あしたのジョー

あしたのジョー

施設を何度も脱走し、ドヤ街に流れ着いた矢吹丈(ジョー)は丹下段平にボクシングの才能を見出される。ジョーは様々な苦難と挫折を味わいながら、何度も不死鳥のように蘇り、世界チャンピオンのベルトに手が届く高みにまで上り詰めていく。

正式名称
あしたのジョー
ふりがな
あしたのじょー
原作
作画
ジャンル
ボクシング
レーベル
講談社漫画文庫(講談社コミッククリエイト)
巻数
既刊8巻
関連商品
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概要・あらすじ

天賦の身体能力と野性の勘を持つ不良少年矢吹丈(ジョー)は流れ着いたドヤ街で、元プロボクサーだった丹下段平と出会う。ジョーの才能を見抜いた段平は執拗にボクシングを教え込もうとするが、ジョーは段平の献身的な世話を適当に利用し、詐欺事件を起こして少年院に送られてしまう。

少年院から脱走をはかったジョーの前に終生のライバルとなる力石徹が立ちふさがる。二人の因縁の戦いは出所後、プロボクサー同士として再開される。しかし、力石はジョーにKO勝ちした直後に脳内出血で急死し、そのショックでジョーは対戦相手の顔面を打てない後遺症に苦しむことに。低迷するジョーだったが、彷徨の末に復活を遂げ、次々と強敵を倒し、東洋タイトルを手中にする。

残すは世界タイトルのみ。ジョーを愛してしまった白木葉子は、ジョーの野性復活を支援していたが、ジョーの挙動からパンチドランカーの兆候を掴む。葉子の懇願も聞き入れず、ジョーホセ・メンドーサとのタイトルマッチに挑み、フルラウンドの死闘を演じ、真っ白な灰となって燃え尽きるのだった。

登場人物・キャラクター

矢吹 丈 (やぶき じょう)

養護施設育ちの孤児。施設からの脱走を繰り返してきた。優れた身体能力に加えて野性の勘に恵まれ、粗野でケンカっ早く、悪知恵と反骨精神に溢れた不良少年。丹下段平にボクサーの素質を見出されても本気にならず、募金詐欺を働き、ワルが集まる東光特等少年院送りとなってしまう。他人を利用し、信頼を裏切るダーティなジョーだったが、そこで宿命のライバル力石徹と出会い、拳を交わすことを通じて、「あした」を目指し始める。 階級はバンタム級。二人は後にプロのリングでの対決することになるが、ジョーは初のKO負けを喫してしまい、しかも力石は試合直後に急死。このショックでジョーは低迷するが、やがて立ち直り、快進撃を続ける。 しかし、その体は確実に崩壊の兆候を見せ始めていた。

白木 葉子 (しらき ようこ)

白木財閥令嬢。貴族的で品位もプライドも高いが、素直な性格で、ジョー(矢吹丈)に慈善活動にひそむ傲慢さ、自己満足を指摘されて動揺したことも。祖父の幹之介とともに力石の後援者となっている。力石死後は、白木ジムの会長に就任し、白木プロモーションを立ち上げ、プロモーターとしても活躍し、ジョーのタイトルマッチ実現に向けて画策する。 しかし、その直前にジョーのパンチドランカーの症状を確認し、身体を張って止めようとするが果たせなかった。愛を告白する彼女に、ジョーは「ありがとう」の言葉を残してリングに向かう。

丹下 段平 (たんげ だんぺい)

ドヤ街の風来橋の下に住む元ボクサーでボクシングジムの元会長だった。現役時代は日本ランキング上位にまで昇ったが、試合中の事故で左目を傷めて引退。ボクシングジムを立ち上げるが、経営に失敗。酒乱の気があり、他のジムの選手や協会関係者に暴力行為に及んだため、ボクシング界からは追放同然になっている。 ジョー(矢吹丈)の天賦の才能に惚れ込んで、少年院にハガキを送って通信教育を行い、さらには白木葉子のコネを利用して、ボクシング指導という名目で少年院に出入りするようになる。ジョーの出所後、泪橋の下に丹下拳闘クラブを旗揚げする。所属選手はジョーとマンモス西の二人のみだったが、ジョーが注目を集めるにつれ入門者が増え始める。

力石 徹 (りきいし とおる)

ジョー(矢吹丈)最大のライバル。プロボクサー。ウェルター級でデビュー以来13連続KOの記録を持ち、将来を嘱望されていたが、暴力事件を起こしてライセンスを失い、少年院送りとなる。少年院時代にジョーの脱走を阻止したことから二人の因縁が始まる。また、ジョーの詐欺被害にあった白木葉子の後援を受けており、葉子が主催した少年院内でのボクシング試合ではジョーと対戦。 特別ルールでダウンしても何度も立ち上がってくるジョーのクロスカウンターによって相打ちとなってしまう。出所後は白木ジムに所属し、フェザー級に階級を落としてリングに復帰する。 ジョーが力石と戦えなくなるからと白木ジムの誘いを断ったため、ジョーとの再戦のため、バンタム級まで階級を落とす。ジョーとの因縁の試合の結果、KO勝ちを収めるが、直後に脳内出血で死亡してしまう。その死は最後までジョーと白木葉子を呪縛し続けた。

西 寛一 (にし かんいち)

鑑別所でジョー(矢吹丈)と出会う。鑑別所ではジョーをリンチにかけるが逆襲され殴り倒される。少年院出所後、丹下ジムに所属し、マンモス西のリングネームでプロデビューする。ヘビー級の体重をミドル級に落とすため常に減量に苦しみ、誘惑に負けて夜ごとに屋台でウドンを食べてしまう。 その現場をジョーに見つかって、殴られ、罵倒され、鼻からウドンを垂らして慟哭した。その後、真面目にボクシングに取り組むが、骨折して引退。商売人としての才能を開花させ勤務先の林屋の業務拡大に尽力し、経営者の娘・林紀子と結婚する。

ウルフ金串 (うるふかなぐし)

アジア拳所属のバンタム級ボクサー。試合後の控え室で報道陣の見ている前でジョー(矢吹丈)の挑発に乗り、クロスカウンターをくらいダブルKO劇を演じてしまう。その際、丹下ジムがライセンスを取れないのは大高アジア拳会長の反対があるからだと説明され、追い詰められた大高はウルフ金串の名誉挽回のためリング上で再戦させざるを得なくなり、強引に丹下ジムのライセンスを交付させることになる。 その後、8回戦進出を賭けてジョーとの試合に臨む。第2ラウンドに二度のダウンを奪われるが、第3ラウンドではダウンを奪い返し、ジョーのクロスカウンター封じのダブル・クロスカウンターでダウンを奪う。 第4ラウンドではダブル・クロス・カウンターで2度のダウンを奪うが、ジョーのトリプル・クロスカウンターであごを骨折し、KO負けを喫する。この時の負傷が元で引退。ヤクザの用心棒にまで落ちぶれる。

カーロス・リベラ

バンタム級世界6位。デビュー以来34連勝、19連続KO勝ち。「ちいさな巨人」「ベネズエラの戦慄」「飢えた黒ヒョウ」の異名を持つ。パンチに続けてヒジを入れる高等反則の使い手。力石戦の後遺症で欠陥ボクサーだったジョー(矢吹丈)に勝った三人のボクサーを次々に倒す。ジョーとのエキシビション4回戦でダブルノックダウンをくらい、再戦の10回戦では互いに反則を出し合うケンカマッチと化してしまう。 ホセ・メンドーサとのタイトルマッチでは、こめかみの骨を骨折するほどの一撃を浴び、パンチドランカーになってしまい、自分の名前さえ思い出せなくなる。その後、来日し、ジョーとメンドーサのタイトルマッチではリングサイドに登場し、メンドーサを愕然とさせる。

金 竜飛 (きん りゅうひ)

東洋チャンピオン。朝鮮戦争の戦争孤児。幼くして極限の飢餓を体験。食料を奪おうとして脱走兵と争って石で殴り殺してしまったが、その直後、その脱走兵が糧食をくすねて自分に食べ物を持ってこようとした実の父親であることが判明する。成長した現在でも飢餓の後遺症で胃が萎縮しており、減量とは無縁。 また、血を見ると父親殺しを思い出して、手が血にまみれている幻覚に襲われ、延々と手を洗い続ける。この凄惨な過去を金から聞かされたジョー(矢吹丈)は自己のハングリー・スピリットの土台を揺るがされ、ピンチに陥る。しかし、ジョーは力石の減量地獄を想起することによって開き直り逆転勝利する。

ハリマオ

マレーシアの奥地出身で、現地の少数民族言語しか通じない。ボクサーとしては無名だが、葉子がジョー(矢吹丈)の野性を復活させるため、白木財閥の財力を使って発掘してきた。研ぎすまされた野性の勘と、猿を思わせる人間離れした身体能力を駆使しジョーを苦しめる。ロープの反動を利用した曲芸的な空中殺法やバック宙と同時に相手を打つなどのボクシングを超越した攻撃を見せるが、立ち直ったジョーに空中殺法を破られてしまう。

ホセ・メンドーサ

メキシコ国籍のバンタム級世界王者。クレバーな頭脳と技術を誇り、沈着冷静に対戦相手をマットに沈める。「コンピュータ付きファイティングマシーン」「キング・オブ・キングス」の異名を取り、世界中のボクサーからの尊敬を集めている。誇り高く、家族を愛する紳士だが、ジョー(矢吹丈)とのタイトルマッチでは両者がダウンする凄惨な戦いとなり、恐怖にかられて反則も犯し、判定勝利するも髪が白髪になっていた。 彼としては屈辱の勝利であった。

サチ

ジョー(矢吹丈)を慕うドヤ街の子供たちの一人。紅一点。継ぎの当たったスカートで下駄履き。

キノコ

ジョー(矢吹丈)を慕うドヤ街の子供たちの一人。大きなハンチングをかぶっている。デベソでお尻に蒙古斑が残っている。

太郎 (たろう)

ジョー(矢吹丈)を慕うドヤ街の子供たちの一人。ジョーがドヤ街に来るまでは子供たちのリーダー格だったが、集団でジョーを襲った時、徹底的に殴り倒される。

チュー吉 (ちゅーきち)

ジョー(矢吹丈)を慕うドヤ街の子供たちの一人。出っ歯でネズミ顔。

トンキチ

ジョー(矢吹丈)を慕うドヤ街の子供たちの一人。ブタっ鼻で、坊主頭。オナラで「はとぼっぽ」を演奏できる。

白木 幹之介 (しらき みきのすけ)

日本有数の大富豪で白木財閥隆盛の立役者。若い頃、ボクシングをかじったことがあり、ボクシング好きで知られ、力石のパトロンとして、彼のために白木ジムを立ち上げる。力石の死後、ジムを解散しようとするが、葉子が財産分与としてジムを受け継ぐことになる。

河野 (こうの)

丹下ジム所属。マンモス西の引退後、ジョー(矢吹丈)のセコンドを務める。

林 紀子 (はやし のりこ)

林屋の娘。白木葉子にそっくり。ジョー(矢吹丈)と西の間で揺れるが、西と結婚する。

(はやし)

林屋の主人。ボクシングに理解があり、西とジョー(矢吹丈)を雇い入れる。

青山 まもる (あおやま まもる)

少年院でジョー(矢吹丈)と力石の試合を観て、ボクシングに目覚める。青びょうたんとバカにされていたが、段平のコーチを受け、才能を開花させる。ボクシング大会の第7寮の代表決定戦では同寮の沼田を血みどろにし、寮対抗戦ではフットワークとダッキング、ウィービング、スウェーバックを組み合わせ、相手を疲れさせてから料理するという「こんにゃく戦法」で、巨漢の相手を倒した。

稲葉 粂太郎 (いなば くめたろう)

欠陥ボクサーとして落ちぶれたジョー(矢吹丈)が参加したドサ廻りの草拳闘のリーダー格。ジョーにボクシング界への復帰を促した。

ウスマン・ソムキッド

タイ国バンタム級チャンピオン、東洋5位。欠陥ボクサー状態から復活したジョー(矢吹丈)に1ラウンドKO負け。

ゴロマキ権藤 (ごろまきごんどう)

引退してヤクザの用心棒に落ちぶれたウルフ金串を半殺しにした対立組織の用心棒。その直後、割って入ったジョー(矢吹丈)にボディを痛打される。

滝川 修平 (たきがわ しゅうへい)

横倉ジム所属。東洋バンタム級6位。ハリマオと対戦し、空中殺法に敗れる。

Dr.キニスキー (どくたーきにすきー)

ホセ・メンドーサの主治医。白木葉子の依頼を受け、ジョー(矢吹丈)がパンチドランカーなのかどうかを判断することになる。録画を見て、その兆候なしと判断するが、来日して誤診に気づく。

村瀬 武夫 (むらせ たけお)

北星ジム所属のボクサー。ジョー(矢吹丈)のデビュー戦の対戦相手。最初はジョーを圧倒するが、ジョーのぶらり戦法にはまり、クロスカウンターを浴びて1ラウンド2分47秒で、リングに沈む。

大高 (おおたか)

アジア拳の会長。かつて試合中に所属選手を丹下段平に殴り倒されたことがあり、段平追放の旗頭だった。

稲垣 正平 (いながき しょうへい)

プロテストのスパーリングでジョー(矢吹丈)と対戦する。国体の高校生ボクシングの準優勝者。1ラウンド目はジョーを翻弄するが、2ラウンド目で、ジョーのぶらり戦法にはまり、KO負けを喫する。

殿谷 浩介 (とのや こうすけ)

ジョー(矢吹丈)の力石戦後、第1戦の相手。沖島拳所属のバンタム級ボクサー。14戦13勝1敗でKO率5割のハードパンチャーだったが、1ラウンドKO負け。

タイガー尾崎 (たいがーおざき)

大洋ジム所属、バンタム級日本チャンピオン。力石の亡霊に取り憑かれ、顔面への強打ができなくなったジョー(矢吹丈)をTKOで倒す。ボクシングジム会長会議がジョー抹殺のために選んだ刺客1号。カーロス・リベラ戦では1ラウンド16秒でKO負け。

原島 龍 (はらじま りゅう)

バンタム級第1位。ボクシングジム会長会議がジョー(矢吹丈)抹殺のために選んだ刺客2号。ジョーと相打ちになるが、ジョーはリング上で嘔吐し、試合続行不可能となり、TKO勝ちを拾う。カーロス・リベラ戦では4ラウンド終了間際にストレートをくらい、コーナーに戻って失神し、試合放棄。

ハリー・ロバート

カーロス・リベラの敏腕マネージャー。別名「ドルを呼ぶ男」。

南郷 (なんごう)

バンタム級第2位。ボクシングジム会長会議がジョー抹殺のために選んだ刺客3号。顔面を打てないジョー(矢吹丈)は無理矢理南郷の顔面を打って嘔吐し、そのあと南郷に蹴りを入れ、南郷は反則勝ちとなる。カーロス・リベラ戦では惨敗する。

金 敏腕 (きん びんわん)

韓国バンタム級チャンピオン。ジョー(矢吹丈)との対戦では4ラウンドKO負け。

エディ・ベイセラ

Jフェザー級の強打者。ジョー(矢吹丈)との対戦では6回TKO負け。

ターニー・アロンゾ

フィリピンの東洋第3位。ジョー(矢吹丈)との対戦では2ラウンドKO負け。

玄 曹達 (げん そうたつ)

金竜飛のマネージャー。元韓国空軍大佐。

剣持 弘 (けんもち ひろし)

大洋ジム所属のライト級ボクサー。金竜飛に挑んで敗れる。

ピナン・サラワク

シンガポール国籍の東洋3位。ジョー(矢吹丈)の東洋タイトル初防衛戦の相手。老巧な選手だが、2ラウンドでジョーの猛攻を受け、タオルが投げ入れられる。

サム・イアウケア

ハワイ州フェザー級チャンピオン。ジョー(矢吹丈)の東洋初防衛戦の1週間後、ホセ・メンドーサに挑み、2発でKOされる。

集団・組織

大洋ジム (たいようじむ)

『あしたのジョー』に登場するボクシングジム。会長はサングラスの大友。日本チャンピオン・タイガー尾崎が所属している。

丹下拳闘クラブ (たんげけんとうくらぶ)

『あしたのジョー』に登場するボクシングジム。泪橋の下を恐らく不法占拠している。会長は丹下段平。ジョー(矢吹丈)とマンモス西が所属する。ジョーがランキングを上げ、人気が高まるとジムの収入も安定し、橋の下だけではない、まともな練習場が作られた。

白木ボクシングジム (しらきぼくしんぐじむ)

『あしたのジョー』に登場するボクシングジム。力石のパトロンである白木幹之介が設立。

白木財閥 (しらきざいばつ)

『あしたのジョー』に登場する大企業グループ。白木葉子の祖父・白木幹之介が創始者。

アジア拳闘クラブ (あじあけんとうくらぶ)

『あしたのジョー』に登場するボクシングジム。丹下段平と確執のある大高会長が率いる。

場所

ドヤ街 (どやがい)

『あしたのジョー』に登場する労働者街。台東区と荒川区に実在する。通称「山谷地区」(旧地名)。

東光特等少年院 (とうこうとくとうしょうねんいん)

『あしたのジョー』に登場する少年院。現実には「特等少年院」は存在しない。

泪橋 (なみだばし)

『あしたのジョー』に登場するドヤ街に続く橋の名前。荒川区南千住の旧小塚原刑場近くを流れる思川にかかっていた。刑場に曳かれていく罪人がこの橋で娑婆と近親者と涙の別れをしたことからこの名がついたとされる。現在は思川が暗渠化されているが、丹下ジムが橋の下にあった頃にはまだ川が流れていた。

林食料品店 (はやししょくりょうひんてん)

『あしたのジョー』に登場する乾物屋。ジョー(矢吹丈)と西寛一が働いている。

アニメ

あしたのジョー2

ライバルであり友でもあった力石徹の死というショックからボクシング界を離れ、放浪の旅に出ていた矢吹丈が泪橋に帰ってきた。苦しみの中で力石の幻影を振り切り、スランプを脱して見事に再起した丈は、南米ベネズエ... 関連ページ:あしたのジョー2

あしたのジョー

ドヤ街で酒におぼれる日々を送っていた元プロボクサーの丹下段平は、複数のヤクザを一瞬で叩きのめした矢吹丈という不良少年にボクシングの素質を見出す。やがて少年院で力石徹というライバルに出会った丈は、段平の... 関連ページ:あしたのジョー

書誌情報

あしたのジョー 8巻 講談社コミッククリエイト〈講談社漫画文庫〉

第1巻

(2000-06-01発行、 978-4062607643)

第4巻

(2000-07-04発行、 978-4062607674)

第5巻

(2000-07-31発行、 978-4062607681)

第7巻

(2000-09-04発行、 978-4062607704)

第8巻

(2000-09-04発行、 978-4062607711)

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