王様とボク

王様とボク

18歳の誕生日に、12年間眠り続けていた幼なじみと再会するミキヒコ。その幼なじみモリオは、体は18歳だが、心の成長は6歳のままで止まっていた。再び動き始めたモリオとの時間のなかで、王様だった子供時代の気持ちを取り戻していくミキヒコの成長物語。

正式名称
王様とボク
ふりがな
おうさまとぼく
作者
ジャンル
青春
レーベル
CUE COMICS(イースト・プレス)
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

彼女の木絵(キエ)と初めてのセックスを経験した18歳の誕生日。キエと2人乗りでバイクを走らせていたミキヒコは、ダンプカーと衝突してしまう。幸い、軽いケガですんだ2人だったが、ミキヒコは事故をきっかけに、長年忘れていた幼なじみのモリオのことを思い出していた。モリオは6歳の時に小学校のブランコから転落し、それから昏睡状態になっていたのだった。

そして病院からの帰り、ブランコがある小学校に立ち寄ったミキヒコは、そこで18歳になったモリオと再会する。

登場人物・キャラクター

ミキヒコ

大学受験を控えた高校3年生で18歳。6歳の頃、幼なじみのモリオと小学校のブランコで遊んでいた時、モリオがブランコから転落する事故を目撃する。当時はモリオの身を案じて両親に何度も容体を尋ねたが、「もう忘れなさい」と言われて、記憶の底に閉じ込めていた。だが、バイク事故をきっかけにモリオのことを思い出し、直後に12年ぶりの再会を果たす。 その後、病院に連れ戻されたモリオとバイクで逃走。モリオの母親が住む京都まで送り届けようとする。心は6歳のままで成長したモリオと接するうちに、学校や社会の枠にとらわれない王様だった頃の気持ちを取り戻していく。

モリオ

ミキヒコの幼なじみで、6歳の時にブランコから転落し、12年もの間昏睡状態になっていた。奇跡的に意識を取り戻し、事故が起こったブランコがある小学校でミキヒコと再会する。体の成長に対して精神年齢は6歳で止まっているため、鏡に映る自分を見て泣き叫んだり、新幹線の中ではしゃいだりと行動は直情的。だが純真なその言動は、ミキヒコをはじめとした周りの人々の心に変化をもたらしていく。

木絵 (きえ)

ミキヒコの彼女。モリオを母親に会わせたいと願うミキヒコの気持ちを理解し、全面的に協力する。大らかな性格の一方で、状況を正しく判断して機転を利かせる賢さも備えた女性。

シンジ

モリオの母親と再婚した男性の間に生まれた男の子。小学3年生。中学受験に備えて、夏休みも塾通いの日々を送っている。幼児のように振る舞うモリオを最初は嫌っていたが、やがて体が大きい弟ができたような気持ちで接するようになる。

トモナリ

ミキヒコとともにモリオの事故を目撃していた幼なじみ。予備校で数年ぶりにミキヒコと再会する。モリオの回復を新聞記事で読んで知っていたが、今の自分には関係ないと無関心を決め込んでいる。

その他キーワード

王様 (おうさま)

学校、社会、価値観といった枠やルールにとらわれない行動、あるいは生き方をする人間を指して使われる言葉。「ボクらは 昔 王様だった!」「学校とか社会とか そーゆー枠も基準もない あの頃のまま 王様のように生きていこー!!」というように使われる。

書誌情報

王様とボク イースト・プレス〈CUE COMICS〉

(1997-12-01発行、 978-4872571264)

SHARE
EC
Amazon
logo