舞姫 テレプシコーラ 第2部

舞姫 テレプシコーラ 第2部

『舞姫テレプシコーラ』でヒロイン篠原六花は姉の千花を喪い、それから数年後の高校1年生になったところから始まる。そして六花のローザンヌ国際バレエコンクールへ挑戦する姿を通して、新しい時代のバレエ世界の流れを描く。

正式名称
舞姫 テレプシコーラ 第2部
作者
ジャンル
バレエ
レーベル
MFコミックス(メディアファクトリー)
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概要

篠原六花は姉の篠原千花を喪った悲しみを乗り越え、プロのバレリーナの登竜門であるローザンヌ国際バレエコンクールのビデオ審査を通過し、貝塚バレエ団の本命・野々村茜と共にスイスに向かう。しかし、茜に風邪をうつされ体調を崩した六花は、発熱をおして準決戦に挑むことになってしまう。一方、圧倒的な身体能力で注目を浴びていたローラ・チャンに、何故か六花はかつてのクラスメイトでバレリーナを目指していた須藤空美のことを思い出すのだった。

登場人物・キャラクター

篠原 六花

高校1年生になった六花はローザンヌ国際バレエコンクールに挑戦することになったが、メンタル的には大きな変化はなく、相変わらず自信がなくプレッシャーに弱い。けれども、千花の想いを受けて頑張らねばという意志の強さも見せ、同時にコリオグラファー(振付家)としての才能も開花させつつある。

ローラ・チャン

中国系アメリカ人。無口で切れ長の目の長身の美人。ローザンヌ国際バレエコンクールでは、その圧倒的な身体能力の高さで注目を浴びる。容貌は似ても似つかないが、何故か篠原六花はかつてのクラスメイトでバレリーナを目指していた須藤空美の面影を見る。

池永 拓人

貝塚バレエ団の生徒。何かと大雑把で線が太い。優しい性格ながら照れ屋なので言動があらっぽくなってしまっている。ローザンヌ国際バレエコンクールでは、篠原六花を心身共に助けてくれる大切な同僚になる。

野々村 茜

ローザンヌ国際バレエコンクールに挑戦する。自分勝手で我が儘、自信家で強引な性格をしている。スイスに向かう直前に風邪をひいてしまい、同行の篠原六花はそのあおりをくってしまった。

菅野先生

ローザンヌ国際バレエコンクールに挑戦する篠原六花と野々村茜の付き添い役。本来は五嶋先生の役目だったが、妊娠で急遽代役になった。非常に気のつく温厚でたくましい先生。異国での六花をうまくフォローしていく。

倉元 双葉

殆どすべての国内のコンクールのジュニアの部で一位をとっており、全国制覇確実といわれた天才少女。ローザンヌ国際バレエコンクールでも日本勢として有力候補だったが、コンクールではコンテンポラリーの能力が低く、途中摂食障害で倒れ、準決選に参加することなく棄権する。

建人 ブレダン

ローザンヌ国際バレエコンクールの参加者。アメリカ人の父と日本人の母を持つ。容姿はアメリカ人より。友好的で日本語が流暢なため篠原六花とも親しくなる。「ボレロ」の即興演舞の時に六花に無理やりかり出されパートナーとなって踊る。コンテンポラリーを得意とする。

ローザンヌ国際バレエコンクール参加者。空港でカバンを失くし衣装がないところ、篠原六花が予備のレオタードを貸そうとするが撥ねつける。気の強い性格だが、それは厳しいバレエ環境で育ったためであった。最後には六花の優しい性格にうちとけて親しくなる。

J・N氏

コンテンポラリーの大御所で、今回のローザンヌ国際バレエコンクールの審査委員長。厳しい目で審査に挑みその表情を変えることがない。篠原六花のコリオグラファー(振付家)としての才能に関心を示す。

佐藤 大地

貝塚バレエ団の若手の有望なダンサー。篠原六花が憧れている人物で、大地も六花に気があるそぶりをみせている。既にロンドンのロイヤルバレエ学校に留学しており、ローザンヌ国際バレエコンクールには決戦の日に六花たちの応援にかけつけてくる。

宇野 都

ローザンヌ国際バレエコンクールの参加者。やや小柄ながらコンテンポラリーを得意としていたことで、日本人のなかで唯一準決選を通過した優秀な女性ダンサー。

イベント・出来事

ローザンヌ国際バレエコンクール

スイスのローザンヌで毎年行われる実在のバレエコンクール。15歳から18歳のバレエダンサーを対象としている。ローザンヌ賞をとれば、著名なバレエ学校やバレエ団などに無償で留学・研修する権利を授与される。

その他キーワード

コリオグラファー

『舞姫 テレプシコーラ 第2部』の用語。振付家のことを指し、ヒロイン篠原六花は、小学五年生の時からその才能の片鱗を見せていた。六花は、曲を聴くと映像のイメージが湧き上がり、従来の演目にも新しい発想、解釈を取り込み、誰も思いつかないような演出を生み出すことが出来るのだった。

コンテンポラリー

『舞姫 テレプシコーラ 第2部』の用語。ルールに厳しいクラッシック・バレエとは対照的に、表現するためにルールに囚われないフリースタイルな「踊り」。明確な取り決めはなく、その概念も曖昧である。ローザンヌ国際バレエコンクールでは、このコンテンポラリーの部門が大きく審査対象に影響していた。

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