概要・あらすじ
あらゆる格闘技、武道の現役王者を集めて開催した格闘技トーナメント『THE・最強』で優勝した強矢鋼は、地上最強の生物を決める最強アニマル決定トーナメントへ連れていかれる。そこでカバのポッポと闘い、敗れて破れて死んでしまう。その後もいくつもの生物の死体を築きながらもトーナメントは進んでいく。決勝はライオン対サバンナシマウマの捕食者対被補食者の闘いとなった。
登場人物・キャラクター
強矢 鋼 (ごうや はがね)
日本出身。霊長目ヒト科ヒト。182cm、84kg。人間の格闘家で、格闘技トーナメント「THE・最強」優勝後、最強アニマル決定トーナメントへ連れていかれ、カバのポッポと戦う。カバの能力や習性について無知だったこともあり、敗れる。最後までギブアップしなかったため、死亡。
ポッポ
[アフリカ出身。偶蹄目カバ科カバ。462cm、4.1トン。カバ界のゴッドファザーと言われる。密猟者を皆殺しにしたという武勇伝を持つ。圧倒的な力の差で強矢鋼に勝利する。
シャオロン
オーストラリア出身。ヒクイドリ目ヒクイドリ科ヒクイドリ。149cm、49kg。動物界のブルース・リーと言われ、ふるまいはブルース・リー。ナイフのように鋭くとがった爪が武器。
アマゾネス
アマゾン出身。有鱗目ボア科オオアナコンダ。1947cm、893kg。「アマゾンの悪魔」の異名を持つ。その巨体の締め付けは車、船舶、航空機をも破壊する。雌。
キング・オブ・キングス
アフリカ出身。食肉目ネコ科ライオン。248cm、239kg。千戦無敗、百獣の王の中の王、生ける伝説(リビングレジェンド)と言われるライオン。強さだけでなく、戦いの中から学習し、更に強くなるという面を見せる。優勝候補。
チェ・ゼブラ
アフリカ出身。奇蹄目ウマ科サバンナシマウマ。246cm、408kg。食物連鎖からの脱却を目指すシマウマの革命家。鍛えられた肉体と精神で戦う。
コンガ
中央アフリカ出身。霊長目ショウジョウ科マウンテンゴリラ。215cm、265kg。人間の格闘技・ブラジリアン柔術をマスターし、その技術を使って戦う。そのため礼儀正しく、試合では礼に始まり、礼に終わる。黒帯を締めており、その黒帯には漢字で「今賀」と入っている。
ヘラタレス
アフリカ出身。偶蹄目ウシ科アフリカスイギュウ。324cm、725kg。地上最強と言われたアフリカスイギュウのデビルホーンを倒した英雄。しかし、それは偶然の結果だった。運の良さで戦いに勝ってきたが、真の力ではなかった。
タイガー・ザ・グレイト
インド出身。食肉目トラ科ベンガルトラ。297cm、320kg。百獣の王と呼ばれるライオンの「キング・オブ・キングス」をライバル心むき出しで挑発する優勝候補。しかし、8㎏のクズリンに虐殺される。
クズリン
北アメリカ出身。食肉目イタチ科クズリ。65cm、8kg。小動物だが、残虐で賢く戦う。恐怖ということを知らず、死ぬまで戦い抜く。「小さな悪魔」とよばれるほど、凶暴な動物である。
ヴォルク
ロシア出身。食肉目イヌ科ハイイロオオカミ。167cm、86kg。野生の狼で、人間に飼われている犬をバカにしている。闘犬の武蔵鐵と対戦する。
武蔵鐵 (むさしてつ)
日本出身。食肉目イヌ科土佐犬。141cm、70kg。全日本土佐犬チャンピオン。闘犬として育てられ、相手の痛がる部分を狙って噛むなど、野生動物にはないテクニックを持つ。