概要・あらすじ
時は江戸時代。獣医者の正宗は、副業として難事件専門の岡っ引きをしている。正宗の下っぴき(岡っ引きの助手)として働くのは便利屋の佐助。下っぴきではお手当が少ないと佐助は街中に置いた掲示板「戸板(といったー)」で広告収入を得ていた。ある時、千両役者、駒形菊次郎が土左衛門となって発見され、現場検証をする正宗と佐助。
菊次郎は弟子の菊丸に橋から突き落とされ、菊丸はお珠と共に逃げたとの目撃証言があり、三角関係のもつれの犯行かに思われた。しかし、菊次郎の水死体には外傷もなく、口から泡も吐いていない。あまりに美しすぎる死体に違和感を覚えた正宗は佐助と共に聞き込みを始めるのだった。(第一話 そあ橋綺譚)
書誌情報
獣医者正宗捕物帳 4巻 小学館〈フラワーコミックス α〉
第1巻
(2018-05-10発行、 978-4098701186)
第2巻
(2021-05-10発行、 978-4098712960)
第3巻
(2022-07-08発行、 978-4098717125)
第4巻
(2023-02-09発行、 978-4098720323)