牧神の午後

20世紀初頭。ロシア・バレエを代表するとともにモダン・バレエの元祖でもある伝説のバレエ・ダンサーヴァーツラフ・ニジンスキーの成功と苦悩を、振付家ミハイル・フォーキンの視点から描く。

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正式名称
牧神の午後
作者
ジャンル
バレエ

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牧神の午後(漫画)の総合スレッド
2016.08.23 17:39

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概要

1909年、パリ、シャトレ座。ロシア・バレエ団のバレエ・マスターであるフォーキンが公演直前の準備に大わらわになっているところから物語は開幕する。この時、フォーキンにとって19歳のニジンスキーは、興行師のディアギレフの愛人という認識でしかなかった。しかし、メイクアップし、舞台に立ったニジンスキーの入神の舞踏にフォーキンは圧倒される。

それ以降、彼はニジンスキーから目を離せなくなるのだが、徐々にその致命的な弱点にも気付いていく。芸術家としての才能と社会的な能力の欠如した幼児性が同居するニジンスキーは成長に従って内面のバランスを崩していく。高まり続ける世間の評価、結婚、ディアギレフとの確執など経て、ついに発狂へと至り、後半生は自分の内側に閉じこもってしまうのだった。

登場人物・キャラクター

主人公
天才的なバレエ・ダンサー。タタール人の血が混ざっており、東洋的な美貌の持ち主。マリンスキー劇場(マリインスキー劇場)の団員だったが、興行師ディアギレフの寵愛を受け、ロシア・バレエ団のソリストとして、パ...
ロシア・バレエ団のパリ公演を牽引した、やり手の興行師で同性愛者。ニジンスキーの才能を見抜き、抜擢する。ニジンスキーがマリンスキー劇場(マリインスキー劇場)を解雇されたことを機にセルゲイ・ディアギレフの...
バレエ・マスター。本編の語り手。ニジンスキーの何かが憑依したかの如き舞踏に衝撃を受けるが、それが社会性を欠いた幼児性の賜物であることも見抜き、いずれ訪れる破滅を予感する。「薔薇の精」の振り付けを担当。...
ハンガリーの国民的女優エミリア・マルクスの娘。バレエは素人同然だが、実家の財力に目を付けたディアギレフがロシア・バレエ団に入団させる。南米公演でニジンスキーに接近し、プロポーズされ、結婚する。実在の人...
フォーキンの助手。ニジンスキーに想いを寄せている。フォーキン退団後、ニジンスキーの面倒を見ることになるが、ロモラにニジンスキーを奪われてしまう。
ニジンスキーの妹。才能あるバレリーナで、兄を追ってロシア・バレエ団に入団する。後に振付師としても活躍。実在の人物、ブロニスラヴァ・ニジンスカがモデル。
画家。ロシア・バレエ団の衣裳、美術担当。「薔薇の精」「牧神の午後」の衣裳、装置も担当。実在の人物、レオン・バクストがモデル。
フォーキンの元恋人。1909年のパリ公演では、「アルミードの館」のパ・ド・トロワでニジンスキーと共に注目を集める。実在の人物、タマーラ・カルサヴィナがモデル。
パリ、シャトレ座支配人。実在の人物、ガブリエル・アストリュクがモデル。
ロシア・バレエ団のバレエ・ダンサー。ニジンスキーのテクニックと人気に嫉妬する。作中ではフルネームでの紹介はないが、実在のダンサー、ロシア出身のアドルフ・ボルムと推測できる。

集団・組織

『牧神の午後』の組織。作中では詳細が省かれているが、1909年、マリンスキー劇場やボリショイ劇場のシーズンオフに、ディアギレフがセゾン・リュス(ロシアの季節)企画のために、それぞれの団員を選抜して結成...
『牧神の午後』に登場するバレエ団。1911年、ディアギレフが結成したバレエ団「バレエ・リュス」(ロシア・バレエ)。1929年に解散。

その他キーワード

『牧神の午後』に登場する作品。フォーキン振り付けによるバレエ作品。1911年、モンテ・カルロ歌劇場にて初演。ニジンスキーの代表的な演目である。音楽はカール・マリア・フォン・ウェーバーの「舞踏への勧誘」...
『牧神の午後』に登場する作品。本作のタイトルに使用されたニジンスキー振り付けによるバレエ作品。1912年のパリ、シャトレ座公演にて初演。初演時の当時としては露骨な性的描写(自慰)が物議を醸し、「ル・フ...