概要・あらすじ
盗まれた父親の絵を探すため、女子高生の一条希生(キキ)は、父と交流のあった白士郎(ツクモ)のもとを尋ねる。ツクモは類まれな審美眼と洞察力を持ち、高額な美術品ばかりを取り扱うオークションハウス「ホワイトグラブ」を取り仕切る、凄腕のオークショニアだった。しかし、彼は意地が悪く、身勝手な性格の持ち主だった。ツクモの活躍によって盗まれた父親の絵は取り返せたものの、その手数料としてキキは高額な借金を背負わされ、その返済のため、ツクモの助手としてオークショニアの手伝いをする事になってしまう。
高額美術が飛び交う中、キキとツクモはさまざまな事件に巻き込まれる事になる。そんな中で、ツクモがオークショニアを続ける事になった、ある因縁も次第に明らかになっていくのだった。