真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-

真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-

石ノ森章太郎の「仮面ライダー」シリーズの一作で、劇場映画『シン・仮面ライダー』のスピンオフ作品。脚本は、「AIの遺電子」シリーズを手掛けた山田胡瓜が担当している。原作開始から数年前の東京を舞台に、原作ではライバルだったチョウオーグこと緑川イチローの過去を紐解(ひもと)くダークアクション。原作の敵組織「SHOCKER」の内乱にスポットが当てられており、イチローの父親、緑川弘のほか、クモオーグやサソリオーグといった怪人が登場し、彼らとイチローの交流や共闘も描かれている。集英社「週刊ヤングジャンプ」2023年4・5合併号から連載の作品。

正式名称
真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-
ふりがな
しんのやすらぎはこのよになく しん かめんらいだー しょっかーさいど
原作者
石ノ森 章太郎
作画
ジャンル
アクション
 
ダークファンタジー
レーベル
ヤングジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

緑川 イチロー (みどりかわ いちろー)

SHOCKERに身を置いている少年。内気ながら心優しい性格で、暴力のない世界を望んでいる。通っていた中学校で転校生のマモルをいじめから庇(かば)ったことで、緑川イチロー自身がいじめのターゲットにされる。そんな中、唯一の理解者だった母親が通り魔に襲われて命を落とし、さらにその影響から落胆した父親の緑川弘が豹変すると、世間の理不尽さに疑問を抱くようになる。いじめに耐えかねていじめっ子に暴力を振るったことで退学届を出し、弘に導かれてSHOCKERに加入した。人工知能搭載型サイボーグ「ケイ」の教育を受ける傍らで、クモオーグとなる男性「クモ」やサソリオーグの前身である女性「サソリ」と交流を深める。のちにSHOCKERで弘と対立するクラークに銃撃されて瀕死(ひんし)の重傷を負うも、弘から「プラーナ」と呼ばれる薬品を投与されることで一命を取り留め、超人的な力を手にする。

緑川 弘 (みどりかわ ひろし)

緑川イチローの父親。かつては家族思いの心優しい男性だったが、通り魔に襲われた妻の命を救えなかったことで強い無力感に苛(さいな)まれるようになり、やがてSHOCKERに身を投じる。SHOCKERに所属後はプラーナの開発をはじめとしたさまざまな研究に携わっている。そんな中、クラークの手によって重傷を負ったイチローにプラーナを投与して命を救う。イチローが一命を取り留めた時は涙を流して喜んでいたが、研究の成果に一喜一憂するなど、真意が読めない行動が目立つ。そのため、サソリからは「イチローを裏切らないように」と釘を刺されている。

クレジット

脚本

,

原作

監修

八手 三郎

書誌情報

真の安らぎはこの世になく―シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE― 4巻 集英社〈ヤングジャンプコミックス〉

第1巻

(2023-03-10発行、 978-4088926230)

第2巻

(2023-07-19発行、 978-4088927480)

第3巻

(2023-11-17発行、 978-4088928975)

第4巻

(2024-03-18発行、 978-4088931647)

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