死亡遊戯で飯を食う。

死亡遊戯で飯を食う。

鵜飼有志による同名ライトノベルのコミカライズ。舞台は現代の日本。デスゲームの賞金で生活している17歳の少女・反町友樹(プレイヤーネーム・幽鬼)が主人公。コスプレ美少女たちが繰り広げる、デスゲームを描いたサバイバルストーリー。KADOKAWA「コンプエース」2023年6月号より連載。

正式名称
死亡遊戯で飯を食う。
ふりがな
しぼうゆうぎでめしをくう
原作者
鵜飼 有志
漫画
ジャンル
バトル
 
デスゲーム
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
既刊4巻
関連商品
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コスプレ美少女×デスゲーム

本作で描かれるのは、一攫千金か死の二者択一のデスゲームで、参加者が全員美少女であること、衣装がメイドやバニーガールなど、毎回違ったコスプレであることが特徴である。ゲームを管理する「運営」は常に参加者を撮影しており、観客は監視カメラをとおしてデスゲームを楽しんでいるらしい。ゲームの種類は、殺人トラップだらけの館からの脱出や、他のプレイヤーと殺し合う対戦ゲームなどさまざま。なお、参加者たちは、眠っている間にゲーム会場に運ばれるが、その間に「防腐処理」という肉体改造をされている。生々しくなりすぎないよう、血液は空気に触れるとすぐに白く固まるようになっており、遺体を放置しても腐ることはない。また、肉体が欠損しても、生還すればたいていの場合は元通りにしてくれる。

99連勝を目指す主人公

デスゲームへの参加動機は人それぞれである。借金返済や自殺希望、スリルを味わいたいといった動機が多いが、主人公・反町友樹(プレイヤーネーム・幽鬼)は、どれにも当てはまらない。普通の社会では生きていけず、デスゲームの勧誘を受けてなんとなく参加した変わり者である。そんな幽鬼が師匠と仰いでいたのが、白津川真実(プレイヤーネーム・白士)。生きる目的を求め、99回のデスゲームクリアを目標にしていたプレイヤーだが、過去最大級の参加人数と過去最低の生存率を記録したデスゲーム「キャンドルウッズ」を最後に、95回のクリア記録で引退した。以来、幽鬼は師匠の志を受け継ぎ、99回のゲームクリアを目指している。

登場人物・キャラクター

反町 友樹 (そりまち ゆうき)

17歳の美少女。銀色のロングヘアーが特徴の、夜間学校に通う学生。命懸けのデスゲームに参加することで生計を立てており、プレイヤーネームは「幽鬼」。なんとなく始めたデスゲームだが、師匠・白津川真実(プレイヤーネーム・白士)の影響で、99連勝を目指すようになった。場数を踏んでいるため、状況判断が的確。プレイヤー同士が協力するゲームでは、できるだけ多くの生還を目指すが、誰かが死ななければクリアできないといった状況では躊躇なく人を殺す。

白津川 真実 (しらつがわ まなみ)

20代の美女。職業はデスゲームのプレイヤーで、プレイヤーネームは「白士」。反町友樹(幽鬼)の師匠。デスゲームで生きることを決意し、生きるための目的として99連勝を目指す。賞金の使い道は、肉体改造。卓越したプレイヤーだが、度重なるゲーム参加でダメージが蓄積しており、デスゲーム「キャンドルウッズ」を最後に引退。連勝記録は95回で終わった。

クレジット

原作

鵜飼 有志

キャラクター原案

ねこめたる

書誌情報

死亡遊戯で飯を食う。 4巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉

第1巻

(2023-12-26発行、978-4041144565)

第2巻

(2024-07-25発行、978-4041150368)

第3巻

(2025-02-26発行、978-4041158616)

第4巻

(2025-09-24発行、978-4041164761)

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