、一連の事件を引き起こした人物。BATEN委員会で会長代行を務める一方、エディン・ザッハと裏で取引をしている。地球のエネルギー不足を補う「シルバー・ホライゾン計画」を利用してクラウド9を破壊しようとするが、エディンが放ったサテライトキャノンを受けて死亡する。

シェリル・ルース (シェリルルース)

バルチャーギルド・セインズアイランド本部に勤める女性。喫煙者。ギルドとの契約である地域保安管理を怠った「ローザ・ローザ」に、ギルドからの除名処分を言い渡す。

クランシー (クランシー)

バルチャー「ローザ・ローザ」の一員で、ローザⅡ世を支える執事のような人物。リック・アレルを助けるために出撃したローザⅡ世が生死不明になり、「ローザ・ローザ」のメンバーがリックを責めるなか冷静な判断をする。

ビストン・マニーフィコ (ビストンマニーフィコ)

元BATEN委員会会長で、今は会長を辞めてジョージタウンに住んでいる。ジョージタウンの住人からは「大統領」と呼ばれる。ベルク・アレルやリック・アレルの母親とは古くからの知り合い。復興のドサクサで集めた多数のモビルスーツを地下に隠しており、バレッタ・ディレッタやエディン・ザッハと戦うシアン・リンデンとヴァラルラン・ドーに貸したり、ユーリィ・スプローヴァの企みを阻止しようと動く。

集団・組織

バルチャー (バルチャー)

「ハゲタカ」の意味を持ち、戦後に大戦中の軍事施設や兵器の残骸などを回収して売りさばく者たちの総称。モビルスーツの回収や修理を行ったり、街を巡って生活必需品を行商する物がいる一方で、略奪をくり返す無法者もいる。

宇宙の眼 (ソラノメ)

グレーデンが率いるテロリスト集団。コロニー政権打倒を目指して活動している。戦艦を何隻も所持しており、戦力は非常に高い。

ブラック・ホーネット (ブラックホーネット)

ベルク・アレルが率いる私設部隊。その名の通り、制服、パイロットスーツ、モビルスーツ、戦艦などは黒を基調としている。

場所

クラウド9 (クラウドナイン)

地球を挟んで月の反対側に位置するスペースコロニー。宇宙独立国家で、24年前に起きた第七次宇宙戦争は、クラウド9にいる一部のニュータイプ主義者が主導した独立運動を発端としている。そのため未だにクラウド9を危険視する者もいる。

その他キーワード

ガンダムX (ガンダムエックス)

形式番号はGX-9900。サルベージ対決中にリック・アレルとローザⅡ世が見つけたモビルスーツ。最初はコクピットで冷凍睡眠状態だったカイが乗っていたものの、カイの様子がおかしくなったために操縦桿のGコンを取り上げる。そしてガンダムベルフェゴールに乗ったカイを止めようとリック・アレルが搭乗し、以降はリックの機体となる。 当初の機体色は黒だったが、メカニックのマナによって白く塗られる。最大の特徴は、スーパーマイクロウェーブを受信して撃てるサテライトキャノン。最大出力で撃てばコロニーすら一撃で破壊できるが、アフターウォー0024年では、発信施設の関係で30%の出力に留まる。それでも従来の火器よりははるかに強力。

ガンダムベルフェゴール (ガンダムベルフェゴール)

形式番号はGB-9700。ニュータイプ研究所の瓦礫に埋まっていたモビルスーツで、カイが見つけ出して乗り込む。両肩や両足に備えた巨大なクローアーム「ストライククロー」には様々な武器が内蔵されており、両胸部の装甲を開いて発射するダブルソニックスマッシュ砲はガンダムベルフェゴールが持つ武器の中では最大の威力を誇る。 ただしこれらの武器は搭乗者に多大な負担を強いるため、ごく一部のパイロット以外は使いこなせない。また宇宙の眼と行動を共にした時に身を挺して守ってくれたマルコ機から大剣バスターソードを譲り受け、以降の戦闘で愛用している。

Gファルコン (ジーファルコン)

ローザⅡ世が先代から受け継いだ大型戦闘機。リック・アレルをサポートするためにローザⅡ世が乗り込む。被弾してもコクピットのあるAパーツを離脱することができる。

ジェニス(ガスパカスタム)

形式番号はRMS-006G。ガスパが搭乗するカスタム機。左腕に装備する武器からワイヤーを伸ばして敵を捉えたり、ヒートサーベルで切り刻んで攻撃する。後にバズーカも装備する。

セプテム(宇宙の眼仕様) (セプテムソラノメシヨウ)

形式番号はRMS-009。宇宙の眼が使う機体で、グレーデン、マルコ、ディル、ザット、スラーが乗り込む。搭乗者それぞれに合わせてトンファー、バスターソード、ジャベリンといった武器が装備されている。

クラウダ (クラウダ)

形式番号はRMS-019。第八次宇宙大戦でクラウド9の軍隊「宇宙革命軍」の主力となった量産機。9年前の機体ながらアフターウォー0024年でもトップクラスの性能を誇る。背中のウイングに発生するビーム刃を展開して、敵の横を通り抜けながら切り裂く。ブラック・ホーネットはクラウダにディクセン・ホーネット(ブラック・ホーネット隊仕様機)のパーツを組み込んだ機体も使ってデータ取りや、宇宙の眼の情報を得るためにバルチャーを襲撃していた。 ブラック・ホーネット仕様のクラウダの形式番号はRMS-019-D。

ガディール (ガディール)

形式番号はNRMA-006。地球側の軍隊「新地球連邦軍」が開発した空戦に特化した量産型の機体。新地球連邦軍から宇宙の眼に横流しされ、グレーデンがリック・アレルを招き入れるためにリンに渡し、リックとリンの勝負が始まる。勝負はグレーデンの仕掛けた罠によりガディールが制御不能になったため無効となり、機体も破棄される。 また、バレッタ・ディレッタに突撃するシアン・リンデンの搭乗機ともなる。この機体はビストン・マニーフィコが地下に隠していたモビルスーツの中の1機。

ヒラヤマ級陸上戦艦 (ヒラヤマキュウリクジョウセンカン)

宇宙の眼の旗艦となる陸上戦艦。甲板には荷粒子砲を設置しており、一撃で2隻のバルチャーの艦を無効化できるほどの威力を発揮する。

ディクセン・ホーネット(ブラック・ホーネット隊仕様機) (ディクセンホーネットブラックホーネットタイシヨウキ)

形式番号はRMS-012-8。ブラック・ホーネットが運用する新型モビルスーツ。クラウド9だけでなく地球連邦の技術も組み込まれており、様々なオプションが用意されている。ビームを弾く装甲やバリアになるフィールドジェネレーターを持ち、X装備と呼ばれる状態ではサテライトキャノンまで撃てる。

ドートレス・ハイモビリティコマンド (ドートレスハイモビリティコマンド)

形式番号はDT-6800HMC。「本当の自分を探す旅」に出ていたカイがシアン・リンデンとヴァラルラン・ドーに襲われた時に搭乗した機体。24年前には指揮官機だったが、最新鋭機のディクセン・ホーネット(ブラック・ホーネット隊仕様機)を2機同時に相手するのはカイでも厳しく、バックパックに詰まっていた小麦粉を使った粉塵爆発を利用して逃走する。

バリエント(掃除屋仕様) (バリエントソウジヤシヨウ)

形式番号はNR-001。バレッタ隊が搭乗する機体。頭部はガンダムを模してデュアルアイになっている。配備された4機のうち、アッシュが搭乗した2機は腕部を損傷し、チャーリーが搭乗した1機は撃破される。残りの1機はバレッタ・ディレッタの盾に使われて、4機すべて破棄された。

グランディーネ (グランディーネ)

形式番号はMA-06。24年前の第七次宇宙戦争で宇宙側が地球に持ち込んだ巨大兵器。脚部が4本ある特徴的な外見をしており、強力な長距離荷粒子光弾砲を備える。ビストン・マニーフィコの地下に保存されていたのをヴァラルラン・ドーが見つけて搭乗し、ガンダムベルフェゴールに向かって飛んでいくバレッタ・ディレッタのディクセン・ホーネット(ブラック・ホーネット隊仕様機)を死角から攻撃した。

ガンダムエアマスター (ガンダムエアマスター)

形式番号はGW-9800。機動力に優れており、24年前の第七次宇宙戦争では空中戦や宇宙戦では無類の強さを誇った。アフターウォー0024年ではリンが搭乗し、バレッタ・ディレッタのディクセン・ホーネット(ブラック・ホーネット隊仕様機)やエディン・ザッハのディクセン・モードエックスと戦う。

ディクセン・モードエックス (ディクセンモードエックス)

形式番号はRMS-012-10。エディン・ザッハとエディンの妹シャロンの記憶を植えつけられたローザⅡ世の2人が乗り込む。Nシステムとの連動により、複数の無人ビットモビルスーツを操る「フラッシュシステム」が利用可能になったうえに、サテライトキャノンの安定性もディクセン・ホーネット(ブラック・ホーネット隊仕様機)から上がっている。 さらに無人ビットモビルスーツを含むすべての機体に周囲と同化するレムレス塗料が塗られており、敵の視界から完全に姿を消すことができる。しかし目の錯覚を利用しているため、太陽の光を浴びると影が出る欠点もあり、そこをリック・アレルに突かれる。またフィールドジェネレーターも完備してビームへの対策も完璧だったが、ガンダムXが拳で直接殴ってきたため有効に働かず、何度も殴られて大破した。

Nシステム (エヌシステム)

通常の人間にニュータイプのような能力を付与するシステム。しかしシステムは不完全で、使用するたびに脳細胞は蝕まれていき、思考能力を単純化させるために偽りの記憶に支配されやすくなる。

人工衛星BATEN (ジンコウエイセイバテン)

月から送信されるスーパーマイクロウェーブの中継衛星のひとつとして建築されたが、24年前の第七次宇宙戦争で破壊される。その後、アフターウォー0022年以降に修理され、0024年では地球の慢性的なエネルギー問題解決の糸口になると期待されている。

シルバーホライゾン (シルバーホライゾン)

地球のエネルギー問題解決を目指す「シルバー・ホライゾン計画」により、クラウド9と地球の政府が共同で東南アジアに作った都市。人工衛星BATENと連動する施設から送られるマイクロウェーブを受信する装置があり、エネルギー問題解決のモデルケースになる予定だった。しかし受信装置がユーリィ・スプローヴァを始めとした宇宙の眼によってビッグサテライトキャノンに改造された。

クレジット

原作

,

脚本

大島 千歳

デザイン協力

柳瀬 敬之

監修

サンライズ

書誌情報

機動新世紀ガンダムX ‾UNDER THE MOONLIGHT‾ 全4巻 〈カドカワコミックスエース〉 完結

第1巻

(2005年4月26日発行、 978-4047137127)

第2巻

(2005年10月22日発行、 978-4047137646)

第3巻

(2006年4月22日発行、 978-4047137851)

第4巻

(2006年10月24日発行、 978-4047138704)

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