僕だけがいない街

僕だけがいない街

「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持った28の青年、藤沼悟。母親が上京し、ともに過ごしていた時に再上映が発生。この時に母親が1988年の北海道誘拐連続殺人事件の真犯人に気づく。ところが母親は殺害され、藤沼悟は濡れ衣を着せられてしまう。すると突然、再上映が発生し、1988年の小学生の状態に戻っていることに気づく。1988年と2006年を何度も行き来して事件の原因を取り除いていくタイムリープミステリー。「このマンガがすごい!2014」オトコ編15位、「マンガ大賞2014」2位。

正式名称
僕だけがいない街
作者
ジャンル
SF一般
 
ミステリー一般
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
関連商品
Amazon 楽天

概要

藤沼悟は28歳の売れない漫画家。彼には事故や事件の原因が取り除かれるまで、その直前までタイムスリップする「再上映(リバイバル)」という能力があった。母親の藤沼佐知子がやって来た時に、突然再上映が発生し、周囲で誘拐事件が起きたことを発見し、未然に防いだことを確認する。それと同時に、母は1988年の北海道連続誘拐殺人事件の真犯人の正体に気づく。

ところがその名を明かす前に母親は殺害され、藤沼悟は濡れ衣を着せられ逃げるはめになる。気づくと再上映で1988年の事件前にタイムスリップ。母を殺害した犯人と連続誘拐殺人事件の犯人が同一人物だと気づく。2周目として少しでも過去を変えようと、虐待にあっていた雛月加代を中心に事件を阻止しようとする。

ところがやはり彼女は殺されてしまい、2006年に戻ってやり直すことになる。警察に追われる彼は、3周目として再度小学時代での殺人事件の真相解明に、聡明なケンヤと共に挑む。

登場人物・キャラクター

主人公

2006年時点では28歳で、売れない漫画家。ピザ屋でアルバイトをしている。過去を変えて事件を防ぐことができる、「再上映(リバイバル)」という能力がある。母親が殺されて濡れ衣を着せられた後、1988年の... 関連ページ:藤沼 悟

2006年時点で52歳だが、外見は藤沼悟と同じくらい若い。元テレビ石狩の報道部アナウンサーで、事件に多くかかわり洞察力が高い。「冗談に決まってるべさ」というのが口癖で、これを言う時は大体真実であること... 関連ページ:藤沼 佐知子

市立美琴小学校に通う、小学校時代の藤沼悟のクラスメイト。誕生日は藤沼悟と同じ3月2日。一周目では1988年の連続誘拐殺人事件に巻き込まれて3月1日に殺されている。藤沼悟が過去に戻れって問題解決する「再... 関連ページ:雛月 加代

2006年に藤沼悟がアルバイトしているピザ屋で一緒に働いている後輩。藤沼悟の母親が殺された時、濡れ衣を着せられた彼を信じて、かくまって逃走できるよう協力する。実家が田舎のため、千葉の母の兄夫婦の家に住... 関連ページ:片桐 愛梨

1988年の藤沼悟の友人の青年で、ペーパークラフトが得意。同年の誘拐殺人事件の犯人として逮捕され、死刑宣告される。絶対そんなことはない、と当時の藤沼悟は語っていたが、その証言は相手にされなかった。今で... 関連ページ:白鳥 潤

1988年にこっそりクラスメイトで集まっているアジトの仲間。藤沼悟に他の人格が入ったかのように感じ、不信に思っている。その鋭さから藤沼悟は、連続誘拐殺人事件が起きる前にすべてを打ち明ける。彼は事件の真... 関連ページ:ケンヤ

1988年に、こっそりクラスメイトで集まっているアジトの仲間。事件がらみの話にはカズと共に呼ばれていなかったが、それは目立たないようにするためで、3周目ではあとから合流している。 関連ページ:オサム

1988年にこっそりクラスメイトで集まっているアジトの仲間。ヒーローに憧れる子供っぽいところがある。3周目では男らしい発言をして、知り合いではなかった中西彩をアジトに引き込み、彼女がひとりぼっちでいる... 関連ページ:カズ

1988年の教員。藤沼悟が雛月加代のことを調べようとしていたのを悟られてしまう。観察眼が鋭く、生徒たちの動向を細かくチェックしている。藤沼悟が雛月加代と仲が良いのを知り、彼に家庭での虐待の状況を伝え、... 関連ページ:八代 学

1988年に、娘の雛月加代を日々虐待しており、土曜日は「顔を殴る」ことでストレス発散をし、月曜日までに腫れがひくように冷水に突っ込んでいる。教員にもDVは明らかになっており、どう助けるかの手段が講じら... 関連ページ:雛月 明美

女の子のような外見で、一周目では1988年の事件の被害者になって死亡している。3周目では雛月加代奪還作戦の一員としてケンヤと3人で共に行動し、藤沼悟の親友になっている。 関連ページ:杉田 広美

1988年当時、隣の泉水小学校の生徒で、明るくハキハキした人懐っこい女の子。学習塾やエレクトーン教室に通っている都合で友達と遊べないと悩んでいる。白鳥潤とは仲が良く、藤沼悟とは3周目まで会ったことがな... 関連ページ:中西 彩

2006年に藤沼悟が働いているピザ屋の店長。おせっかいやきで、詮索をすることが多い。藤沼悟を疑っており、嘘をついては母殺しの濡れ衣を着せられている彼を警察に付き出そうとする。 関連ページ:高橋店長

2006年に藤沼悟が出会う、元・テレビ石狩社会部の記者。藤沼悟の母親とは旧知。容疑者として終われ切羽詰まって逃げていた藤沼悟に、真理を探る手がかりを差し伸べる。 関連ページ:澤田

集団・組織

市立美琴小学校

『僕だけがいない街』に登場する学校。1988年の状態で出ており、ストーブなどの施設は昔ながらの昭和の設備のままで、改築などはされていない。かなり田舎の地域にある学校で、近くに隠れられる場所が多い。子供... 関連ページ:市立美琴小学校

イベント・出来事

北海道小学生連続誘拐殺人事件

『僕だけがいない街』登場する事件。1988年の2月末から3月頭に連続で3人の小学生、杉田広美、雛月加代、中西彩が殺された事件。変質的で残虐な事件として、1988年当時の小学生にはトラウマにならないよう... 関連ページ:北海道小学生連続誘拐殺人事件

その他キーワード

再上映

『僕だけがいない街』登場する用語。藤沼悟が持つ能力。何か悪いことが起きる原因が取り除かれるまで、何度もその直前にタイムスリップする能力。交通事故が起きるとしたら、その車から相手を被害者になる可能性のあ... 関連ページ:再上映

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